ドラム+2弦スライドベース+サックス=?

世の中のバンド編成で一番少ないのは2人組だろう。いや2人組はユニットとか言うのかな?(或いはデュオと言うのかもしれない)でもホワイト・ストライプスはドラムとギター&ヴォーカルの2人だけどバンドと言える感じがする。ティラノサウルス・レックスや頭脳警察は2人組だけど、バンドって感じはしないかな。2人組でバンドって言うのは微妙か。

 

 

 

3人組となるともうハッキリとバンドと言える。編成は、90%がドラムとベースとギターであろう。そしてギターかベースがヴォーカルをとる。古くはクリームやポリスなんかが思いつく。

 

 

 

 

前置きはこれくらいにして本題にいってみよう。3人組のバンドで、ドラムと2弦スライドベースとサックスという聞いたこともないようなバンドが存在した。それがモーフィンという名のバンドだ。

 

 

うん?と思われるポイントが2つあると思う。1つ目は、この編成で曲なんてやれるのということである。2つ目は2弦スライドベースってなんなん?ということである。

 

 

 

僕は、彼らが活動していた1990年代にチラッと聴いたことはあったが、アルバムを購入するまでには至らなかった。今と違ってサブスクなんかなかったのにどうやって聴いたんだろう?確か清志郎がインタビューで気に入っているバンドとしてモーフィンを挙げていたから気になったんだと思う。

 

 

 

今回は、ふと思いついてYouTubeで動画を見てみた。例によって「ふと」である。我ながら自分の脳みそはどうなっているのだろうと思ったが、見て納得した。

 


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どうだろう?ちゃんとバンドとして、また曲として成立している。いい曲だよね。この曲ではスライドバーを使っていないが、左手でコードを押さえ右手はアコギでストロークするみたいに弾いている姿もかっこいい。

 

 

 

 

ここらで彼らの来歴を紹介してみよう。しかしモーフィンに関する基本情報は少ない。活動期間が短いからだ。

 

 

 

“1989年、マーク・サンドマン(ヴォーカル&ベース)とデイナ・コーリー(サックス)、ジェローム・デュプリー(ドラム)によって結成される。結成当初、サンドマンは弦を1本のみ張ったベースギターをスライドバーを用いて演奏していたが、後に弦をもう1本追加して独特の2弦スライドベースを編み出した”

 

 

 

“サンドマンのベースに、コーリーのバリトンサックス、そしてドラムから構成される変則トリオは低音を主軸としたジャズ、ブルース寄りの独特のロックを展開。その音楽は「Low Rock」と形容された”

 

 

 

僕は最初4弦ベースを使っていて、その後弦を2本外すようになったのかなって思っていたが逆だった。弦1本から始めているというのは、かなり変人の匂いが漂ってくる。

 

 

アルバムは5枚発表されている。

 

 

1992年:Good

1993年:Cure for Pain

1995年:Yes

1997年:Like Swimming

2000年:The Night(遺作)

 

 

 

“メジャーデビュー作である「Cure for Pain」は、カレッジラジオを中心に評判を呼んだ。その後アメリカ、ヨーロッパ、日本をツアーして周る”

 

 

“順調にアルバムを発表していたが、1999年にイタリアでのライヴ中にマーク・サンドマンが心臓発作で倒れ、客死。突然の悲劇でフロントマンを失ったバンドはすぐに解散を発表した。2000年には遺作となる「ザ・ナイト」がリリースされ、残されたメンバー二人は9人編成のバンドを率いてトリビュート・コンサートを行った”

 

 

 

ウィキペディアに書かれていることは、これだけである。しかし、結構な数の人が、このバンドのことを書き記している。そして「低音のグループだ」「男臭いバンドだ」ということが書かれている。僕もそれには同意するが、「青白い炎」を感じるというのも付け加えておきたい。

 

 

 

僕が「青白い炎」と感じるバンドは、テレヴィジョン、ジョイ・ディヴィジョン、UB40である。UB40はブリティッシュ産のレゲエバンドだが、初期のアルバムのサックスには確かな「青白い炎」が感じられた。

 

 

 

モーフィンのサックスにも同じように感じるが、このバンドはドラムもベースも演奏スキルが高いと思った。僕は「キュアー・フォー・ペイン」しか聴いていないが、この感じで5枚もアルバムを制作できるなんてすごいと思う。

 

 

 

最後にもう1曲聴いてもらって今日の記事を終了するとしよう。

 


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それでは。