hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

今日は居るだけで充分

最初に書いておかねばなるまい。僕(ら)は今年、何回こんなやるせない気持ちになるんだろう。坂本龍一の訃報を聞いてそう思った。思えば昨年12月のテリー・ホールが始まりだった・・・。「芸術は長く人生は短し」。彼が好んだ言葉だそうだ。本当にそう思う。何回でも書くが、彼が亡くなっても彼の音楽は残る。これからもずっと。ご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

今日は新年度初の出勤日だ。お弁当を作ろうと思っていたが眠くて眠くてギリギリまで寝ていた。学校に着いて、8時40分頃には校長から学年が発表され、いつものように「hanami先生は軽業です」とみんなの前で言われる。申し訳ない気持ちで一杯である。

 

そういうわけで、3,4(1クラスのみ),5,6年の社会と2年の書写を担当することになった。持ち時数は昨年度より2時間増えた。各担任とテストやノート等軽い打合せをしたら11時30分くらいになった。今日やらなければいけないことはこれで終わった。僕も大分疲れた。

 

自分の教室に行って、いろいろ準備(と言っても昨年度片付けた物を戻す程度のことだ)をして、昼食をとるとまたしても眠気が襲ってきたので、ヨガマットで少し寝た。何だかいつもの日常が戻ってきたみたいだ。でも今年度はこういう風に気軽に横たわることは出来ないだろうな。(←隣の教室が不登校児対応の部屋になったから)

 

 

 

今日はとにかく学校に居ることだけを目標にしよう(病休明けは定時までいなければいけない決まりになっている)。

 

でも居るだけって難しい。しかしそれをやれてる自分に驚く。腐るほど記事を書く時間があって、まだ630字だよ。その間ただぼぅっとしているだけだ。どうかしてるよ。これは家に帰ってから焦って書くパターンだな。

 

 

今日は4月3日ということは昨日は2日、ギター教室があった日だ。僕は前に高らかに宣言した。「俺はどういうギターを弾きたいのか?それをハッキリさせて、先生に言う」と。できたかできなかったか?先に書いてしまうと。できた。何だか昨年もこんなこと言ってたような気がするが、昨日もちゃんと自分の言いたいことを言い、先生に聞いてもらい、そして同意してもらった。

 

 

「また、考え込んじゃっているんですけど、聞いてもらえますか?」「今自分はどんな風にギターを弾いていきたいのか?そして何を先生に教えてもらいたいのか、ということなんですけど」「一番は曲の最初から最後まで弾き切りたい、ということです」「だから、ホントは今日、ソロの部分を習うことになっていたと思うんですけど、今のところそこ(ソロを習う)は省きたいです」「あとは、1題目と2題目の弾き方が違うんですけど、2題目も1題目と同じパターンで押し通したいと思っています」

 

「例えばイントロのところなんかは是非教えていただきたいと思っているんですけど、あと、こんなのとか(飾りみたいなところ)も、この前教えてくれたアクセントをつけるところも教えてほしいです」「そういう風にお願いすると楽譜通りじゃなくなってくるところもあるんですけど、先生としてはどうでしょう?楽譜通りに教えた方がいいと思われますか?」

 

と言いたいことを一気に喋った。そしたら先生は「hanamiさんがそう思われるんならそれがいいと思います」「メジャーリーガーってみんな打ち方のフォームってバラバラじゃないですか?ギターもいろいろ自分が弾きたいように弾けばいいと思います。もちろんここはこういう弾き方を方がいいよ、というところは教えます」と答えた。

 

「ありがとうございます」「じゃあ早速1回弾いてみてもいいですか?」「分かりました」という風に練習が始まった。

 

 

一通り弾いてみて先生が最初にアドバイスしてくれたところは、最後の「ノーフーチュア―」の箇所だった。

 

「このD→C#→Bmのところは全部パワーコードでOKです」「Dは休符を意識して音をしっかり切りましょう。左の指を軽く上げて右手でもブリッジミュートしましょう」「そうするとメリハリが出ます」「この3つのコードを移動させる時は指を離さないでスライドさせるように弾くとかっこいいです」

 

これだよ、これ。僕がいつも気になってたところは。自分で弾いててメリハリがない、と思っていたので、そうか!と思って張り切って練習できた。

 

それで、「じゃあもう1回最初から弾きましょう」と先生が言いながら後ろを向いてベースを用意した。やった!これなら自分のギターが聴けるし、何より気持ちが盛り上がる。

 

1回弾いてはさらに「ここはミュート気味だといいです」と言う等、僕の頭がパンパンにならないように一つずつ教えてくれた。

 

途中で「hanmiさん、ギターを弾きながら自分で歌えばいいのに」と言われた。「そうなんですよねー、でも今はちょっと無理なんで。歌ってもらいたいな、っていう人がいるんです」「昔はアコギで歌ってたんですけどねー。駅前で」と言うと、「あー。そうだったんですか。その神経が素晴らしい」と誉められた(?)。

 

 

今日のレッスンはどうだったか?楽しかった!楽しかったぜ。アドバイスをくれた達兄ぃ、ありがとうございました。ちょっと先が見えた感じがします。

 

 

さあ、晩御飯を食べるか。

 

 

おやすみ!