昨日一昨日といつの間にかリビングで寝落ちして、そのまま寝室に行って寝ていた。つまり、睡眠導入剤を飲まずに眠ることができたというわけだ。素晴らしいことである。
今日は休日ということもあり、ダラダラと眠っていて気づいたら６時になっていた。いかん、妻が起きてしまう。それに部屋の掃除もしなくちゃ。と思った途端妻が2階から下りてきた。おいおいこっちはまだコーヒーも淹れてないよ。
朝ご飯を食べて、僕が動く前に妻が「さあ、掃除しよ」と言う。全くお客さんが来るってなると張り切る妻である。僕は炬燵の下敷きと上掛けをはずし、外でパタパタした。あとは小さい掃除機で埃を吸い込めばいいかな、くらいに思っていたが「ルンバ、かけた方がいいよね？」と言われた。
僕は「うーん、クイックルワイパーある？それでいかない？」と答え、炬燵周りのいろいろな物を動かし始めた。僕の得意な「物を動かすことで掃除できたつもり」作戦の開始である。妻はクイックルワイパーで床を拭き始めた。
「いや、そのゾーンにJUNさんは来ないからいいよ」と言うと、「何言ってるの、神は細部に宿るって言うじゃない」と言われた。「やっぱりお客さんが来るっていうのは大事よね」とか言いながらてきぱきと僕が思いつかないような所を掃除する。
僕は、2階の秘密部屋に行って（←今夜JUNさんに寝てもらう部屋）、クイックルワイパーをかけ、布団を持ち込んだ（ちなみにこの布団で正月に寝たが、あまりの煎餅布団ぶりに驚いた。JUNさん、ごめんよ、こんな布団で）。
その後も物を移動する作戦を挙行し、何とか体裁は整えることはできた。ほどなくしてJUNさんからメッセージが届いた。14時30分過ぎに駅だから15時過ぎには我が家で宴が始められることになる。
こんなことを書くのも恥ずかしいが、僕は今ブログを書いてる場合じゃない。昨年夏に提案された「ヴィーナス」の練習を思いっ切りサボってるからだ。のんびり記事を書くのならギターに触れよと言う話である。あと3時間か。頑張れば何とかなるかな。
妻はまだ「汚いところ発見！」と言いながらトイレに向かった。どこまでも追及する人である。僕はすっかりお迎えモードだ。
今日の午前の部はこれくらいにしておこうかな。やはり一番のおもてなしはギタ練だもんな。
そう思いながらダラダラと2時間が過ぎた。楽譜は開いてある。ギターも僕を待っている。しかし僕はパソコンを開いてこんなことを書いている。BGMはヴァン・モリソンの「アストラル・ウィークス」だ。今までジャズ風味だよと書かれていたので敬遠していたが、素晴らしいアルバムじゃあないか。ウッドベースの響きが部屋を包み込んでくれる。天気もよいので気分がいい。
というわけで、今JUNさんとの宴が始まった。18時開始だ。家に着いてからはは少しお話をしてからギター教室を開いてもらった。なんと！僕がキース・リチャーズになっちゃったよ。そこら辺のことはまた明日書くとして、これからスピーカーの査定が始まる。
「ちょっとブログをアップするので待っててくださいね」と言うと、タイトルのように言われた。
査定が始まった。「アビイロード」のB面を今かけたらJUNさんは身体をスピーカーの方に向け聴き出した。ああ、ドキドキする。
じゃあね！
