hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

おかえり、ジュリアン

9月10日(土)

 

今日(というか昨日金曜日)は疲れた。とことん疲れた。その結果20時頃には寝落ちしていたっぽい。23時頃リビングで目覚めると妻がもぐもぐと何かを食べていた。僕はというとキッチンに行き、何か食べるものがないか物色していた。そして気づいたらプリッツとくるみレーズンパンを手にしていた。しかし、プリッツを食べている途中で再び寝落ちしていたようだ。そして目覚めたのが午前2時である。体が汗でベトベトしているのに耐えきれなくなったので思い切って起きちゃった。そう言えば妻に「もうそろそろ寝てくれませんか?」と少し強めに言って、妻が「はいはい分かりましたよ。寝ますよ寝ます」と答えたのをかすかに思い出した。また僕は妻にひどいことを言ってしまったようだ。

 

とにもかくにも、シャワーだ、と思い体を起こす。洗濯もして今はジュリアン・レノン11年ぶりのニューアルバムを聴きながら記事を書いている。そうなのだ。ジュリアンが久しぶりにアルバムを出した。これについて書こうと思うのだが、もうちょっと昨日の疲れっぷりについて付き合ってちょうだいよ。

 

昨日は遠足だった。僕は4年生の引率だった。感染対策のため、バスの中での会話は静かに、と厳重に言われていたのでいつものワイワイとした雰囲気ではなかった。可哀そうに、と思いながらも途中で盛り上がりそうになった時は注意した。いつもは授業の合間に休んだりして14時半頃まで頑張っていたが、今日は授業をするわけではないといっても、帰るまで気を張っていなければいけない。無事遠足から帰った僕は自分の教室でただただ横になって体を休めるしかなかった。

 

家に帰ってからはギター教室だ。「今日はホントに行けるんかな。いやいや行かないと!」と思い、重い体を引き摺ってギター教室へ行った。1時間みっちりレッスンを受けて帰ってすぐに夕食の支度をしてウイスキーを飲みながら食べていたら寝落ちしていた、というわけだ。長い1週間も終わった。ゆっくり休もう。

 

夜にビートルズは似合わないな、と思いアップルミュージックに何かないかな、と思ったらジュリアン・レノンを見つけた、というわけだ。早速聴きながらヤフーで検索してみると興味深いニュースが2つかあった。

 

 

9月11日(日)

えーっと、お前は昨日朝早く起きて、せっせと記事を途中まで書いて、その後どうしたんだい?と問われるだろう。やっぱり休日はのんびりしたいよね、ということで、のんびりしていました。YouTubeもいろいろ観たよ。ブランキ―・ジェット・シティのエグイ転調10選とかアコギが凄いブランキ―の曲10選とか。浅井健一は凄いギタリストであり、作曲者であり、こんなバンドは2000年代には現れていないということがよく分かった。

 

さあてと、ジュリアン・レノンに戻るか。興味深いヤフーニュースを見つけたところからだったな。

 

1つ目は、ジュリアンが改名していたことである。

 

ジョン・レノンと呼ばれても自分のことだとは思えない」。つまりはこういうことである。実はジュリアンの本名は、ジョン・チャールズ・ジュリアン・レノンというのだそうだ。つまり「ジュリアン」はミドルネームで、公的な場ではファースト・ネームが使用されるため「ジョン・レノン」と呼ばれ続けてきたそうだ。長らく不快な思いをしてきたが2020年に法的に名前をジュリアン・チャールズ・ジョン・レノンに変更したそうだ。つい最近まで自分のことを「ジョン・レノン」と呼ばれてきたジョン・レノンの息子。その気持ちは誰にも分からない。ビートルズに関わってきた(いる)人たちがビートルズから自由になるには相当長い年月が必要なのだろう。それにしてもきつい話である。

 

2つ目は、例のポールのコンサートに衝撃を受けた、とコメントしていたことである。

 

ジュリアン・レノンポール・マッカートニーが、亡くなった父親のジョン・レノンとヴァーチャルでデュエットしたことに『ショックを受けた』と語っている」「YouTubeで観たんだけど、『えーっ、これに馴染めるかは分からないな』という感じだったんだ」「ジュリアン・レノンはパフォーマンスを通して父親が『甦る』のはつらかったが、グラストンべリー・フェスティバルではこの演出を受け止められるようになったと語っている」

 

これについて補足すると、「ゲット・バック」の監督のピーター・ジャクソンが、「アイヴ・ガッタ・フィーリング」(←ポールとジョンが交互に歌う箇所がある)のジョンのヴォーカルをテクノロジーで取り出して、「ポール、こんなんできましたけど、どう?使ってくれる?」と提案してきた。それにポールがOKを出してコンサートで1969年のジョンと2022年のポール(←高いところを歌うのがもうキツイ)が「アイヴ・ガッタ・フィーリング」を歌う、という演出になったというわけである。この模様を遅まきながら観たが、只の一ファンである僕が観てもグッとくるものがある。これもさっきの話同様にジュリアンの気持ちなんて世界中の誰にも分からないよ、という話である。

 


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アルバムのことも書きたいが、まだ1回しか聴いてないんだよ。でもタイトルは「Jude」である。ビートルズの超名曲「ヘイ・ジュード」の「Jude」だ。「ヘイ・ジュード」はポールがジュリアンを励ますために書いた楽曲だ。しかしジュリアン自身はあの曲に対しては「愛憎半ばする感情」を抱いていたようだ。しかし、「全てを理解できたということなのだ。それを甘受し、自分自身と折り合いをつけたということなのだ」とジュリアンは語っている。そしてアルバム・ジャケットには1974年(11歳頃)に撮影されたという自身の写真が使われている。59歳にして世界で一番手強い相手と折り合いをつけたと彼は言っているのだ。それを聞いたら「分かった。応援するよ」と答えるしかない。

 

アルバムの最初3曲はテーマが大きそう(平和とかそんな感じ?)だけど、4曲目以降は綺麗で穏やかな小品の趣で、そっちの方が僕は好きだ。何を歌ってるのかは分かんないけど。あ、それからこのアルバムを出すまでの11年は色々な事を手掛けていて忙しくしていたらしい。それならいいんだ。病気とかかと思ってたからね。

 

 

 

最後にこれも書きたいな。YouTube千原せいじがどこかの会社の就職説明会のゲスト(新入社員の質疑応答)に出た時の受け答えが素晴らしくて見入ってしまったことについてだ。思いつく限り書いてみよう。どれも質問に対して即答していたことが印象に残った。

 

 

Q:生きていくうえで大切にしていることは? 

A:「無理しない」「こだわりを持たない」こと。「こだわりあったら自分の成長を止めるからね」

 

Q:合わない人との接し方は?

A:「適当」「そいつのええとこだけ見たったらわりかし楽やで」「人生において影響力を持ってるやつに出会うなんてそんなにない」

 

Q:落ち込んだ時のリカバリー方法は?

A:「基本嫌なことは忘れるって決めてる」「失敗って日本人てさ、引っ張って引っ張って反省するのがいいってことちょっとない?」「失敗したら謝るっていう訳の分からん日本のルール止めてくれ」←メジャーで活動していた時の城島選手の言葉を引用していた

 

Q:売れる人成長する人の違いは?

A:「頑張ったからどうとか努力したからどうとかってあんまないよね」「頑張ったからいいという言葉は好きじゃない」「『努力は実る』みたいな(の、)あれ嘘やからな」「(でも)努力はせんなあかんで。そこが難しい。(つまり)間違わへん努力をしてほしんですよね」「自分に合った努力をしてほしい」「失敗は前に進もうとしていることやと俺は思う。悪いのは何もしないこと」

 

ぜひ、本人に来ていただいて教室で授業をしてもらいたいものである。

 

 

よーし。書けた。書きたいことはまだあるんだけど、少しずつ小出しにしていこう。今日は以上。See You!