まずは紹興酒を一杯。今日は酔っぱらっても大丈夫な日だ。
毎度毎度思うことだが、よくもまあ５日間休まずに授業できたものだ。世の中の人々も今頃そう思っている方が多いと思う。今週も5日、頑張ったと。
とは言え、僕の場合は授業と授業の準備だけしかできていない。7時間45分の勤務時間を全うできたの3学期が始まってからまだ一度もない。今日は日番だった。金曜日なら６限まであるし、何とか頑張ることができるだろうと思ってわざわざ変わってもらったのに、6限終了の15時で僕も気持ちは切れていた。
恥ずかしかったけれど、教頭にその旨を伝えて16時に帰った。日番もできないのか、俺はと思った。情けない。先週の土日はJUNさんと楽しく過ごした。でもそれとこれとはまた違うんだな。
JUNさんといえば、書いておかなきゃいけないことがあった。それはおみやげである。昨年夏に来訪した時はおいしいせんべいだった。僕たち夫婦は「これは美味い！」と言って一瞬で平らげた。今回もおみやげを持って来てくれた。
何だか袋にいろいろ入っているぞ。JUNさんが帰った午後に僕たち夫婦はまたしてもおいしいおいしいと言ってせんべいを平らげていた。それに加えて今回はおぼろ昆布も入っていた。ご飯の上に何かのっけて食べるのが大好きな妻はこれも「美味しいよ！」と言っていた。どれどれ、と僕も口にしてみたがなるほど、これは普通のおぼろ昆布ではない、格別の美味さだ。
これもあっという間に終わりそうだったのでこっそりお店を検索してポチっとしちゃった。あとはウイスキーの小瓶が入っていた。これは僕のものだからじっくりタイミングを計って飲んでみたい。
妻は「でもこういうところがJUNさんらしいわ」と言って袋の底から出てきたレシートを僕に見せた。金額を見て僕たちはたまげた。いやあ、ホテルじゃないんでこれからはおみやげなしでお願いしますよ、JUNさん。僕の家に行くだけでこんなに散財することないですよ。
というわけで、今から日曜日まで静かに沈んでいたい。あまりはしゃがず、無理して元気を出さず、外にはなるべく出ないで家に居たい。
そういうことに決めたので、申し訳ないがギター教室はパスさせてもらった。「もしもし？明日ギターのレッスンが入っているhanamiですけど・・・ゴホンゴホン・・・ちょっと熱が出てしまいましてね・・・」「ああ、そうなんですか。分かりました。じゃあ伝えておきますね」「すみません。また改めて連絡させてもらいます」「はい、お大事にして下さい」。ずる休みの成立である。
いつもの人じゃなくてよかった。これで明日は最悪一歩も家から出なくてもOKだ。
来週の5日さえ乗り切れば、3連休が2回待っている。世間もこれに期待しているはずだ。週４でいける、と。来週を乗り切るための気力を静かに溜めこもうと思っているのは僕だけじゃないはずだ。
まあ、こんな感じでゆっくり過ごすことができれば幸いである。
ああ、そう言えば、昨日からヴァン・モリソンって騒いでいたけどあの後寝る時も、そして今朝もヴァンまみれだったよ。でもね、学校の教室でうずくまって聴いたのはスティーヴィー・ワンダーの「キー・オブ・ライフ」だった。いずれにせよ、ギザギザロックは今の僕にはきついようだ。
それではこの辺で終わります。よい週末を。
