hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

「クリムゾン・キングの宮殿」VS「太陽と戦慄」

只今18時30分。さあ、集中して書くぞー。

 

僕が持っているキング・クリムゾンのレコードは「クリムゾン・キングの宮殿」「ポセイドンのめざめ」「太陽と戦慄」「暗黒の世界」の4枚である。

 

第1期キング・クリムゾン「レッド」まで)は、初期、中期、後期の3つに分けられることになるかと思われる(早速異論のある方もおられるやもしれない)。

 

初期

クリムゾン・キングの宮殿

「ポセイドンのめざめ」

中期

リザード

アイランズ

後期

「太陽と戦慄」

「暗黒の世界」

「レッド」

 

である。どうだろう?妥当かな。言い忘れていたけれど、ジャズ同様このグループも僕は超初心者である。そこんとこよろしく。

 

 

中期と勝手に位置づけしている作品を聴いてないのも痛いが、最高傑作という声も聞こえる「レッド」が未聴なのがもっと痛い。しかし僕としてはタイトルにある2作は彼らを語るうえでは外せないという思いから対決方式にさせてもらった。どっちが勝つんだろう?

 

 

クリムゾン・キングの宮殿

・21世紀の精神異常者

・風に語りて

・エピタフ

・ムーンチャイルド

クリムゾン・キングの宮殿

 

「太陽と戦慄」

・太陽と戦慄パートⅠ

・土曜日の本

・放浪者

・イージー・マネー

・トーキング・ドラム

・太陽と戦慄パートⅡ

 

どちらも全45分ほどのアルバムである。

 

 

実は今日は少し早く帰ったので、平日だけどプログレでいこう、と思ったんですよ。そこから「だったらクリムゾンかな?」と思い、「太陽と戦慄」を久しぶりに聴いて、「暗黒の世界」も聴いて、「よしっ、記事を書こう」と思い立った。でもこのままでは不公平だと思い、今は「クリムゾン・キングの宮殿」を聴きながら記事を書いている。(書きながらだが、かなり集中して聴いている)

 

 

うーん、いいですなぁ、「21世紀の精神異常者」。一発目にこのイントロを聴くとやはり燃える。中盤のインストゥルメンタル部分(実は一番気に入っている)はジャズに寄せて演奏しているのかな?だとしてもこの曲は明らかにロックナンバーだ。いきなり終わってほのぼのナンバーの「風に語りて」に入るのもいい。少しほっとしながら(歌詞の内容は知らん&ほのぼのナンバーだけどドラムが好き)聴いていると、荘厳なイントロが流れる。「エピタフ」だ。

 

 

これもたまらん。ずっとイントロだけ聴いていたい。けど、歌に入るとそれもいいんだよなあ。ヴォーカルはグレッグ・レイクだっけ?声質が好きだなあ。早くサビが来ないかなあ。このベタベタなサビが最高。あと、俺結構このアルバムのドラムが好きかもしれない。いやいやメロトロンの響きといいロバート・フリップのアコギといい素晴らしいですなあ。永遠に聴いていたい曲である。ここでA面は終了。A面に点数を付けるとしたら100点満点、いや、それ以上である。

 

 

B面は「ムーンチャイルド」から。これもしっとりとした歌い出しで期待を持ってしまう。いいよ、うん。このまま無理に盛り上げなくてもいいからずっと続けてくれ。

 

 

うん?あれれ?どうした?何だかよく分からないインストゥルメンタルパートに入ったぞ。もしかしてあれか?これが「プログレの壁」とでも言うべき退屈パートなのか?これはどうしたものだろうか。ここまで快調に記事を書いている僕の手が止まってしまうほどの退屈さだ。果たしてこのパートに意味はあるのだろうか。

 

 

体感で5分以上は過ぎている。しかしまだ変ちくりんな演奏は続いている。ここはひとつ煙草を吸って気を落ち着けるしかなさそうだ。あー早く終わらないかなー。

 

 

煙草、吸い終わっちゃったよ。

 

 

終わった!そしていきなり「クリムゾン・キングの宮殿」が始まった。こ~れは期待が持てる始まりだ。

 

 

最終曲に相応しい大柄な曲だ。「ムーンチャイルド」の後だけに、メロディアスに聴こえる。これもドラムが好き。それにしてもこのアルバムでロバート・フリップのギターはあんまり活躍していないように思える。でもよかったよかった。これは大団円の終わり方である。

 

 

B面だけで点数を付けるとすると?うーん・・・微妙なところですな。

 

 

というわけで「クリムゾン・キングの宮殿」を聴きながら記事を書いていたら19時30分になろうとしている。大変だ。眠剤飲まなきゃ。夕食作らなきゃ。

 

 

「太陽と戦慄」までいかなかったじゃないか。実は「太陽と戦慄」を久しぶりに聴いて(さっき書いたか)、至る所で戦慄する箇所があったのだ。それを書くのはまた次の機会ということにしよう(しかし最後の曲はまだ続いている・・・ちょっとしつこいな。いや、これこそプログレなのだと納得しよう)。

 

 

じゃあ、名残惜しいけれどこれで終わります。薄味でごめんね、プログレファンのみなさん。