hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

とりあえず、今は静かだ

現在8月5日の午前2時45分。あたりは静かだ。外を見てみると雨は降っていないし、路面も乾いている。氾濫の危機は去ったのか?明け方に雨が降らなければいいのだが。

 

昨日、妻は17時過ぎに帰って来た。どうやら勤務校は避難所にならなかったようだ。帰り道では家のすぐ近くまで道路が冠水していて、ジャバジャバと水を掻き分けながら車を運転してきたと言う。また、ニュースで梯川が氾濫した地域の様子を見た。町の中に濁流が押し寄せていた。車で15分くらいのところだ。濁流にのみ込まれた家は床上浸水しているだろう。親戚の家も昨日の夕方時点で床下浸水していたらしい。祖父(僕の従弟)一人が残って残りの家族を避難させたとのことだ。僕の住む地域はすんでのところで危機を逃れたらしい。

 

これを書いている今も遠くで雷が鳴っている。まだ雨雲は石川付近にいるのだろう。これから土砂災害の危険もある。いずれにしても予断は許されない状況にあることは確かだ。

 

しかし今はブライアン・フェリーを聴きながらこの記事を書いている。昨日は音楽を聴く余裕もなかった。(←当たり前か)

 

「Dylanesque」(2007)というアルバムは、その名の通りボブ・ディランのカヴァーアルバムだ。昔々のソロアルバムでも何曲かディランのカヴァーをやっているが、全編ディランでやれてブライアン・フェリーも嬉しいだろう。初期の曲がほとんどだが、「Make You Feel My Love」という後期の大名曲もやっている。サウンドは元気一杯で気持ちがいい。最初に聴いた時はブライアンの声が劣化しているな、と思ったが段々慣れてきた。

 

それにしても前回の記事でブライアンは2000年代に入って失速気味だとよく調べもしないで書いたのが恥ずかしい。JUNさんにいやいやそんなことないよと指摘され、どれどれと調べたらちゃんと活動しているではないか。すまん、ブライアン。このアルバムは軽快でなかなかいいアルバムだと思うよ。

 

今はとりあえず、ブライアン・フェリーを聴いて心を鎮めよう。あとは運を天に任せるしかない。しかし避難した人達、家に何らかのダメージを受けた人達が今僕の住んでいる小松市に大勢いる。僕達夫婦も被災する可能性はある。それを思うと心が重い。