日曜日の夜は夕食を作りたくなくて、「『からやま』で鳥から揚げ買うのでもいい?」と妻に訊いたらOKだったので、ネットで予約注文した。
17時30分に受け取ることになっていたが、その日は混んでいた。仕事始め前の日曜日で、子どもは冬休みだもんね。そりゃそうか、と思い待っていた。結構待たされて品物を受け取り、家に帰って皿に並べるところで気づいた。「ヤゲン(ナンコツ)が入っていない。唐揚げも一個少ない」。
妻は、「えー、お金払ってるのに入ってないなんて損やー」「でも、こっちが言ってもハッキリしたことは向こうには分からないからねー」「でもやっぱり腹が立つ」とブツクサ言うので、「からやま」に電話してみた。いつまで経っても繋がらない。忙しいのは分かっているので、何回もかけるとやっと繋がった。
担当者は僕の用件を聞き、すぐに諒解したようで「すみませんでした。こちらのミスです」「申し訳ありませんでした。返金します」と言った。感じのいい対応だった。僕は「じゃあ、明日取りに行くのでもいいですか」と尋ねたら、「大丈夫です。お車代としてヤゲンと唐揚げ一個分の代金を払います」とも答えた。
そういうわけで、昨日病院の帰りに「からやま」に行って品物を受け取ってきた。お昼時だったので、またしても待たされることになったが、気持ちのいい対応だったので許すことにしよう。
世間では、今どきの若いもんは客に対する態度が悪い、なんていう声も散見するが、いやいやそんなことないぜ、きっとこういう風に気持ちよく接する人も多いと思うぞ、という話でした。
最近、記事の初めに余計なことをたくさん書き過ぎなのでこれくらいにしとこう。「電話してみた」である。
どこに電話したのかというと、教育委員会である。遂に決心して電話した、というよりふと思いついてシャワーをした後に電話してみた。これくらい軽い気持ちで電話する方がいいのかもしれない。
「来年度、学習支援員として働きたいと思っているのですが、登録のようなことをしなければいけないのでしょうか?」と尋ねるとすぐに担当の人に変わった。僕が知らない人だった。
「今年度は100人ほど支援員がいて、不足している状態ではない」こと、「来年度は、今年度の人で退職する人が出たら2月下旬から3月上旬頃に募集をかける」と言われた。
僕は、「分かりました。それではその頃にホームページをチェックするようにします」と言うと、「お名前と電話番号を教えていただければ連絡しますよ」と言ってくれたので、その通りにした。以前その市に勤務していたことも伝えたが、向こうも僕のことは知らないようだ。世の中は早い勢いで流れているんだなぁとのん気に思った僕であった。
「因みに午前中だけ勤務の場合、給料はどれくらいでしょうか」と訊いてみたら、「ザックリとですけど、8万くらいですかねぇ」と言われた。えっ?そんなに少ないん、と一瞬思ったが、それくらいが相場なんだから仕方がない。年金暮らしの僕にとっては大きな収入だ。
でもこの分だと、今年の4月から教育界で働くというのは難しいかもしれないな。大体精神疾患の人を雇うということ事体無理がある。僕が人事を担当していたら「うーん・・・」と思い、採用しないだろう。だから、もしダメだったらどうするかについても考えておく必要がある。
妻は、しきりに「4月から収入が激減するから、節約節約」と言うのが口癖になっている。彼女は来年度、新任教諭をサポートするポストと、非常勤講師を希望するとアンケートに答えたらしい。そのくせ、「ねえ、4月からは旅行いっぱいしようね。どこに行きたい?」と言ってくる。いやいや働くんならおいそれと旅行になんか行けないだろうと思うが、校長という責任ある立場から解放される喜びはあるのだろう。
さあ、今日も今のところ順調に過ごすことができている。「月まで三キロ」の最後のお話「山を刻む」も読み終えた。これも読後の清涼感が堪らない。今日から「八月の銀の雪」という短編集か「ブルーネス」という長編のどちらから読むか迷っている。幸せな迷いである。

それでは。