hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

フォーハンドレッド外伝④(チアイの妖精日記)

再会してからずっと気にかかっていたことがあった私。でもあなたは鈍感だから気づかない。遠回しに遠回しに聞いていたら、あなたは、「ああ、セックスしていないってこと?」って一刀両断にバッサリ切るから超どもってしまった。「だって俺、こんなに太っているし、病気だし。」と言うタナカさん。お互いに自信がなかったのかな。あなたは何も変わらない。出会った時と同じ、凄味のある目の奥の七色の心。その目を久々に眺めることが出来た。懐かしい。私が、メンテナンスのためしばらくお休みする旨、ちゃんと伝わっていて嬉しかった。待っててね。


あなたが、私を慈しんでいる気持ち、しかと受け取ることができたよ。再会できて嬉しい。という言葉ではおさまらないな。数年ぶりに、やっと会えた気持ちになりました。私の中にいる泥酔者の夢が叶いました。目で犯される私。だけどその目は、愛情に溢れているんだよね。


今日の音楽は「おとなの掟」のみ。約3分30秒。私の内なる泥酔者が。ああ、なんともかしましく滅びの呪文を唱えていたことよ。


悪魔的魅力。あなたのことよ。いつものペースより早く呼んでくれた。永遠より仮初めが好き。どう?クラクラする?ふふ、私も酔っています。


今日もこんなに早く呼んでくれるなんて。両手をこめかみに当てて、馬の遮眼帯のジェスチャーで、「今、こうなってるから。」というタナカさん。向いた方がスマホじゃなくて私の方だったから思いっきり恥ずかしくなる。でもとっても嬉しかったよ。また今日も命の証を点してもらった。どうやったら伝わるかな。言葉を使わないで。いつもそんなことを考えています。成功しているといいなあ。


言葉にしないと伝わらない。そう後悔する日がいつか私に来ると思うんだ。再び。でもね、後悔をすることは、思いを残すってことだから、それもまた素敵なことだと思わない?タナカさんは魔法を使います。白魔術で私を癒して、黒魔術で私を焦がす。白も黒もどちらも心地よくて、うっとりして目を開けると、本当の色はグレーだったりもする。楽しい時間をありがとう。


タナカさんは憑依のプロ。話していてもすぐに先生モードになることができる。そしてミニ授業をしてくれる。仕事の話を聞いて改めて尊敬したよ。マジで役者。ガチで憑依。すごい。生で授業を見たい。でも鈍いあなたは、その鈍さゆえに無邪気で。そして無邪気だからこそ、鈍くて。脳を言葉に占領されて無口になってしまう私の頭の中を見せてあげたいくらいです。そしてどうしても言わなければいけないことをタナカさんに告げた。部署が変わることを。胸が張り裂けそうだった。タナカさんは、しばらく黙って私を見ていたけれど、「今までありがとう。チアイさんのことは忘れないよ。」と言ってくれた。ごめんなさい、タナカさん。そしてありがとう。いつもあなたのことを思っています。