昨晩ぼうっとしていたら突然妻から「あなたって自慢しないよね?」と言われた。自慢?そんな自慢できることなんかなんもないぞと思いながら、「そうだね」といつものように答えた。そして「君も自慢する人じゃないじゃない」と付け加えてみた。
そうね・・・と答えた後、「男の人って自慢する人いっぱいいるじゃない」と妻は続ける。「例えば?」と問うと「うーん・・・○○さん」と言ったので、「あの人の場合は承認欲求が強いっていうんじゃない?」と答えたら「そうか。なるほど」と妻は言う。僕は続けて「世の中の男子は、みんな承認欲求が強いと思うよ」と言った。
「あなたは?承認欲求あるの?」と訊かれたので、「あるよ」と答えておいた。そして「でも世の中の競争みたいなもんからは外れたかったから、もしかして弱いかもしれない」と付け加えておいた。
要するに妻は、「自慢する男」は嫌だ、あなたはそんな人じゃなくて安心したということを言いたかったらしい。「そうじゃなきゃ、こんな何十年も一緒にいられんもんね」と締めくくった。
僕は、「俺達みたいな人ってきっと楽器の演奏が上手くできないんだと思うよ」と少し話題をずらして言ってみた。妻は当然「なんで?」と問い返してきた。
「浜田省吾が、『もうこんな臭い歌詞は歌えないっていうくらいのもの(感情をこめてないと)でないと誰にも届かない』って言ってたよ」「2人ともそういうタイプじゃないだろ?」
「それと楽器の演奏が上手くないのとどう関係あるの?」と訊かれたので、「ピアノ弾いてて、感情をこめて弾いてる?俺はギターを弾いてて『これでいいかな?』って思いながら弾いてるけど」「だから演奏が平板になるんだと思う」と言った。
これには妻も同意した。「私いっつもピアノの先生に言われるんや。ミスタッチは気にならない。でもどこに力を込めて弾くかが大事なんだと思うって」「そうや、私も(自分の演奏は)平板やと思う」
というわけで楽器演奏が平板な夫婦だということに落ち着いたが、そればっかり言っててもしょうがない。僕は少しでもギターが上手くなりたい。
というわけで、JUNさんだ。昨日の記事の最後に「家に来てくださいよ」と書いたら、すぐにメッセージが届いた。今週の土曜日に来てくれることになった。またギター教室を開いてもらって、1mmでも上手くなりたい。今回の練習曲は、デヴィッド・ボウイの「サウンド・アンド・ヴィジョン」と「ビー・マイ・ワイフ」である。
僕たち夫婦は、さっきの自慢の話の時に、「JUNさんは自慢してないと思うけど」「そうやね、JUNさんは自慢してないねー」と言い合った。けれどもJUNさんは演奏が上手い。だから僕の説(自慢しない人或いは承認欲求の低い人の楽器演奏は平板だ)は間違っているかもしれない。
なかなかタイトルの話にいかないなー。次の話題は睡眠の話である。
僕は事あるごとにブログの記事で、「今日は〇時に目が覚めた。仕方がないので・・・」みたいなことを書いてきた。しかし、これが改善されつつあるのを感じているのだ。めでたいことである。
具体的に書くと、まず睡眠導入剤を飲まないことが多くなった。いつも布団の横に置いておくんだけれど、それを飲む前に眠ることが多くなった。そして、中途覚醒しても起き上がることはせず、再び眠ることができるようになった。
睡眠時間は21時に寝室に行って、22時には眠っているはずなので、8時間くらいは眠っている計算になる。長い間、これほど長時間眠ることができなかった。いよいよ体の方も緊張しなくなってきたのだろうか。そうだと嬉しい。退職したかいがあったというものである。とか言いながら、油断はしちゃあいけない、とは思っているんだけどね。
さあ、「我一介の肉塊なり」にいこうか。
この言葉は、戸川純の「諦念プシガンガ」の歌詞の一部である。こんなのである。
“空の彼方にうかぶは雲 嗚呼我が恋愛の名において”
“その暴虐の仕打ちさえ もはやただ甘んじて許す”
“牛のように豚のように 殺してもいい”
“いいのよ 我一介の肉塊なり”
この歌は失恋ソングだが、戸川純が歌うとなかなか怖い。でも曲がいいんだよね。そんで、“我一介の肉塊なり”っていう言葉が今の僕にピッタリかなって思ったわけである。
ネトフリに侵され、政局を憂い、しかし何もしない自分にイラついていた先週だったが、「俺ってただ生きてるだけじゃん」って思ったのだ。その気分にピッタリなのがこの言葉だった。考えてみれば恐ろしいよね。ただの肉塊だなんて。
そういうこともあって、頭を働かせようと思い、こうやって記事を書いている。書いている間は、そんなにネガティブなことは考えないから毎日とは言わなくても少しずつ記事を書いていきたい。
それにしても久しぶりにレコードでこの曲が入っている「玉姫様」(1984)を聴くと、「ああ~この感じ、体に馴染んでいるなぁ」と思ったものだ。三つ子の魂百までってやつですかね。

戸川純は、「好き好き大好き」(1985)というアルバムが、最近海外でガンガン聴かれているという。昔の音を聴いてばかりの僕だが、いつかその時代の音が若い人たちに聴かれるようになるかもしれない。その時こそ自慢してやろう。俺も知ってるよって。
それでは。
我が町が今日日本の最高気温だったらしい(40.3度)。2年前もそんなことがあったような気がする。しかし明日から警報級の大雨が降るらしい。どうなってるんだろう。