hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

仕事も兼ねたブログ活動 その2

今日、無事授業を終えることができた。毎年「できるのか?授業を?」と書いて、「できたよ!」と次の日に書いている。きっと来年も書くだろう。再来年は書かないだろう。それでいいや。

 

 

さあ、昨日書いた「自由進度学習を始める前に伝えたいこと その2」と「その3」も掲載しちゃおう。「その4」以降は今週半ばに書ければ嬉しい。おっと、そう言えば校長に訊いたんだった。「1級外としてこういう文書を出していいものですかねぇ?」「もっちろんよ!出して出して!」(←派手なことが好きなのだ)「じゃあ赤を入れて下さい」と言い残し校長室を去った。

 

 

しばらくして校長が僕のところに来て「これでいいと思う。私、持っててもいい?」と言われた。これで好きなことが書ける。

 

 

 

 

「自由進度学習を始める前に伝えたいこと その2」

 

「自分のアタマで考えよう ~自己学習力を身につけよう~」

 

みなさんが生きていく未来。これからは今以上に、自分にとって何が必要かを自分で考え、自分で選び、その結果を受けて、自分からレベルアップする力が求められます。もちろんhanami先生にも求められています。

 

そのために必要なのが「自分で考えて、自分で選ぶ力」、つまり「自己学習力」です。こう書くと「何だかむずかしそうだな」と思う人がいるかもしれません。例えばこんなのはどうかな?

 

丸付けの力を身につけよう・・・ポイントは3つです。

 

1:きれいに

〇がきれいであること。雑な〇、グニャっと曲がった〇では、見た目が悪く、やる気もわいてきません。ていねいに学んでいくためには、ていねいな〇から始めよう。

 

2:正しく

間違っているのに、〇をしている。これではいい具合に成長していくことはできません。答えをよく見て、一つ一つ丸付けをする力をつけましょう。せっかちな人は注意。自分をレベルアップさせるためには「いい方向」が重要です。

 

3:直しが上手

「レベルアップがない人」の特徴は、失敗のとらえ方がまずいことが原因です。失敗をした時に「落ち込む」、もしくは「失敗しちゃった・・・」で終わってはいけません。×を付けるだけでは、あなたのレベルアップはありません。なぜ間違えたのか?どんな行動をしたらいいのか?定着するにはどうしたらいいのか?を自分のアタマで考える人ほどレベルアップします。

 

先生は今回「レベルアップ」という言葉を5回使ったけれど、この言葉が「その1」で書いた「幸せ」につながると思っています。どう?「丸付け名人」=「自己学習力がある人」だとやれそうじゃない?

 

 

 

 

 

「自由進度学習を始める前に伝えたいこと その3」

 

「自分のアタマで考えよう ~問いを立てる力をつけよう~」

 

勉強の始まりは「問い」を立てることです。「問い」がない人の勉強への向き合い方は常に「受け身」です。例えば、そうだなぁ~、3年の理科の勉強で、先生が「今日は、外に出て春を探しましょう」と言って授業が始まったとします。

 

問いがない人

・ひまだな~   ・つまんない   

・〇〇さんとおしゃべりしよう→先生に注意される→勉強がつまらなくなる・・・

 

問いを立てる力がある人

・どうして花びらの形はちがうのかな?

・葉っぱの形がギザギザしているのと、丸いのがあるのはなぜ?

・広がっている松ぼっくりととじている松ぼっくりがあるのはどうして?

 

 

「問いを立てる力がある人」は自分の中から「なんで?」「ふしぎ」「調べたいな」と好奇心がわき出てきます。見たものを「勉強へと変換(へんかん)」できるのです。くり返しますが、勉強の始まりは「問いを立てること」です。

 

 

でも、hanami先生は知っています。もうみなさんには十分「問いを立てる力」があることを。4年生、5年生の時の社会で先生が「これから勉強したいことは?」と学習の最初の時間にみんなに聞いたことが何回かありました。

 

 

「考えにくい時は『ど』から始まる言葉で考えるといいかもよ」「例えば『どうして・・・』『どんな風に・・・』『どうすれば・・・』って考えるといいよ」と言ったのも覚えているな。そしたらどのクラスからも実にたくさんの「問い」が生まれてきました。その力をこれからも使い続けて、さらにみがいていってほしいと思っています。

 

 

そしたら勉強を「やらされてイヤイヤやる勉強」からぬけ出す第1歩になると思うよ。

 

 

 

 

 

取り敢えずタイミングを見て、5,6年に「その1」を配るのだ。勝負はそこからだ。

 

 

 

今日は忙しい。昨日作れなかった「みょうがの肉巻き」と「ヤングコーンのガーリックシュリンプ」を作らなければいけない。

 

 

 

首尾よく夕食を作ることができたぞ。ああ、忘れないうちに書いておこう。2学期の学校にはマスク文化というものは消え失せていた。大人も子どももだ。暑いからねぇ。僕は今年中にインフルエンザかコロナに罹ることを覚悟した。

 

 

 

じゃあね!