「これでおしまい」by ソフト・セル

そろそろ告白しなければいけないことがある。これを書くことによって行動が変わるかもしれないことを期待して書いてみよう。もしかしたらお気づきの方もいるかもしれない。

 

僕は9月からギターを弾いていない。触ってもいない。もっと正直に言おう。8月の2回目のギター教室を休んでから触っていないのでもうかれこれ2か月になる。どうしてこうなったのだろう?怖いけど振り返ってみるか。今年ももうすぐ終わることだし。

 

僕は、7月8月とボ・ガンボスの「夢の中」の練習を一生懸命していた。達兄ぃからICレコーダーを使うといいよとアドバイスされ、それを使って練習に勤しんでいた。その結果「夢の中」のイントロとソロをまあまあ弾けるようになった。ギター教室の先生からは「hanamiさんは頑張っていますよ」と言われ、次はニール・ヤングの「カウガール・イン・ザ・サンド」のソロを練習するのだと張り切っていた。なのに、それ以来ギターを触らない日々が続いている。

 

何故だろうか?自分でも分からない。分からないんだけど、「夢の中」である程度達成感を抱いたのは事実だ。僕はある程度何かを達成した気分になると、その後抜け殻になることが多い。それが原因かもしれない。もうひとつ考えられるのは、「カウガール・イン・ザ・サンド」の敷居が高すぎたことだ。YouTube動画を見たけれど、ちょっと長いんだよね。8月にはあんなにやる気だったのに。当然時々書いていたギター教室に関する記事も書かなくなった。あとは働くようになって、ギターまで手が回らないというのも考えられる。

 

ギター教室は10月も休むことにした。これも原因の一つかもしれない。行くとなったら1時間の元を取るために相当練習しなければいけないと感じている。「なんも練習してませ~ん」で行ったら勿体無さすぎる。とにかくこのままではいかんと思いつつ何もしていない。俺、楽器演奏に向いてないのかな?

 

そうは言っても、ブログ活動は怖いくらいのペースで続けている。働き出したら当然ペースが落ちるよなーと思っていたけど、なんやかんや言って朝書いて、出勤して、帰宅して続きを書いてという風に毎日記事をアップし続けている。どう考えても異常っていうか躁状態なんだよね。そしてきっと教員時代もこのような精神状態で記事を書いていたのだろうと思った。

 

でも、今の書き方はよろしくない。音楽なら音楽の記事だけ、どうしても書き留めておきたいのならちょろっと他の日常のことを書く。そういう風にしたいのだが、躁状態の僕は、勤務した日にはネガティブなことを平気で書いている。仕事のことを書くのなら、自分のしたことを淡々と書き綴ればいいものを他の先生をディスるなんて。とは思うのだが、思っているだけで済まないのが現状である。

 

病気のせいにするのは簡単であるが、要は人間が出来ていないのである。授業について思うところがあっても、それなりにオブラードに包んで書けば、読んでくださっている方も不快な思いをしないで済む。

 

と反省したフリをするのは上手なのだが、きっとまたネガティブな書き方をするだろう。その時は許していただきたいとしか言いようがない。今日は勤務日ではないのだからこのまま記事をアップすることができたら、そういう嫌なことは書かないであろう。

 

さて、ソフト・セルである。僕はこの1980年代に活躍したバンドを一昨年聴いてから、何度か記事にしている。その彼らのラストアルバムが一昨日届いた。何故ラストアルバムなのかと言うと、メンバーが死去したからだ。なんせメンバーが2人だから1人になるともうソフト・セルではなくなる。

 

 

僕は彼らのデビューアルバムが気に入って、何枚かレコードを購入し、記事を書いたのも1度だけではない。だからラストアルバムの報を知った時には、寂しさを感じた。

 

クラブシーンで人気のあった彼らなのだから、今作もそういうサウンドである。4つ打ちシンセピコピコ時代からそんなに変わっていない。彼らの存在がユニークなのは、そんなピコピコサウンドにソウル風味をぶっ込んだ点にある。あと他のシンセピコピコバンドと違うのは、粘着性かもしれない。マーク・アーモンドの歌い方は、爽やかさとは対極のものである。そこが他のバンドとの違いである。

 

今一度彼らのディスコグラフィを書いておこう。

 

1981年:「エロティック・キャバレー」

1982年:「Non Stop Ecstatic Dancing」(リミックス・アルバム)

1983年:「別れの美学」

1984年:「ソドムの夜」

2002年:「クルーエルティ・ウィズアウト・ビューティー」

2022年:「Happiness not Included」

2026年:「Danceteria」

 

初期のスタジオ盤3作は、邦題がついているので日本でもそこそこ人気があったのだろう。1981年から1984年にかけて発表された4枚のすべてを全英トップ20に送り込み、12曲のトップ40ヒットを生み出していたんだから日本のレコード会社としても力も入るか。しかしソフト・セルはここで活動を休止する。以降ヴォーカルのマーク・アーモンドはソロでアルバムを多数残している。そして、2002年に18年ぶりにアルバムを発表し、その後沈黙し再び20年経ってアルバムを発表する。その4年後にラストアルバムだ。1980年代に活躍したバンドは、こういうのが多い。何でだろう?

 

再結成すると聞いて、まず思い浮かべるのはお金の問題だ。金稼ぎのために「もういっぺんやってみっか」と話がまとまり、1枚アルバムを作る。その後ツアーをしたかは分からないが、「やっぱ、これはないよなー」となって、沈黙する。そして「もういっぺん・・・」を繰り返すのだろうか?

 

このアルバムでマーク・アーモンドが次のように語っている。(ミュージック・ライフ・クラブより)

 

“「Danceteria」は、80年代初頭のニューヨークへのラブレターなんだ”(宛先の一つがマンハッタンにあった同名の伝説的ナイトクラブである)

 

“僕らが最初の3枚のアルバムをレコーディングしたニューヨークで過ごした時間は、アーティストとして、また人間としての僕らを形作ったと言える。この時代を祝うことは、デイヴ・ボール(亡き相棒)に相応しい別れの告げ方であり、ソフト・セル最後のスタジオアルバムとしてもおあつらえ向きだ。”

 

“デイヴなしではソフト・セルのレコーディングは成立しない。彼なしでは不可能なんだよ。悲しい現実だけど、デイヴ・ボールはソフト・セルの半分を占めていたんだ。ライヴ活動は別として、彼なしではソフト・セルの曲は書けない”

 

うん?ライヴはやるんかい。と思ったら、既にツアーに出ているようだ。ヒューマン・リーグ、アリソン・モイエとともに、「The Generations Tour」と銘打った北米ツアーの真っ最中だそうだ。ちょっと「懐かしのバンドは今」みたいなメンツではある。

 

とにかくソフト・セルの新曲を聴けるのはもうこれで最後だ。アルバム最後の曲ではノナ・ヘンドリックスと共演している。R&B界への目配りも忘れないソフト・セルであった。それにアルバムには必ずキャッチーな曲が入っているのも相変わらずである。

 

それにしても最近は毎日新しいレコードを聴いているな。いいことではあると思う。

 

 

それでは。

 


www.youtube.com

 


www.youtube.com

 


www.youtube.com