分からなくて笑っちゃうしかない作品

毎回聴くたびに分からなくて笑っちゃうしかない人、それがジョニ・ミッチェルである。今回「バラにおくる(For the Roses)」を聴いているが、やはり何回聴いても分からない。この場合の「分からない」は「しっくりこない」と言い換えてもいい。自分が今まで聴いてきた音楽の文脈から遥か遠くから聴こえてくる。

 

からしっくりするまでにずいぶん時間がかかる。でもそれが心地いいんだよね。何回も何回も何回も聴いて少しずつしっくりくるに従い、最高に気持ちよくなる。このアルバムを最初に聴いた時も分かんなくて、「来たかぁ~」って気持ちになっちゃった。このアルバムも何回も何回も聴くときっと至福の時間がやってくるのだと思う。

 

 

ってなことを書いても、サッパリ伝わってないと思うので、やっぱり聴いてもらった方がよさそうだ。A面4曲目の「レット・ザ・ウィンド・キャリー・ミー」です。


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どうだろう。分からなさが伝わるだろうか。決して奇を衒ったことはしていないが、どこからこんなメロディが生まれてくるんだろうって思ってしまう。でも繰り返すが、何回も聴いているうちに不思議と自分の体に取り込めちゃうんだよね。

 

 

今日は、(記事を書く)リハビリみたいなものなので、この後はいろいろなものを調べながら書いてみよう。

 

 

まずは、デビューからどんなアルバムを聴いてきたのかを少しだけ書いておこう。

 

 

1968:「ジョニ・ミッチェル」・・・未聴

1969:「青春の光と影」・・・結構取っつきやすいと思われる

1970:「レディズ・オブ・ザ・キャニオン」・・・一番聴いているアルバム。素晴らしい。

1971:「ブルー」・・・あと10回は聴かないとダメだと思う

1972:「バラにおくる」・・・今聴いているところ。

1974:「コート・アンド・スパーク」・・・あと30回は聴かないといけないっぽい

1974:「マイルズ・オブ・アイルズ」・・・未聴

1975:「夏草の誘い」・・・二番目によく聴いているアルバム。素晴らしい。

1976:「逃避行」・・・評価は高いんだけどね。もう少し聴かなきゃ、ですな。

 

 

その後も着実にアルバムを発表しているし、聴きたいアルバムもあるのだが、ここら辺で今のところ精一杯である。それにしても7枚も持ってたのか。これらを紐解くだけで人生が終わりそうである。

 

 

世間では、1971年の「ブルー」の評価が一番高い(前に書いたような気がする)。しかし前作「レディズ・オブ・ザ・キャニオン」も素晴らしかったし(これも書いた)、「ブルー」後の本作も名盤の予感大だ。

 

 

ウィキやらムック本をのぞいてみると、この頃ジョニはジェームズ・テイラーと付き合っていた。結構ジョニの方が前のめりになっていたっぽい。しかし、ジェームズのヘロイン癖等から分かれることになる(ふられたっぽい)。ジェームズ・テイラーはその後割と早くにカーリー・サイモンと結婚している。まあよくある話ではある。このアルバムでも彼について言及している歌があるようだ。

 

 

それと、僕の「笑えるほどに分からないけれど、段々気持ちよくなる」説に関係があるかもしれない評論を見つけた。

 

 

「ミッチェルは、彼女の声の奇妙なシフトを、ほとんど『クラシック』のように聞こえる音楽に統合した」「それがうまくいくチャンスを与えると、催眠術的になる」だって。

 

 

もしかしたら世の中のジョニ・ミッチェル愛好者は、彼女の催眠術にかかっているのかもしれない。彼女の催眠術は強力だから、他の音楽を聴いてもピンとこないんじゃないかなあ。だからジョニ一筋になっちゃってる人も多いかと思う。

 

 

僕は、まだそこまでジョニ教に嵌ってはいないと思うけれど、油断はならない。今日は「バラにおくる」しか聴いてないしな。早朝から何回聴いただろう。でもまだしっくりこない。そうこうするうちにジョニ教に嵌っていくことになるかもしれない。

 

 

最後にもう1曲聴いてみてよ。これはレコード会社からヒット曲を出せと言われて書いた曲で、実際に自身初のトップ40に入った曲だよ。


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それでは。

 

 

おんなじことを書いてるような気がする。

 

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