生き物の中には冬眠する種もいるが、僕の場合はこの病休期間が多分それに近いものであると思われる。頭がどんどん活動しなくなってきているのが分かる。これは冬眠ならぬ、「夏眠」だな。ということで今日から「夏眠日記」と名付けて文章を綴ってみよう。どこまでどーでもいいことを書くことができるかの挑戦でもある。しかしながら「眠」なので不定期になりそうである。
昨日は眼科と皮膚科に行ってきた。眼科は老眼鏡を買うための視力検査、皮膚科は蜂窩織炎（まだ完治していない）の治療のためである。
今まで眼鏡を買う時は、眼鏡屋さんで視力を測ってもらっていたが、遠近両用眼鏡を買った時からどうも塩梅が良くない。パソコンを使う時、本を読む時は眼鏡を外して見ていていた。授業中に至っては眼鏡をつけたり外したりと大忙しだった。それでこのたび老眼鏡を買おうと思うことを妻に告げたら「絶対眼科で測ってもらった方がいいって」と言われたわけだ。
眼科に行って視力検査をしてもらいたい旨を伝えると、「２回来てもらうことになります」と言われた。「えっ」と思ったがここはグッとこらえて「分かりました」と言い、眼圧などを調べてもらった。結果、目には異常なしということで「次来た時に視力を測りますね」と言われた。その後無事皮膚科の時間にも間に合い、薬を処方してもらった。ここまでが昨日の出来事である。
そんで、今日のことを書こうと思うんだけど、いっぱいありすぎて全部は書けないな。時系列で書くと、大谷のホームラン競争を見て気分が良くなる→眼科へ視力検査に行く（結局遠近両用眼鏡を買うことに決めた）→注文していたコーヒーカップが配達されるのを待つ（ちょっとお高めのやつ。とても気に入った）→眼鏡屋へ行く→パソコンの記憶域がもうほとんどないことが判明し慌ててアップルに電話する（iTunesのせいだと確信していたので）→何とかパソコンを元の通りにする→今、ブログを書いている、だ。
長くて疲れた一日だった。何に一番疲れたかなぁ。やはり眼鏡屋さんだな。
眼科へ行き処方箋をもらった僕は、コーヒーカップが配達された後すぐに家を出て、眼鏡屋さんに向かった。愛想よく迎えてくれた店員さんに処方箋を渡し、どのフレームがいいかいろいろ確かめていたところ、突然もう一人の店員さんに「目をもう一度調べさせてください」と言われた。
僕としては病院に行って調べてもらったんだから、もういいじゃないか、と言う思いが強かったが、店員の勢いに押されて渋々調べてもらうことにした。
そしたらまあ、その店員さんが喋る喋る。そしてレンズをとっかえひっかえしながら「どうですか？こっちの方が見えやすいんじゃないですか？」「処方箋を見ておかしいと思ったんだよなあ」と得意気に言う。確かにその通りなので頷くと、「どうします？処方箋の通りだと遠くの方がかなり見えにくくなりますけど」とたたみかけてくる。
僕にはもう判断能力がなかった。だからもう店員さんの勧めに応じることにした。昨日と今日の眼科受診は何だったんだ、とどこに怒り（かな？）をぶつけていいのか分からない僕は今度は眼科の方にも心の中でブツブツ言う始末だった。
そんなこんなでやっと帰って来たと思ったら、パソコンのトラブルだ。いやあ忙しい一日だった。初めて会う人と喋るってこんなに疲れるものだったっけ？しかし夏眠日記その１には相応しい一日だったかもしれないな。どーでもいいことをこんなに書くことができたよ。
