hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

夏眠日記その31

僕は今、混乱している。というのも僕の書いた記事が、ロッキングオンの「音楽文」に掲載されていたからだ。

 

「音楽文」とは、「音楽を愛する書き手と読み手が出会う投稿サイト」(音楽文のサイトからの引用)である。「音楽文サイト」に思い思いに書いた自分の文章を投稿する。そしてそれらの文章はその日のうちにロッキングオンのスタッフに読まれ、選ばれた数点の作品が20時にアップされる。その中から特に優れたものに月間賞が与えられる。という昔のロッキングオンの読者の投稿を彷彿とさせるものである。

 

その「音楽文」に僕の記事が掲載されていたのである。僕は確かに2回投稿したことがある。それぞれ平沢進トモフスキーについて書いたものだ。しかし「音楽文」には「ポール・マッカートニー」について書いた文章が掲載されている。

 

確かに彼についての記事はこのブログに書いた。調べてみると書いたのは、昨年末の12月21日であった。音楽文には12月23日に掲載されている。そしてタイトルが変えられていた。僕が付けたタイトルは「マッカートニーⅢだ!」である。音楽文では「40年ぶりのマッカートニー」となっている。副題もつけられている(「コロナと対峙したポール・マッカートニー」)。ハンドルネームは「hanami1294(54歳)」になっている。記事本文は全部僕の書いたものだ。

 

「お前、応募したのを忘れたんじゃないか?」と言われそうだ。僕も「えっ?応募したんだっけ?」と思ってしまった。しかし、こんなタイトルや副題を僕がつけるわけがない。それに「hanami1294(54歳)」の年齢のところも気になる。

 

そもそもどうしてこのことに気づいたかというと、昨夜何気なくGoogleで「hanami1294」を検索してみたところ、検索結果の中に「hanami1294―音楽文powered by rockinon.com」というものを見つけたからだ。何だろうと思って開くと、僕の書いたポール・マッカートニーの記事が載っていたというわけだ。

 

結論を言うと、これは誰かが僕の書いた記事をコピペして「音楽文」に応募したものである、としか考えられない。どうしてこんなことをするのだろう。というかこんなことってよくある話なのかな。何となくモヤモヤしている。

 

きっと調べると誰が何をしたのか分かるんだと思うけれど、まあそんなスキルもないし、いいか。それにしてもこの記事には235の反応(いいね、など)があった。これは一応嬉しかった。だったらこっちも読んでくれよとも思った。

 

何だか釈然としないが気を取り直して今日一日を始めよう。

 

 

 

ここまでは朝に書いた文章。今から夕方の部、スタートだ。

 

 

昨日、(これも)何気なく「カセットテープ・ミュージック」を観た。この番組は「80年代にカセットテープで聴いていたあの名曲。マキタスポーツとスージー鈴木の『音楽好きおじさん』が独断で熱く語ります」というもの。時々蘊蓄話も出てきて僕は結構この番組を気に入っていた。大分前に放送されたものを観たら「ディスコ/ダンスミュージック特集」だった。

 

その中で紹介されていた「♪ソウルこれっきりですか」(歌謡曲の有名なのをディスコ調にアレンジして繋げた曲)を聴いて、「そういえばスターズ・オンってなかったっけ?」と思って早速調べてみたのが昨日の夜のことである。

 

ウィキによると「スターズ・オン45(Stars on 45)は、1981年にオランダで企画された、人気アーティストのメドレーを試みた音楽プロジェクト云々・・・」とある。1981年か。僕がまだロックを聴き始めたばかりの頃だ。ビートルズのメドレーが流行った記憶がある。しかし熱心にビートルズを聴いていたわけではなかったのでスルーしたんだな、きっと。どうもその後、アバ、スティーヴィー・ワンダーローリング・ストーンズなどの曲もメドレーにして作っちゃったらしい。声もそっくりの声質の歌手を探して歌っているって。アップルミュージックで検索開始して聴いてみた。

 

どうも最初に出た(ビートルズはパート2もあるのだ)のは初期の作品を多目に取り上げているっぽい。「ノー・リプライ」が最初の方に出てきたときはびっくりしたよ。しかもジョンっぽい声じゃないか。ポールの声も似ている(ドライブ。マイ・カー)。ジョージの声は似ていない。

 

ディスコ・ミュージックは嫌いじゃないし、こういう試みも面白く感じる。でも10年に1回聴けばいいかな。その1回はとても盛り上がると思うよ。ビートルズって80年初頭はいじられキャラだったのかな。この調子で、アバのもスティーヴィー・ワンダーのもストーンズのも聴けた。(ミック・ジャガーも似ていた)

 

 

 

今日のことを書こう。あんまり目新しい行動はしないのでまたか、と言われると思うが・・・。えーっと、本屋に行ってきました(このご時世、本屋に行くのも命がけだな)。もちろん本を買ってきました。ロックのカタログ本です。あと今月のロッキングオン(プリンス特集があった)も買いました。懲りない奴だなと思われるかもしれない。自分でもそう思う。

 

カタログ本は「教養としてのロック名盤ベスト100」と「教養としてのロック名曲ベスト100」(どちらも川崎大助著)の2冊だ。「いよいよロックも『教養』か?」という気持ちと「川崎大助って昔ロッキングオンに投稿してたよな?」と思ったのもあって購入してみた。しかし「教養」ねえ。昔、中島らもは「『教養』とは定年後にヒマつぶしできるものをいかに持っているか、ということを指す」というようなことを言っていた気がする。

 

 

そう思うと、「教養としてのロック」もアリ、か。僕にとっては。仕事を辞めてもロックを(聴くのを)辞めないんだから。

 

というわけで、朝から「ロッキングオン」に振り回された?日ではあった。