チープ・トリックを侮ることなかれ

チープ・トリックは、1974年に結成されたアメリカのロックバンドである。オリジナルメンバーは、ロビン・ザンダー(ヴォーカル)、リック・ニールセン(ギター)、トム・ピーターソン(ベース)、バン・E・カルロス(ドラムス)の4人。50年経った今でもどこかのライヴハウスできっと演奏を繰り広げているはずだ。

 

 

長い歴史の中、メンバーの脱退、不和もあり、活動期間中のメンバーは流動的である。ずっとグループに所属していたのはリック・ニールセンだけじゃないかな。でも今はまあオリジナルメンバーでやっているようだ(ドラムスはコンサートには参加していない模様)。

 

 

彼らの全盛期っていつなんだろうって考えたときにいくつか考えられた。ということは息が長くて、盛り上がった時期が何回かあったということかもしれない。

 

 

まず僕が考えるチープ・トリックの全盛期を書いておこう。それはアルバムで言うと「ドリーム・ポリス」と次作「オール・シュック・アップ」の2枚だ。しかし世間ではそう考えない人もいる。

 

 

というわけで、まずはディスコグラフィを書きつつ軽くコメントをしていこうと思う。

 

 

「チープ・トリック」(1977)

「蒼ざめたハイウェイ」(1977)

「天国の罠」(1978)

セカンドアルバム、サードアルバムの頃は、「ミュージック・ライフ」が目をつけてて特集ばかり組んでいたような気がする。表紙がチープ・トリックかジャパンばかりだったような気もしてきた。「ミュージック・ライフ」のチープ・トリックブームはベースのトムが一時脱退するまで続いていた。3枚ともいい曲はあるが、音がしょぼい感じがするのは僕だけかな?

 

「at 武道館」(1978)

これは後に「武道館ブーム」を引き起こした盤。「武道館でライヴアルバムを出すと売れるぞ」と世界が色めき立った。今聴いても迫力があって素晴らしい。前作までのいい曲が甦っている。僕はラジオ番組「サウンドストリート」でこのアルバムの存在を知ったと思われる。後に「at 武道館完全版」が発表される(未聴)。

 

「ドリーム・ポリス」(1979)

シングルの「ヴォイシス」から聴いたはず。その後アルバムの一部をこれまた「サウンドストリート」で紹介していた。A面1曲目のタイトル曲にまず痺れた。

 

「オール・シュック・アップ」(1980)

このアルバムの直後だったかな、直前だったかな?EPが発表される。1曲目の「デイ・トリッパー」はすんばらしくかっこいい。

 

「ワン・オン・ワン」(1982)

うーん、聴いてない・・・っていうかその後も聴いてない・・・

 

ネクスト・ポジション・プリーズ」(1983)

ネクスト・ポジション・プリーズ」・・・なんとも切ないアルバムタイトルである。

 

「スタンディング・オン・ジ・エッジ」(1985)

「スタンディング・オン・ジ・エッジ」・・・いよいよ追い詰められてきた感がある

 

「ザ・ドクター」(1986)

 

「永遠の愛の炎」(1988)

 

・・・あとはよく分からないが、延々と続くので省略

 

 

全盛期の話だった。これは3回考えられる。1回目は「at 武道館」、2回目は僕が思う「ドリーム・ポリス」「オール・シュック・アップ」期、3回目は「永遠の愛の炎」だ。考えてみると長く続けてきたバンドで3回も全盛期を考えられるなんて幸せなことかもしれない。まあ、1978年から1988年までの10年間の話だけど。

 

 

「ドリーム・ポリス」は、まず曲が素晴らしい。どの曲も水準を上回ると言ってもいいかもしれない。長い曲が2曲入っているが、これも素晴らしい出来だ。長い曲でも飽きないっていうの?延々と聴いていたい曲ってあるじゃない。もちろん短い曲の出来もいい。昨年レコード屋でこのアルバムを発見した時には迷わず買った。

 

 

「オール・シュック・アップ」は、ジョージ・マーティンジェフ・エメリックというビートルズと仕事をした人と組んだ作品。これも最近購入して聴いてみたら知ってる曲が何曲もあった。曲がいいのは全アルバムと変わらないけれど、音に迫力がある。これからも聴き続けるであろう1枚である。

 

 

よって僕はこの2枚が発表された時期をチープ・トリック全盛期だと考える。でも巷ではきっと「永遠の愛の炎」の方が評価が高いんじゃないかな。なんてったってシングルは全米1位と4位獲得だからね。リック・ニールセンは外注の曲ということもあって不服だったみたいだけど、一番売れたのは事実だ。

 

 

こういうバンド(適度にハードで適度にポップ)はいるようでなかなかいないと思うので侮ってはいかんと思うのですよ、奥さん。気が向いたら聴いてみてね。


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今日も午前5時半に家を出て、ウォーキングをしてきた。7時過ぎに帰ると勿論家に妻がいた。いろいろ喋っていたけれど、ふと思いついて「今から福井の魚市場に行かない?そこでおいしい魚料理を食べよう」と提案してみた。

 

 

妻はその提案に食いつき、10分後には家を出ていた。僕としては珍しく車中は音楽をかけずに妻との会話に終始していた。意外なことに妻はとても嬉しそうだった。そうか、こういう人並なことを喜んでくれるんだと思った次第である。

 

 

帰り道は今度あそこに行こう、いやいやあそこももう1回行ってみたいなどという他愛もないことを話し合っていた。この分だと2学期初の土日は上手くいきそうである。

 

 

 

それでは。