レッド・ツェッペリンの映画「ビカミング」と同日にロバート・プラントの新譜が発表されていた。アップルミュージックで紹介されていたのに気づいた僕は一通り聴いてみて、レコードを購入する決心をした。つまりは良い作品だったというわけである。
僕は、2000年代に入ってからのロバート・プラント作品については好意的である。特に中近東テイストのする楽曲はいいなあと思い、スマホに取り込んだ。その後、アリソン・クラウズと組んだ作品もまあ、いいんじゃないかなと思っていた。
今回の作品を聴いて思ったのは、ロバート・プラントっていい年の取り方をしているなあということだ。ミック・ジャガーのように若いままの熱量で80代になってもぶっ飛ばしている人もいる。それはそれで凄いことだし素晴らしいのだが、誰でもやれるものではない(っていうかミックしかやれない)。ロバートもミックのようにはやっていない。レッド・ツェッペリンで切り裂くようなシャウトを聴かせてくれた彼はもういないのだ。でもそれがいいんだよね。
まずは、ちょろっとだけでもいいから聴いてみてよ。
どう?こんな落ち着いた感じが今のロバート・プラントが求めているものだろうし、実際僕も心地よく聴くことができる。
作品の基本情報を書いておこう。タイトルは「Saving Grace」。ロバートは「失われたもの、そして見つけたものの歌集」と呼んでいる。
「イギリスの田園地帯でロバートが新メンバーとの関係を深め、それぞれ自身の経験を通して、ロバートがこよなく愛する心に響く楽曲をメンバー(バンド名もアルバムタイトルと同じである)と共有することができた。そして6年の歳月をかけてこの作品を作った」
「ロバートは、『私たちはよく笑います。それが私には合っている』『これまで表現できなかったことをすべて表現している』と語っている」
「本作品には、この100年間に生まれた、様々なスタイルの楽曲がフィーチャーされている。ロバート自身が『見出された失われし楽曲のソングブック』と表現するように本作は、隠れた珠玉の作品を、ロバート・プラントとセイヴィング・グレイスというフィルターを通し、現代の世に蘇らせたアルバムである」
要は、カヴァーアルバムってことになるのかな。
一番驚いたことは、ロバートだけがヴォーカルだと思っていたのに、そうではなかったということだ。ステージ上でスージー・ディアンと一緒に並んで歌っている様子は、新鮮だった。ハモったりしてるロバートなんてちょっと信じられなかったな。
曲はシンプルで、演奏は豊穣と言っていいくらい成熟した演奏だ。こんなにシンプルでも今現在の音楽シーンに十分通用する(←と僕は思っている)なんて、痛快じゃないか。
最近はレコードを聴いていないと書いたが、この作品のおかげで再びレコード生活に戻れそうである。
最後にまたまた政局について書くことにしよう。聞くところによると、何だか公明党が高市総裁にマウントを取ろうとしているって話なんだけど。だったら公明とは縁を切ろうぜ、くらいの勢いが自民党にあるかって言ったらそうでもなさそうだ。
もしかして、高市総裁が総理大臣になれないってこともあるのかね。昨日は自民党が嫌いだと書いたが、立憲民主はもっと嫌いだ。公明と立憲民主、維新、国民民主が合体して玉木を推すと、高市自民が負けるっていう話もあるみたいだし。
今まで喧嘩ばっかしてきた野党がこんなところで合体するなんて気持ち悪すぎる。もうさっさと高市早苗を総理大臣にして色々とやってみればいいじゃないか、ダメだったらその時考えればいいじゃないかというのが正直な気持ちである。
それでは。