只今午前4時15分。目が覚めてリビングに行ったのは3時30分だった。しばらくぼぅっとしていたが、僕の頭の中の「いいこと」スイッチが入って30分くらいガサゴソやっていたら完全に目が覚めた。そしてパソコンに向かっている。ということは昨晩は眠れたということなのだろう。
「いいこと」をした後は気分がいい。さっきまで何をしていたのかというと、ダイニングテーブルの椅子の足にカバーをつけて床が傷つかないようにしてやることと、クローゼットの中の整理だ（これでクローゼットは完璧に整理された）。朝にこれだけのことをやるなんてエライぞ、俺。いつものようにリビングで寝落ちしなかったんだから大したものだ。
うろ覚えだけど、確か昨日は仄かに眠気がやって来て、そのままリビングで寝落ちせずにちゃんと寝室に行ったように思う。中途覚醒は何回かしたはずだ。しかし浅い眠りであっても６時間は寝室にいたことになる。これだと今日は病院に行かずに済むな。
それにしても静かだ。雨は降らなかったのかな。しかし他の地域では降っているのかもしれない。
ああ、やはりウトウトしてしまった。１時間ほどかな。でもその後の僕は素晴らしかった。
まず7時前には湖の周りを歩き始めていた。そこで頑張って（いや、ゆるゆるとかな）歩いて8時20分には家にいた。その後、シャワーと洗濯をして、10時から歯医者だ。歯医者が終わって、食材を買った。昼食を摂ってから、物干し場の残り半分を掃除した。どうだ、参ったか。現在14時である。まだまだやりたいことができるぞ。
水曜日から上の歯と下の歯をカチカチさせると治療したところが酷く痛む。しかし今朝は痛みは感じるがそれほどでもなかった。医者にそのことを言うと棒でこつこつと僕の歯を叩き「ここですか？痛みますか？」と訊いたので僕は口を開けたまま頷いた。「こういうことはよくあることなんです。今日は型を取るのはやめてしばらく様子をみましょう」と言われた。ということで今日は下の奥歯を綺麗にしてもらった。
昼御飯はささみをレンチンして食べた。ポン酢をかけて食べるといい感じだった。これは明日もやってみる価値ありだな。その後しばらく読書をし、ビーチ・ボーイズを聴いていたらムラムラと掃除がしたくなり、物干し場に行って今日やるつもりの場所を見た。そこは大変な惨状だった。
新聞紙を入れる箱等で見えなかったが、壁が黴だらけである。これは昨日の洗剤を使っても無理だな、と判断した僕はカビキラーを探した。首尾よく見つけ出し、シュッシュッして拭いたらまあまあ綺麗になった。このままの状態にして妻にジャッジしてもらおう。
あともういっこ、懸案事項だった「ながらホン」とも格闘してみたぞ。音は出るようになった。それも素晴らしい音質だ。これを付けてウォーキングすると気分が盛り上がること間違いなしだ。しかし、服のどこに付ければいいのか分からない。クリップは付いているがやたらと付けづらい。この点をどうクリアしたものか。これも妻に相談だ。
今読んでいる本は花村萬月作で「槙ノ原戦記」という。まだ60ページしか読んでいないが、久々に完読できそうな作品だ。帯には「これが戦争だ」とでっかい字で書かれている。その下に「今、世界で何が起きているのか。数多の文学賞を受賞し、多くの小説家に影響を及ぼす日本文学界の異端児が戦時下の極限状況を活写する」と書かれている。
どうやら太平洋戦争時の物語らしい。しかし、花村萬月なので油断できない。最近は自分が見た夢を物語にした、なんて言ってたしな。ちょっとついていけないかもしれない。何とか読み進められるといいのだが。今のところはいい感じである。
今日は「せん切りきゅうりのおかかそぼろのせ」「かぼちゃサラダ」「鶏ももとねぎの塩焼き」に挑戦する。どれも新作だ。夏なんでメニューも変えていかなきゃいけない。今年もなすびときゅうりとトマト、ゴーヤが大活躍することだろう。
メルカリでパンタのアルバム５枚が2200円で売られていた。しかも出品者は石川県の人だった。僕は即買いした。着払いだったので1600円くらいだった。ご丁寧に自分の名前と住所も記されていた。同じ市の人だったのでびっくりした。
もっと驚いたのがレコードの状態である。値段も値段だったし、ジャケットには「見本盤」のシールが付いていたのでそれほど音質に期待していなかったが、大事に保存していたことがよく伝わるレコードだった。これだからメルカリは侮れない。今は「1980X」「マラッカ」を聴いている。僕が日本盤に求めていた音質だった。落ち着いて聴くことができた。
今日は全くの夏眠日記だったなぁ。取り留めのないことを次から次へと書いてしまった。でもよく動けたから僕は満足だ。昨年の今頃の記事を読むと「4日間、無為に過ごしてきた」なんて書いてあったからな。そう言えば確かにダラダラとYouTubeを観る毎日だったなあ。ウォーキングもしなかったし。
記事を書き終えた僕は、読書に勤しんでいた。ふとスマホを見ると、教頭からの着信とメッセージが目に飛び込んできた。なんだなんだと思い見ると、「租税教室いつにしますか？」と市役所から連絡が来たらしい。僕はすぐに日程を考え、教頭に電話した。
僕の頭の中にはまだ学校の匂いが残っていた。いいかどうかは別として。
