45年前の今日

2025年の45年前は1980年で、その年の12月8日にジョン・レノンが暗殺された。今日はこの件について深掘りしていきたい。

 

 

ってそんな大それたことを書けるはずがない。しかし、毎年この日になるとブログを書かなきゃっていう気持ちにはなる。

 

 

それにしても暗殺と改めて書くと、どうしようもなく気持ちが沈んでしまう。政治家や活動家が暗殺されたのならまだ分かる。ジョンはまず第一に音楽家であったし、主夫もやっていた。アメリカに渡ってからは、確かに活動家と言われても仕方のないこともしてきただろう。

 

 

それにしたって世界一のバンドであるビートルズの元メンバーで、ビートルズが解散しても毎年のようにレコードを発表してきた立派な音楽家である。そんな人がどうして誰かに殺されなければいけないのだ?

 

 

CIAがどうしたとか、マイク・チャップマンは実は○○で・・・とか陰謀論めいた話は山のようにある。しかし繰り返すが音楽家であり、多くの民衆から愛されてきた人が殺されるなんて信じられない。こんな風にハッキリと思ったのは実は初めてだ。

 

 

今なら、ミック・ジャガーだかデヴィッド・ボウイだかが、ジョンの死後ビビッてガードを強化したという気持ちも分かる。あの事件が起こったあとに、「これは俺にもあり得ることだ」と自分ごとに感じただろうということは、今の歳になってやっと分かるようになった。

 

 

それほど世界中が衝撃を受けた事件だった。今頃気づくなんて僕もどうかしてるな。

 

 

 

それにしても世間というか資本主義社会は、ジョンの死を商売にして毎年毎年、ホントに毎年この時期に「ハッピー・クリスマス」を流しちゃう。「イマジン」を流しちゃう。なんてことを書いている僕にしたってこの日には何かしなきゃって思うんだからおんなじか。

 

 

 

でも今日のヤフーニュースで面白い記事を見つけた。「没後45年!12月8日の夜に聴きたい、ジョン・レノンという人物を知るための5曲」(真鍋新一という人が書いている)というタイトルだ。

 

 

最初は、僕とおんなじようなことを書いている。そして「例年この日に激しく憤り悲しむビートルズファンの私が、今年の12月8日の夜に聴きたい5曲・・・ジョン・レノンという人物を知るための5曲を紹介する」と続け、5曲を紹介している。それぞれにタイトルがついている。

 

 

1曲目は「ジョン・レノンは時に邪悪である」というタイトルだ。曲は「ハウ・ドゥ・ユー・スリープ(眠れるかい?)」(1971年)だ。

 

 

この曲は、ポール・マッカートニーを揶揄した曲として有名であるが、1曲目にジョンの邪悪な面を紹介する記事がついに出てきたのか、という感慨?みたいな気持ちを抱きつつ記事を読んだ。曲についての内容はそんなに目新しくはないので割愛する。

 

 

2曲目は「ジョン・レノンは、時に過激である」というタイトルで、曲は「女は世界の奴隷か!」(1972年)である。この曲は、タイトルが問題となって当時は大炎上したらしい。そりゃそうだよな。しかしながら未だに大炎上中であるっぽい。先日発表された12枚組CDにも収録されていない。今という時代だからこそ、この曲はこれからも日の目を見ない確率が高い。むっちゃいい曲なんだけどな。

 

 

3曲目は「ジョン・レノンは、友だちのレコーディングでハメを外す」で、リンゴ・スターの「グッドナイト・ウィーン」を挙げている。

 

 

「失われた週末」期は、酒と薬に溺れていたジョンだが、仕事もバリバリとやっていた。ハリー・ニルソンのアルバム「プシー・キャッツ」では、プロデュースをしていたような気がする。僕はこの曲は聴いたことはない。でも「アイム・ザ・グレイテスト」は聴いたことがある。あんな感じなのかな?(←じゃあ聴けっていう話だ)これを3曲目に紹介するのもなかなかニクい演出だ。

 

 

4曲目は「ジョン・レノンは、やさしいおじさんになりたかった男である」で「グロウ・オールド・ウィズ・ミー」(1984)である。ジョンの死後に発表された「ミルク・アンド・ハニー」に収録されている。

 

 

この曲でやっと「イマジン」風になってきたかな。でもこの曲は思ったほど世界中に広がっていないように思う。なんでだろう?「女は世界の奴隷か?」から「一緒に歳を重ねていこ?」になったのである。これはもっともっと広めてもらいたいものである。きっと商売にもなると思うよ。

 

 

5曲目は「ジョン・レノンは、最高のロックン・ローラーである」で「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」(1974)である。エルトン・ジョンのコンサートに飛び入り参加したジョンは、この曲を含めて3曲を演奏して歌った。

 

 

この曲は、ポールが作った。それをエルトン・ジョンのコンサートで演奏した(エルトンが提案したらしい)。記事によるとジョンはMCで「ぼくの古い、疎遠になっているフィアンセ、ポールという男の曲をやろうと思うんだ。これは、僕が一度も歌ったことのない、古いビートルズの歌でね。かろうじて覚えているよ」(←記事をそのまま引用)泣けるセリフである。最後にロックン・ローラーで締めるのは素晴らしい。

 

 

そしておまけとして「ジョン・レノンは、想像力のたくましい男である」で「ヌートピア国際賛歌」(1973年)を紹介している。

 

 

これは、アルバム「マインド・ゲームス」のA面ラストに収録されている、というか6秒間の無音なんだけどね。この6秒間は、それぞれがヌートピアンとなり、自由にそれぞれのヌートピアを想像してごらんと聴き手に楽曲を委ねた。

 

 

以上が「イマジン」も「ハッピー・クリスマス」も紹介されないジョンの命日に書かれたジョンの記事の概要だ。これはこれで悪くないな、と僕は思った。

 

 

 

本当は、ジョンのことはちょびっと書いて、スティーヴ・クロッパー(享年84歳)について書こうと思ったんだけど、今日はこのくらいにしておこう。

 

 

 

それでは。

 

 


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