冬眠日記その13 ~名前をつけてやる…いいタイトルだなあ~

僕のアルバムの聴き方は僕の映画の観方と似ているかもしれない。いや、おんなじだと思う。説明する前に眠剤を飲んでおこう(只今10日19時3分)。時間との勝負である。

 

えーっと、映画の観方か。これは前に少し触れたぞ。勝負は最初の10分間である。その10分を面白く観ることができると大概の場合、最後まで楽しく観ることができる。しかし、この関門をクリアするのはなかなか難しい。10分観て「ダメだ」と思ったらもう一切観ないので、僕は映画に関して随分損をしているかもしれない。観るのも体力が必要になったということだ。

 

そして、今度は印象深いシーンを繰り返し観る。もしハードディスクに録画しておいた作品なら、結局お気に入りのシーンだけ残して後は思い切って消去する。そうして再びそのシーンを繰り返し繰り返し観る。このような作品は現在13ある。「愛と哀しみのボレロ」18分。「ブラック・レイン」29分。「THIS IS IT」8分。「20世紀少年〈第1章〉」8分。「20世紀少年〈最終章〉」17分。「8 Mile」17分。「ラブソングができるまで」20分。「ドラゴン危機一髪」16分。「ドラゴン怒りの鉄拳」25分。「最後のブルース・リー ドラゴンへの道」31分。「死亡遊戯」20分。「燃えよドラゴン」45分。「リンダ リンダ リンダ」24分。結構あるな。

 

しかし、どうしても消去できない作品もある。クリント・イーストウッドの諸作品、「未来少年コナン」の好きな回、「ベルセルク」3部作などはどうしても最初から観始めて、結局最後まで観てしまう。

 

それでは急ぎ足で、音楽の方にいこう。映画の10分という関門は、まあ1曲目2曲目だな。これを無事クリアしたらあとはするすると聴くことが多い。そして何回か聴いてみてお気に入りの曲を探し出し、その曲でプレイリストを作ってひたすらブームが去るまで繰り返し聴く、ということが多い。おっと、10曲40分くらいなら尚更好感を抱くぞ。

 

それで今何を聴きながらこの記事を書いているのかというと、驚くなよー、スピッツである。どうだ、参ったか。スピッツの2作目「名前をつけてやる」(1991)をフラっと聴き、そのまま最後まで聴くことができたので、今2周目に入っているところだ。何故スピッツか?きっかけはどーでもいいことだが、ラーメン屋さんの有線でスピッツがかかっていて「ああ、いいなあ」と思ったからだ。お前は今日ラーメン屋に行ったのか?一体何時に?と問われれば「昼」と答えざるを得ない。「仕事は?」「・・・休んだ」である。昨日から僕は頭がパンパンになり、今日1日休ませてもらったのだ。授業をすっ飛ばしたのはこの3年で初めてだな。朝は「これではいけない」と思っていた僕だが、1日を終えようとしている今「今日休んでよかった。頭の中が空っぽになるまで動いてすっきりしたよ」と思っている。

 

いろいろしたよ。書いてもいいかな。この地方で一番大きなショッピングモールに行った。古いコートの腕の部分の修繕を依頼しに行ったのだ。広かったなー。人もいっぱいいた。その勢いでラーメン屋に行った。まだ、お腹がもたれている。そして洗車だ。まだあるぞ。車屋に預けておいたタイヤを取りに行き、iPhoneのフロントのヒビを直してもらい、すのこを買い、フィアットに似合う匂いを探しにオートバックスに行った。そして家に帰ってきてパソコンに向かっているというわけだ。

 

それでスピッツの話だ。ラーメン屋さんでかかっていた曲を探したが、どうもこれなのかな?という曲が見当たらない。仕方がないのでアルバムを見ていたら「名前をつけてやる」を見つけた。「ああ、俺、このタイトル気になっていたなあ」と思った僕は早速聴いてみた。できるだけ何気なく聴いてみた。そうしたら1曲目は見事クリアだ。気がついたら最後から2番目の「恋のうた」まできている。これはなかなか今の僕に合っているなと思った。11曲39分。ベストである。3周目にいくか。そろそろお気に入りの曲も分かってきたぞ。

 

 

あれっ?前回永野の本にえらく感動していたじゃないかと思ってくれた方。ありがとうございます。読んでくださったんですね。そうなんですよ。聴きましたよ。プライマル・スクリーム。なんじゃこりゃ、と思いました。何でこんなにコロコロ音が変わるんだ。おじさんには意味が分からんぞ。次。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン。カッコイイじゃん。ギターもヴォーカルも。でも3曲目から疲れてきたよ。おじさんは胃もたれするんだよ。ザックよ、そんなに怒ってばかりでどうするの?次。メタリカ。重いビートって書いてあったな。これか。うーん、今日はちょっとやめとこうかな。

 

僕が唯一曲を止めなかったのは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズだった。これはいい。いいんだけどね、昨日精神科に行った時、ツェッペリンのライブを聴いていたんだよ。それに感動した僕は、レッチリには悪いけど、「ツェッペリンを聴いてりゃいいか」と思ってしまったのだ。すまん、レッチリ

 

思うに、永野と僕はおよそひとまわり歳が離れている。その分彼は青春時代を思いっ切り90年代ロックに浸ることができたのだろう。90年代ロックに対するエネルギーが違う。「だるいぜ」とか歌っていそうなグランジも僕には体力がいるんだ。その差が面白くもあり、残念でもある。まあ、これからも続けて聴いてみるけどね。それこそ映画の10分の関門を突破できないグループはたくさんいるだろうけれど、いっこ見つけたらめっけもんだ。

 

そうそう、スピッツの話だった。草野マサムネエレカシ宮本浩次を初期の頃から大変尊敬していたらしい。ブルーハーツにも影響を受けたとコメントしていたような気がする。そんな彼(ら)が生み出したサウンドがこれだ。まずシャウトしない、しかも高い声をもってして草野は武装する。バックのサウンドは、アップルミュージックの解説によると、ギターの三輪テツヤのギターがUKロック、それもシューゲイザー寄りのサウンドがのびのびとなっているのが印象的だそうだ。シューゲイザー。調べた方がいいんだろうか。僕の頭の中では「轟音ギター」と明記されている。まあ似たようなものだろう。しかし僕は轟音ギターは好きじゃないな。

 

やはり草野マサムネの声を最大限にフィーチャ―した曲が好きだ。そんな曲からは何となくザ・ブーム宮沢和史の匂いもしなくもないんだけど、どう思います?奥さん。万人が名曲と認める「ロビンソン」風味の曲が一番ヴォーカルが映えると思うんだけど。そうなると、このアルバムから僕が選ぶ曲も絞られてくる。要はギャンギャンギターが鳴っていない曲だ。

 

実はスピッツは僕のiPhoneに結構な数の楽曲が入っている。誰か(あいみょんとか)の推薦曲を参考に取り敢えず入れておいたのだ。その曲達も聴く必要があるな。

 

 

現在20時。1時間頑張って書いてみたぞ。有線よ。スピッツを流してくれてどうもありがとう。

 

 

そうだ。スピッツは現在のJポップシーン中で立派に闘っている稀有なバンドだと思う。