hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

夏眠生活が始まった

目覚めはいつもと同じように深夜の1時半だった。リビングに行って目を瞑るといつの間にか眠っていた。結局目覚めたのは4時半。いつものようにコーヒーを淹れ、音楽を聴いているうちに妻が寝室から下りてきた。ここまではいつも通りだ。でも朝食の時から様相が変わった。知らないうちに妻と会話しているではないか。そんな自分に少し驚きながら妻を見送った。さあ、これからどうする?そうだ、カレーを作ろう!夏野菜カレーを作るのだ。

 

ココ壱の「チキンと夏野菜のカレー」を愛している僕は、それに倣って作ろうと思った。野菜は、茄子、アスパラ、オクラ、ミニトマトかな。まだスーパーは開いていないので、玉ネギを炒めておこう。

 

1時間ゆっくり炒めた後、早速スーパーに行く。上記の野菜、カレールゥ、にんにく、りんご、鷹の爪、カットトマト、鶏肉等を買った。鶏肉を炒め、玉ネギを入れてしばらく煮込む。灰汁を取ってからカットトマトを投入する。なすやアスパラってどうするんだろう?と思い調べてみると、茄子はどうも素揚げした方が美味しいようだ。アスパラとオクラは軽く茹でてから入れるとして、うーん茄子か・・・。レンジで焼くか。ちょっと保留にしておこう(カレーを作りながらブログを書いている)。

 

カレーの作り方を調べていたら、ビートルズの「ゲット・バック」発売の知らせも目に入ってしまった。13日だって。あー、もう困るな。フィアット関連でいろいろ散財しているというのに、また欲しいものが出てくる。欲しいけれど、ここはひとつ保留しておこう。さて、キッチンに行って様子を見てくるか。

 

 

 

というわけで、あっという間に18時である。弱ったものだ。午前の勢いはどうしてしまったのだろう。カレーは作った。味に納得もした。なのに気持ちが全然盛り上がらない。平沢進をBGMにしたせいかな。

 

でも今日は朝、ルンバをかけた。カレーを作った。床の気になる汚れを落とした。これでよしとしようじゃないか。先はまだ長い。落ち込んでいる場合じゃない。

 

平沢進の口直しというわけではないが、ニール・ヤングの新譜を聴いてみた。クレイジー・ホースとの作品なのでまた轟音かな、と思っていたが1曲目は静かに始まったので、ぼうっとしていると、2曲目からちゃんと轟音だった。でもかっこいいぞ。この勢いで最後まで聴いちゃった。

 

 

検索してみると、だいぶスクロールしてやっとこのアルバム「トースト」の情報を見つけることができた。なんでも2001年にレコーディングしたものの、お蔵入りにした作品だということだ。説明文によれば「激しいテンションによるヘヴィで、行き詰まった、弾けんばかりの作品」と評されている。

 

彼自身以下のようにコメントしている。

 

「他のアルバムとは違って、『トースト』は悲しくて出すことができなかったんだ。あのアルバムをなかったことにして、別のアルバムをやることになった。2001年の時点では手に負えなかったんだ」

 

その後、何だか暗い話(ある恋愛を描いたもの。特に破局のわびしい瞬間を記録したものだと言っている)をして、「これらの曲を忘れて、頭から消し去り、自分の人生を暮らすことになった」と語っている。

 

うーん、何を歌っているのかは分からないが、確かに切迫した歌い方である。と言ってもニール・ヤングはいつでもどこでも切迫しているけど。それにしても21年前の作品とは思えないほど違和感がない。というか、僕が21年間彼の新譜を聴いていないだけか。

 

これも平沢同様あんまり熱心に聴かない方が今の僕にはいいのかもしれない。

 

ご飯も食べたことだし、映画「ゴールデンスランバー」でも観て、気持ちを緩めよう。