またまた睡眠事情の話から書いてしまうがお許しいただきたい。
昨日は19時に眠剤を飲んでから夕食作りと洗濯に取りかかった。帰宅してからそれまで何をしていたのか？煙草を吸いながら只々ぼうっとしていた。
食事を作っている最中から「うん？眠いぞ」と思ったが、食べ終えた瞬間から強烈な眠気が襲ってきたのでさっさと布団に入った。20時前だ。
その後すっきり目覚めたら22時30分頃だった。リビングに行くと妻が今まさに夕食を摂ろうとしていた。しばらく妻と仕事の話をしてから、リビングで寝落ちした。その後目覚めると妻はまだリビングにいた。それが深夜0時。再び仕事の話をしてから妻は2階の寝室に行った。僕はそのままリビングで豆柴のユーチューブ番組を観ながらのんびりして、今に至っている。只今午前3時。眠くない。最近の平日の睡眠事情はこんな感じだ。でも、もうひと眠りしないと今日の仕事に差し支える。とか言いながらブログを書いてるんだけど。
BGMはトッド・ラングレンの新譜だ。これがよくて、昨日の料理のBGMにも使わせてもらった（いつもは平沢進が僕の料理BGMである。平沢と料理作りの相性はいい）。
とここまでが朝書いた分だ。この後やっぱり寝てしまった。そうだよな。こんな睡眠状況じゃ眠くなるよな。
さあ、素晴らしいトッド・ラングレンについてちょこっと書こう。もうすぐ睡魔に襲われるはずだから急がないと。
アップルミュージックでトッドの新譜を発見した。10月14日に発表されているので、調べてみると、いろんな記事を見つけた。いいねえ、盛り上がってるんだね。よかったよかった。
ポップミュージックの魔術師トッド・ラングレンが2017年の前作「White Knight」以来5年ぶりとなる最新アルバム「Space Force」を発表した。これは多彩なアーティスト達を迎えた「コラボアルバム」なのだそうだ。当初は2021年に発表する予定だった（すでに先行シングルは4曲配信されている）。
前作もドナルド・フェイゲンやダリル・ホールなど多彩なアーティストを迎えたコラボアルバムとなっていたが、今作は、ほとんどがトッドのオリジナルではなく、他のアーティストによって作られた未完成のデモを基に、トッドと各コラボレイターによって肉付けされる形で完成にこぎつけた。
今作でトッドとコラボレートした人は、エイドリアン・ブリュー、元クラウデッド・ハウスのニール・フィン、リック・ニールセン、トーマス・ドルビー、スティーヴ・ヴァイ、レモン・ツイッグス、アルフィ・テンプルマン、デイヴィ・レーン。そして先行シングルでは、イラク系カナダ人ラッパー、ナルシーとウィーザ―のリヴァース・クオモとスパークスとザ・ルーツとコラボしている。
トッドはインタビューでこう語っている。
「『White Knight』の大半は僕の曲がコンセプトだった。・・・・僕が曲作りでコラボすることは稀だ。でも『Space Force』は他の人の曲がテーマとなってる。僕の役割は、場合によってはグランド・コンセプチャリストというよりアート修復家だった」
「ほとんどすべての曲は、完成することのないデモとして僕のところに来たんだ。だから『Space Force』に収録されている曲は、僕が何らかの形で手を加えない限り、決して聴くことができなかった曲だと考えていいだろう」
「僕はずっとウィーザ―のアプローチの仕方に魅了されてきた。彼らはある意味、エモの創始者だ。『The Tonight Show』でザ・ルーツと共演した時、音楽のゲストがウィーザ―だった。僕は失うものは何もないと思い、廊下でリヴァース（・クオモ）に会った時、«コラボレーションしてみたくないか？»って訊いてみたんだ。彼は承諾し、20ものアイディアを送ってきた」
天下のトッド・ラングレンに「コラボレーションしてみたくないか？」って言われたらそりゃあ、胸が躍るよな。トッドにしても「失うものは何もない」という気持ちで声をかけたんだから素晴らしいよな。しかも「～してみたくないか？」ときたもんだ。この強気の姿勢は是非見習いたいものである。
今のところ捨て曲なしな感じなんだけど。自分で「アート修復家」なんて言ってるけど、ちゃんとトッド印のついたサウンドになっている（と思う）。
ああーこれからこのアルバムを毎日聴くことができるなんて、なんて幸せなんだろう（アルバムジャケットを見た時はちょっとチープな感じがして不安だったがそんなものは吹っ飛んだ）。そうだなあ。帰り道や料理してる時、目覚めた時なんかにいいと思うな。
今日はちょっと激しめのやつを貼り付けておくか。リック・ニールセンとやってる「Stfu」だ。
おやすみ！
