「ユー・リアリー・ガット・ミー」の変遷

今日は軽く楽しく書いてみよう。名曲「ユー・リアリー・ガット・ミー」についてである。

 

 

 

この曲は、ザ・キンクスが1964年に発表した作品である。デビューシングル「のっぽのサリー」は全く注目されなかった。次の「ユー・スティル・ウォント・ミー」もダメ。レコード会社に、次ダメだったら契約を破棄するよと言われたキンクスは後がなくなった。

 

 

 

そこで1964年6月に録音したのが「ルイ・ルイ」に影響された「ユー・リアリー・ガット・ミー」である。最初はもっとスローテンポだったらしい。それでレイ・デイヴィスが再レコーディングを望んだがすったもんだあった。最終的にはプロデューサーが再レコーディングを仕切り、7月に2つのテイクが録音されて、今のヴァージョンになった。8月にリリースされたこの曲は9月に全英1位を記録する。

 


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この有名なリフは最強で、その後も同じようなアイディアで「オール・・オブ・ザ・ナイト」が生まれたし、コンサートでも演奏され続けていた。それにしても半年ちょっとでシングルを3枚出すなんて、1960年代はどうかしてるよね。

 

 

 

それから14数年。1978年1月にこの曲(シングル)でデビューしたのが、ヴァン・ヘイレンである。このブログでこのバンドの名前を書くのは初めてかもしれない。これは当時ほぼリアルタイムで聴いて(キンクスのカヴァーだとは知らず)「かっこいいなー」と思っていた。同年2月にデビューアルバム「炎の導火線」を発表。瞬く間に150万枚を売り上げ、全米最高19位を記録する。

 


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これは選曲の勝利である。しかし、1970年代においてカヴァー曲でデビューするのはいかがなものか、という気持ちもある。まあヴァン・ヘイレンサイドには勝算があったということだろう。

 

 

 

今聴くと、あんまりあの最強のリフを前面に出していないように聴こえる(イントロだけ。でもこれがかっこいい)。それより、エディ・ヴァン・ヘイレンの超絶ギターを全面に出したかったのだろう。

 

 

 

このヴァン・ヘイレンの「ユー・リアリー・ガット・ミー」に刺激を受けたのは、本家のキンクスである。ライヴアルバム「ワン・フォー・ザ・ロード」(1980)では、まるでヴァン・ヘイレンのようなギンギラのギターでこの曲を演奏する。この態度(態度?ちょっと違うか)は、さすが余裕の大御所バンドである。しかも超カッコいい。

 

 


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さあ、この記事ももうすぐ終わる。文字数としては、かなり少ないが、僕は今日、忙しいのだ。チャチャっと終わろう。

 

 

 

昨日YouTubeで、2009年版の「ユー・リアリー・ガット・ミー」を見た。キンクスじゃなくてレイ・デイヴィスのソロなんだけど、「ユー・リアリー・ガット・ミー」がこんな風になっちゃったよ。

 


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これは驚いた。後ろに大合唱団を従えてるんだよ。最初コーラスが始まって「おいおい『ユー・リアリー・ガット・ミー』だぜ?どうなるんだ?」と思ったが、その後バンドも演奏を始めたが、コーラスもガンガン合いの手を入れている。この形態は、他のライヴでも見ることができた(「ウォータールー・サンセット」をやっていた)。この時期のレイは、こんな気分だったのだろう。

 

 

 

 

それでは。