1枚を選べ! その2

若い人の「ながら」について何回か言及しているが、僕も「ながら」をしている。因みに妻はテレビを観ながら本を読むという怖ろしい「ながら」をしている。どっちも中途半端になると思うんだけどな。

 

 

 

僕の場合は、ドジャースの試合を見ながら記事を書くという「ながら」だ。昨年までは試合に全集中していた。どんなに朝早く試合が始まってもリアルタイムで見ていた。そしてウィル・スミスの配球がどうとか、テオスカー、お前は少し(守備で)楽をしすぎだぞ、とか、ああ~スコット(投手)が出てきたか、こりゃあ試合はどうなるか分からないなとか存分に試合を楽しんでいた。

 

 

 

しかし今年は開幕当初から少し違った。どうも熱中して見れないんだよね。試合中は勿論テレビをつけているんだけど、音量は小さめにしている。集中して見るのは、大谷選手が打席に入る時と登板する時、山本選手が登板する時だけである。

 

 

 

最近大谷選手にホームランが出ていないということもあって、試合の途中でスーパーに買い物に行くこともある。まあ一日の数時間をドジャースの試合に費やすのは勿体ないと思っているのだろう。午前5時開始だったらまだいいが、午前10時開始だと一日の中で気持ちが上がっている時間帯がパアになる。これから歩む老人道として、こういう時間の使い方はよくない。

 

 

 

今日は1人でウォーキングに行ってきた。少しずつ歩数を伸ばせているのが嬉しい。そして気分がいい。

 

 

 

 

そんなことは置いといて、本日のテーマ「1枚を選べ!」である。ここまでどうでもいいことを書いてきたのは、悩んでいるからである。最初のストーンズ編を書いている時に「1枚を選べってかなり無理があるよなー」と思ったからだ。このまま幻の企画にしようとも思ったが、考え直した。

 

 

 

というわけで今日の肴はジャパンである。ストーンズ同様これまで何回も書いてきたバンドだ。しかしストーンズと違い、発表したアルバムの数が少ない。これはいけるかも、と思ったわけである。

 

 

 

簡単にジャパンの紹介をしておこう。

 

 

 

むっちゃ大雑把に書くと、「イギリスのニュー・ウェイヴ・バンド。デヴィッド・シルヴィアンを中心に1974年に結成して1982年に解散」したバンドである。「デビュー当初は、イギリスではほとんど無視されていたが、日本では思いっ切り『ミュージック・ライフ』がプッシュしたこともあって、ミーハー人気が高まり、初来日はいきなり日本武道館で公演した」。もう何回も書いていることだ。

 

 

 

発表したアルバムは6枚(ライヴ1枚含む)である。1978年から1981年というとても短い間にこれだけの内容のアルバムを発表していることに驚く。

 

 

 

・果てしなき反抗(1978)

・苦悩の旋律(1978)

・クワイエット・ライフ(1979)

・孤独な影(1980)

・錻力の太鼓(1981)

・オイル・オン・キャンバス(1983)

 

 

 

ライヴ盤は抜きにして、5枚のスタジオアルバムの中から1枚を選ぶことにする。その前にわずか5枚のアルバムとは言え、このアルバム群は3期に分かれると思っている。

 

 

 

第1期:「果てしなき反抗」「苦悩の旋律」

第2期:「クワイエット・ライフ」「孤独な影」

第3期:「錻力の太鼓」

 

 

 

第1期は、グラム・ロックにファンクをぶち込んで更にチラリとレゲエ風味とディスコ風味を加えた混沌と言えば混沌、斬新と言えば斬新みたいな感じかな。第2期は、ジョルジョ・モロダーと組んだのを機にシンセポップ路線に振り切った時期。デヴィッドはブライアン・フェリーを更にねっとりさせたような歌い方になる。第3期は、正確に言うと「孤独な影」から始まっていると思うのだが、エスニックテイスト(もっと言うと外国から見た中国風味)&アンビエントテイストが濃厚な独自サウンドを生み出した。

 

 

 

どのアルバムもユニークというかジャパン独自のオリジナリティも感じられるいい作品だと思う。確かに色々なところからアイディアを引っ張ってはきているが、それを見事にジャパン流に仕立て上げているところが好きだ。

 

 

 

それじゃあ、どのアルバムを僕が選んだかを発表しよう。

 

 

 

セカンドアルバムの「苦悩の旋律」である。大方のファンや評論家はラストアルバム「錻力の太鼓」を最高傑作と位置付けていると思う。僕もそれには一理も二理もあると思っている。しかし、ここは僕の考えを勝手に書く場であるので、そういうのは無視して僕が一番愛している作品を挙げていきたい。ストーンズの「レット・イット・ブリード」もそうだったしね。

 



デビューアルバムと同じ年に発表されたセカンドアルバムだが、キッチリ成長したところを見せている。最初に彼らが考えていたであろう色々なアイディアを取り敢えずぶち込んでしまえっていうのがいい意味で整理されていると思う。そして名曲が3曲生まれた。

 

 

 

「Rhodesia」「Obscure Alternatives」「Suburban Berlin」である。

 

 

 

ここで一息ついて、ジャパンについて調べてみた。そしたら結構noteなどで取り上げられていて、今でも愛されているバンドなんだなと思った(僕のブログも登場していて恥ずかしかった)。しかし、残念ながら僕が推している「苦悩の旋律」を評価している人は皆無だった。

 

 

 

名曲に話を戻そう「苦悩の旋律」を選んだってことは、アルバム全部を評価しているってことなんだけど、この3曲は出色の出来だと思う。

 

 

 

「Rhodesia」・・・ズバリ、手数の多いレゲエである。あくまで先程から書いているような「取り敢えずぶっこんでみようぜ」的な要素満載だけど。この取り敢えず感が初期ジャパンの特徴でもあり、聴く人を魅了するかしないかのポイントだと思うんだけど。ミック・カーンはブリブリのベースだし、間奏では何となーくシンセが流れている。後半ダブっぽくもなっている。どうやらドイツについて書かれた歌詞らしい。A面2曲目。

 


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「Obscure Alternatives」・・・アルバムタイトル曲。僕はこの曲は最初ノーマークであった。でもレコードで聴くようになってから徐々に効いてきた。この曲のベースも変態的で堪らないよ。じわじわじわと曲が盛り上がってくる。僕はそのじわじわ振りが最初ピンと来なかった。言い換えればおんなじ調子がずっと続くってことだもんな。ボーっと聴いていて気づいたらエライ盛り上がってんなーって感じの曲である。B曲1曲目。

 


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「Suburban Berlin」・・・邦題は「郊外ベルリン」。「ローデシア」同様ドイツのことを歌っているらしい。このいかにもなイントロがまたいいんだよ。暗いなーって感じで。いかにもなというのは、もしかしたらちょっと偉ぶっているというかエリート的というかそんな匂いである。「何でドイツのことを歌ってんだ?お前はデヴィッド・ボウイか?」と思わせるんだよね。そんでこれもレゲエ的要素がぶち込まれている。ギターがいい味を出している。B面3曲目。

 


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この時期のデヴィッド・シルヴィアンは、まだ青臭い匂いのする青春ヴォーカル(変な言い方だ)だけど、そこが素晴らしい。偉ぶってるとか書いたけど、ヴォーカルに一番その匂いを感じる。でも青春時代だから別に勘違い野郎でいいのだ。

 

 

 

 

 

ここまで書いてきて、新しいテーマを思いついた。「埋もれている名盤を救い出せ!」である。どう?これ。あくまで僕が思っている名盤に限るけれど、何枚か書きたいアルバムはあるぞ。近日中にこのテーマで記事を書いてみよう。

 

 

 

 

 

昨日楽器屋さんに電話してみた。「あのー、ドラムの練習をしたいんですけど、平日の日中にスタジオは使えますか?」「えっ?hanamiさんがドラムをやるんですか?」「はいっ」「あらー、かっこいいですね。平日の日中は16時まででしたら、ドラム教室の部屋も広い方のスタジオも使えますよ」「いきなりその日に思いついて電話しちゃってもいいですか?」「大丈夫です。お待ちしています」というわけで明日か明後日に行ってみようと思う。

 

 

 

それでは。