hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

ド素人がバイワイアリング接続に挑む

「1つのスピーカーに対して2組のケーブルを接続すること」をバイワイアリングと呼ぶ。な~んて知ったような書き方をしたけど、つい先日初めて知った言葉である。今日は半日をそれに費やした。

 

 

何で知ったかというとメルカリでスピーカーをあれこれ調べているうちにスピーカー端子の写真に4つの端子があることに遅まきながら気づいたからだ。あれっと思い、説明を読んだら「バイワイアリング接続」という言葉が出てきたのだ。ネットで調べてどういう接続の仕方なのかが分かった。

 

更に「実際の聴感上のバイワイアリング効果ですが、空間が広く開放的になったり、ボーカルが明瞭で聴きやすくなったりなどさまざま」「やはりトゥイーターからの再生音がよりピュアでナチュラルになるのは体感できる」と書かれている。これはやらない手はないでしょ?

 

 

B&Wのスピーカーには当然4つの端子がある。トゥイーターとウーファ―それぞれに専用の端子があるということだ。僕の使っているアンプの方は、出力端子は1系統だけだ。これでできるん?と思っていたけど、調べたらできそうだった。僕はちょいとお高めのスピーカーケーブルとバナナプラグをアマゾンで注文してあった。それが今日届いたのだ。

 

 

まずはスピーカーケーブルだ。5mのケーブルを半分の長さに切る。黒いケーブルにそぅっと鋏で切れ目を入れて剥く。そうすると4芯ケーブルが顔を覗かせる。その4つのケーブルにもそぅっと鋏で切れ目を入れて剥く。4芯を1本1本捩じってバナナプラグに繋げられるようにする。反対側はアンプ側に合わせる。つまり4芯を2芯ずつ寄り合わせて1系統の方に繋げられるようにする。



次は各4芯にバナナプラグを繋げる。これは5月にやったことがあるのでそんなに問題はなかった。オーディオに関してはド素人だけどここまで頑張ったぞ。いよいよ接続だ。



スピーカーのジャンパープレートを取り外し、4芯を差し込む。次にアンプ側に2芯を繋げる。さあ出来た。何を聴く?もちろんビートルズの「アビイ・ロード」である。

 

 

1曲目「カム・トゥゲザー」。ポールのベースはどう聴こえるか?何だか今までより更にボゥワァンボゥワァン響くぞ。これは何とかしたいなー。あと、シンバルが思いのほかキツク聴こえるな。ベードラやタムはこんな感じかな。うーん・・・どうする?家に20㎝の高さのすのこが一つあったな。取り敢えずその上にスピーカーを置いてインシュレーターをかませるか。



 

取り敢えず、ではあるけれどさっきよりボゥワァンとはしなくなった。こうなったらすのこを2つ購入してその上にスピーカーを置いてみるか。そうと決まれば話は早い。外に出るのだ。

 

 

ただし、まずはハードオフに行かなければいけない。ONKYODENONのスピーカーを買い取ってもらうためだ。まあ3000円くらいで買い取ってもらえばよしとせねばなるまい。えっほえっほと父の車にスピーカーを入れ、店に向かう。査定をしている間、もう一度この店のB&Wのスピーカー(&スピーカースタンド)18万円也を見に行った。805のノーチラスという機種である。こいつが僕の人生最後のスピーカー最有力候補である。それまで売れ残っていれば、の話だけど。

 

 

結局スピーカーは僕の予想通り3000円での買取だった。僕はそのお金でアル・クーパーのアルバムを買った(宵越しの銭は持たないってやつ?)。その後はすのこを買いに行く。さてと、家に着いたぞ。

 

 

 

何とかセットすることができた。でもこういうことするのって楽しいよね。実験みたいで。よしっ「アビイ・ロード」聴こうっと。

 

 

うん、ボゥワァンからボワンくらいになったかな。もう少しベース音に締まりが欲しい。でもベードラとタムの響きは最高に気持ちいいぞ。でもすのこはやっぱり邪道だよな。いやいや今は気にしないでいこう。とか思っていても楽しいもんは楽しい。

 

 

 

次に聴いたのはクイーンの「オペラ座の夜」だ。コーラスワークの響きが美しいったらない。この勢いで「ザ・ゲーム」をターンテーブルに載せる。3曲目の「地獄へ道づれ」のベースはどう聴こえるかな?→→→最高である。ジョンのベースもブライアンのギターもフレディのヴォーカルもロジャーのドラムも何もかも最高に気持ちいい。先ほどバイワイアリングをシングルに戻そうかな?という考えもちらりと頭をよぎったが、「地獄へ道づれ」を聴いて「このままでいこう」と決めた。

 

 

昨日はプリンス、ピーター・ガブリエルドナルド・フェイゲンビートルズ等の洋楽を聴いていた。今から鈴木博文のアルバムを聴いてみよう。

 

 

・・・うーん、もしかしたら邦楽のレコードには面白みがないかもしれない。まあもう少し聴いてみなければ何とも言えないか。とか言いながら次は買ってきたアル・クーパーの「ニューヨーク・シティ」をターンテーブルに載せたのであった。

 

 

というわけで、いよいよ僕の夏眠生活もあと1日で終わりである。30日は半日ほどウォームアップに学校に行って、31日から2学期が始まる。タフでハードでワイルドな日々が僕を待っている。明日はこの夏眠生活の振り返りをすることにしよう。

 

 

 

それでは、バイバイ(シャキッ!)。