ヒロトとマーシーよ。もっと自覚してくれ。自分たちの作ってきた楽曲がどれほど多くの人達を勇気づけたかを。そしてもう一度2人の手で演奏されることをどれほど多くの人達が待ち望んでいるかということを。ザ・クロマニヨンズとして前を向き続けるのもいい。あの2人らしい。でも聞くところによると、今年はブルー・ハーツ結成35周年らしいじゃないか。あんなに素敵な楽曲をずっと演奏しないなんてどういう心算だい?
1995年に解散してから25年。その間「リンダリンダ」は1度もヒロト、マーシーによって演奏されずに今日に至っている。こんなこと世界中見渡してもないぞ。ツェッペリンだって、何年かに一度渋々「天国への階段」をやっていたぞ。
ザ・ハイロウズにしたってそうだ。「14歳」がライブでもう演奏されないのは犯罪的だ。
別にザ・クロマニヨンズを解散しろと言っているわけではない。ブルー・ハーツのメンバーが(つまりドラムとベースが)いなくてもいい。とにかくどんな形でもいいから「リンダリンダ」や「すてごま」を演奏してくれよ。
と思っている人が大勢いるだろうということを言いたいのだ。僕も勿論そのうちの一人だ。
どういう形にしたいのかは分からないけれど、きっと2人は2つの偉大なバンドの「まとめ」の仕方を考えている、はずだ。きっと。いやいやあの2人のことだからちっとも考えてなかったりして。そっちの方が彼ららしいのかな。
とにかく僕は、今のヒロトとマーシーがやる「リンダリンダ」等の名曲を聴きたいんだ。そこらへんは遠藤ミチロウを見習っていただきたい。←エラソーだな、俺