僕が今聴いているブライアン・フェリーのアルバムは3枚。「Taxi」「Olympia」「Avonmore」である。「Boys and Girls」(1985)以降どんなアルバムを発表しているか調べてみよう。
「ベイト・ノワール」(1987)
「タクシー」(1993)
「マムーナ」(1994)
「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」(1999)
「フランティック」(2002)
「ディラネスク」(2007)
「オリンピア」(2010)
「ザ・ジャズ・エイジ」(2012)
「アヴォンモア」(2014)
僕は昨年の夏に「ブライアン・フェリーも2000年以降は失速気味だし・・・」とよく調べもせずに書いたことがある。そうしたらJUNさんに「これこれ何言ってるんですか」と窘められた。確かめるとこんなにも(5作品)アルバムを発表していたんだ。そして「ディラネスク」を聴いたんだった。全曲ボブ・ディランカヴァーで占められたこのアルバムはなかなか良かった。
しかし記事を書くまでには至らなかった。僕が悪かったのだろうか。タイミングが悪かったのだろうか。しかしあれから約半年後、今度はキャロル・キングの記事を書いた時にJUNさんから「キャロル・キングの曲をブライアン・フェリーがカヴァーしていてね・・・」とのコメントがあった。そこからだ。ブライアンが抜き足差し足で僕に忍び寄って来たのは。今日から完全に彼の虜になるであろう。まずはさっき書いた3作を心ゆくまで楽しみたい。
3作品の感想は簡単だから先に書いておこう。「どれも一緒に聴こえて最高である」。この一言に尽きる。まるでマーク・ボランみたいだな。ディランのカヴァーをやろうが、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのカヴァーをやろうが、「アメイジンググレイス」をやろうが、オリジナルをやろうが、みんなおんなじなのだ。そしてどれもが最高なのだ。全部にブライアン・フェリー印がついている。これ以上書くことなんて今のところない。
と、あたかも今日金曜日に書いたかのように文章を書き進めているが、実は現在23日木曜日の19時である。祝日のこんな時刻にせっせと明日アップしようとしている記事を書いているのか、お前は。真面目なこった。ああそうです真面目ですよ。でもね、これしかすることがないんですよ。妻とケンカしてしまったもんでね。ヤケクソなんですよ。
あー久しぶりにこんな状態になったな。お互いに譲らないというか何というか。一体全体何が原因なんだい?と興味を持ってくれる方もいるやもしれない。こんな歳になって恥ずかしいもくそもないんですが、他愛もないことですよ。僕の器がちっちゃいだけなんですよ。恥ずかしいけど書きますね。呆れないでね。
僕は毎日一生懸命夕食を作っている。今日もそろそろ作ろうかな、という時に妻が帰ってきて、すぐに日清焼そばを作り出した。17時過ぎのことである。「はぁ?」となる僕。これはちゃんと口で言った。「もうすぐ夕食作るよ」と。妻は「分かってるって。ちゃんと食べるから」と言った。食べ終わったら今度はご飯を温めだした。これも頑張って言った。「いやいやそれはないでしょ。ご飯食べられなくなるよ」。妻は「食べるよ。全部食べる」と言った。
僕は言いたい言葉を飲み込んでご飯を作り出した。そしてまずは「うどんナポリタン」を少量妻に供した。テレビを観ながらもぐもぐと食べる妻。僕はさっきから「ロールキャベツもどき」も作っている。これも出来たので妻に「はい」と言って出したら、「ありがと」と言ったっきり食べようとしない。ヘッドフォンをして寝そべってテレビを観ている。しばらく僕は黙って食べ続けた。しかしどうも釈然としない。スッキリしないので僕は出したロールキャベツもどきをキッチンに戻した。
「どうしたん?食べるのに」と妻は言ったが、僕はもう言葉にする気にもなれなかったので黙っていた。
そこから1時間経った。事態は何も変わってはいない。お互い一言も喋っていない。こうなったら僕も妻も譲らない。僕は黙ってブライアン・フェリーを聴き続けてながら記事を書いている。さて、どうしたものだろう。
こんな時間に寝室に行くのも何だしなあ。何よりこの部屋からどこかに行くと負けた感が出るしなあ。音楽を聴きながらこうやって愚にもつかない文章を書き続けるしか術はないというのが正直なところだ。ああ嫌だ嫌だ。全く自分が嫌になるね。
ほんっと~に久しぶりにケンカ状態になった僕たちであった。そしてふと横になっている妻を見るとなんとスヤスヤ眠っているではないか。これはどうしたって僕に勝ち目はないようだ。今日はもう何も書かないでおこう。
さあ、ここからは今日書く分だ。僕の怒りはどこに行ったのか?そんなものは働いているうちにあっという間に消えてしまった、が答えだ。人間いつまで生きられるのかも分からないんだから伴侶とグダグダ喧嘩なんてしている場合じゃないよね。うん。
金曜日は毎週必ずやって来る勝負の日である。1限目から5限目まで気を抜けない。しかし今日はそのうちの3コマをテストに当てた。これで随分と気が楽になった。まずは1限目。ここが最大の難関なのだが、上手くいったよ。最後に、一番気にかかる子に声をかけて、色んな人を巻き込んで「しりとり列車」をやることができたのは大きな収穫だった。
2限目は6年生でテストだった。前回、漫画について熱く語った児童がいたが、今日は魚を捌くことに命を懸けている男子に声をかけ、その思いを熱く語ってもらった。これもいい感じだったなぁ。友達も暖かく見守りつつその子の話を聞いていた。質問もたくさん出たのでOKだ。
3限目は2番目に気を遣うクラスである。これを乗り切ることができたら今日はOKだ。気合を入れつつ、地図帳を使った作業を中心に授業を進めていったらまあまあOKな感じだった。あんまり高望みするのもなんだしね。
ここから先はもう大丈夫である。4限5限はテストである。子ども達がテストをしている間、こちらもせっせとテストの丸付けをした。たまっていた事務仕事が大分片付いたので心底ホッとした。
そんなこんなで今日は一生懸命働いた。今から石狩鍋を作って妻の帰りを待とう。
ブライアン・フェリーは結局最初の方だけだったな。気合を入れて聴いてまた記事に書こう。まだ曲紹介をする段階ではないかな。
妻との関係はどうなったか?明日書くかもしれない。それにしても日本中、いや世界中が大変だというのにこんな能天気でいいのだろうか?よくないよな。でもまずは妻との仲直りだ。そっから始めないと何もできない。頑張るぞ。
じゃあね、アディオス!