涙もろくなったオレ

先週の金曜日は、運転免許の更新に行ってきた。今回は昨年の事故だけだったから、遠路はるばる金沢に行く羽目にはならなかった。しかし、講習は1時間ある。そして警察署に行く時にまたしてもスマホを持って行くのを忘れた。

 

 

もうそれだけで、時間をつぶすことができなくなっている。みんながスマホをいじっている様子をただ指をくわえて見る僕であった。

 

 

ようやく講習が始まったが、これが耐え難かった。講習を担当する人は、100%喋り方が上手くない人だ。そのことにイラつきながら1時間を過ごした。眠ることはなかったが、内容は全く頭に入ってこなかった。

 

 

これは恐ろしいことである。僕は今、たった1時間拘束されるだけでも我慢ができなくなっているのだ。こんなんじゃあ仕事をしようと思っても無理なんじゃないかと不安が募るばかりである。

 

 

それからの土日月曜は、この講習のダメージからか、全く頭が働かなかった。その間はずっとドラマばかりを観ていた。その中でもNHKのドラマは秀逸だった。いろいろ言われているけれど、NHKは凄いな。

 

 

 

 

僕が観たのは「宙わたる教室」というドラマだ。伊予原新の小説をドラマ化した作品である(原作は読んでいない)。昨年の秋ごろから放映された。僕は、「いい作品だよ」という評判を聞いてはいたが、観ることはなかった。主演は窪田正孝である。

 

 

あらすじをNHKのサイトから引用させてもらおう。

 

 

「東京・新宿にある定時制高校。そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。負のスパイラルから抜け出せない不良の柳田岳人。授業についていくことを諦めかけた、フィリピン人のアンジェラ。起立性調節障害を抱え、保健室登校を続ける名取佳純。青年時代、高校に通えず働くしかなかった長瀬省造。年齢もバックグラウンドもバラバラな彼らの元に、謎めいた理科教師の藤竹(窪田正孝)が赴任してくる。藤竹の導きにより、彼らは教室に『火星のクレーター』を再現する実験で学会発表を目指すが、自身が抱える障害、家庭内の問題、断ち切れない人間関係など様々な困難が立ちはだかり・・・」

 

 

という話である。登場人物が抱える問題を1回ごとに丁寧に描き、それを乗り越えていく様子を見ると、思わず応援してしまう。もう困難だらけなんだけど、最後は学会発表を実現させ、感動的なスピーチを元不良の柳田がして、見事優秀賞に選ばれる。

 

 

このドラマは、まあ最後はこうなるだろうなーっていうのは想像ができる話なんだけど、そのハードルを見事にクリアして、観るものの心を大きく揺さぶる作品だった。

 

 

「平場の月」の時に書いたけれど、僕は映画(ドラマ)を観て、原作本を読んでみる方が性に合っていると思う。だからこの本も読みたいなと思っている。

 

 

最後の回は鼻水がズビズビ出て、涙がポロポロ出て困った。一人で観てよかったよ。

 

 

 

 

その調子でNHKのドラマを探していたら、「ライオンのおやつ」という番組があることを知った。これは・・・確か僕の主治医が以前言ってたドラマじゃないか、と思って観始めた。全8回なんだけれど、今は6回目を観始めている。これは「宙わたる教室」よりも、もっとハードな作品である。

 

 

末期がん患者が辿り着いたのは、南の島にあるホスピスだった。そこで様々な人に出会い、励まされ、励まし最後の日が来るまで(旅立つまで)生きていく女性の話だ。

 

 

この作品も最後はどうなるかハッキリと分かる作品だけれども、続けて観るのはハード過ぎる。僕は、今日は最後まで観ないことにした。でもいつか迎える死について、大いに考えさせられる作品である。

 

 

このドラマも小説(小川糸著)をドラマ化したものだ。こっちは読むかどうかはまだ分からない。だって、毎回涙が出てしょうがないんだもの。

 

 

 

 

元々涙もろい人間ではあったが、最近とみに涙もろくなっているように思う。歳のせいかな。それとも作品のせいかな。どちらにしても、あんまりその世界に吸い込まれないように適度に息を抜いて観ていきたい。

 

 

 

 

昨日今日はいい天気で、青空が広がっていた。昨日は外出しなかったが、今日は「いくらなんでもこんな日に外に出ないなんてないよな」と思い、六可レコードに向かった。

 

 

残念ながら、駐車場が埋まっていたので、諦めた。でもせっかく外に出たんだからいいことをしたい。そう思ってJAに電話をして、自動車保険の手続きをしてきた。去年事故ったせいでお金をたくさん払う羽目になったが、迷った末に昨年と同様に契約内容にした。つまり、事故ったら自分の車の修理代は自分が負担するということだ。でもこればっかしは相手側のこともあるし、分からないよなー。

 

 

 

と思いながら駐車場に戻る時にふと思った。「すぐ近くにハードオフがあるじゃないか。しばらく行ってないな」。そこで僕は、気に入ったレコードがなくてもいいかという気軽な気持ちでハードオフに向かった。

 

 

 

店に入ると、カウンターにずらっとレコードが並んでいた。下取りかぁと思いチラッと見ると、フリートウッド・マックの「ミラージュ」を見つけた。まだ値は付いてないだろうから、諦めていつものレコード棚に行った。そしたら(下取りに出した)おじいちゃんが「おい、もう買ってもいいって」と言うではないか。

 

 

僕は早速カウンターに行ってレコードを検分した。そしたらスティーリー・ダンはズラッと揃っているし、フリートウッド・マックもあるし、トッド・ラングレンもある。これは買いだな、って思っていたらおじいちゃんに「これは買うしかないよ」と言われた。

 

 

僕も調子に乗って、たっぷりと買っちゃった。そのおじいちゃんは、71歳でそろそろレコードを整理しないと、と思っているらしい。しばらく話をしてから帰宅した。

 

 

 

 

 

というわけで、今日の記事の前半は、テーブルの隣に置いてあるゴミ箱がすぐにティッシュで満タンになって困る、という話でした。

 

 

 

 

 

過去5年間、この12月10日には記事を書いている。今回で6回目である。随分遠いところまで来たものだ。

 

 

 

 

 

それでは。