3月4日にWAIS－Ⅳ（ウェクスラー成人知能検査第4版）を受け（検査時間は2時間11分！その間トイレ休憩1回だけであとは検査をし続けた）、昨日その結果を知らされた。いちいち思い当たることばかりだったので、プリントアウトしてもらった。検査所見の概要は…
・被検者の知的発達は同世代と見劣りしないどころか、特に聴覚短期記憶や手早く物事をこなす力が長けていると思われる。
・一般的な知識や社会的なルールは備わっていると考えられる。
・自分の意見や考えを説明するのは、少し苦手だと思われる。
・一つの考えに固執しやすく、一度こうだと思うとなかなか変えることができなくなるのではないか。
・全体より一部分に注目してしまって、視野が狭くなりやすいのではないか。
・聴覚短期記憶が非常に優れていると思われる。耳で聴いたことを覚えるのが得意であり、複数のことを一度に指示されてもしっかりとこなすことができるだろう。
・記憶力が良いのに加えて、手早く物事をこなすこともできると推察される。
・以上の結果から、被検者の能力は平均もしくは平均よりも高く、特に大きな偏たりは認められなかった。日常生活では大きく困ることはないと思われる。知的発達には大きな問題はなかったものの、一度感じたこと、考えたことはなかなか切り替えられなかったり、限られたものの見方をしてしまったりと、多少の思考の固さはあるのかもしれない。検査前の聴取では職場の人間関係の不和を述べていたが、自分と異なる相手の考え方や価値観はなかなか受け入れられなかったり、一度揉めた相手に抱いたイメージがなかなか変わらなかったりするのではないだろうか。それに加えて上述したように、少し言語表現が不得手なところがあるため、余計に他者との間に勘違いや齟齬が生まれやすいのかもしれない。
というものだった。
ああ、その通りだな。その通りだから困っているんだよ。
主治医からは、「お金のためと思って働きなさい。」と言われた。
４月から自分との戦いが待っている。
