今日は、この曲を聴きながら記事を読んでくれると嬉しいな。
イントロ20秒の時点で気になったのならば、あなたはもうスパークスの虜になる一歩手前のはずである。
「キモノ・マイ・ハウス」という奇妙なタイトルのアルバムは、1974年に発表されたスパークスのサードアルバムである。
いつもだと、スパークスというのは・・・みたいな感じでちゃっかりウィキの引用をするんだけど、今回は1974年という年に注目してみたい。一体誰がどんなアルバムを発表していたのだろうか。気になる作品をピックアップしてみよう。
- ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ「ナッティ・ドレッド」・・・ボブが盟友(ピーター・トッシュ、バニー・ウェイラー)と袂を分かってからの1作。名曲「No Woman,No Cry」収録
- スティーヴィー・ワンダー「ファースト・フィナーレ」・・・こ~れはいいアルバム
- スティーリー・ダン「Pretzel Logic」・・・ヒット・シングル「リキの電話番号」収録。何回も聴き込むとじわじわと来る。
- エリック・クラプトン「461オーシャン・ブールバード」・・・クラプトンのアルバムとして初めてチャートのトップになった作品。僕はクラプトン作品の中で一番好きだな
- ブライアン・イーノ「ヒア・カムズ・ザ・ウォームジェッツ」「テイキング・タイガー・マウンテン」・・・ロキシー・ミュージックを脱退したブライアンのソロ1,2作。どちらも超名作
- レイナード・スキナード「セカンド・ヘルピング」・・・サザンロックの雄のセカンドアルバム。永遠の名作「スイート・ホーム・アラバマ」収録
- クイーン「クイーンⅡ」「シアー・ハート・アタック」・・・クイーンも早いな。しかも1年に2作か。すごい。
- ミニー・リパートン「パーフェクト・エンジェル」・・・不朽の名曲「ラヴィン・ユー」が収録されている。中古市場ではバカ高い値段がついている。
キリがないのでもうやめておくが、1974年って豊作だったんだな、というわけではなく、1970年代はどの年も豊作だったのだと思う。最近僕が記事にしているレコードも1970年代の作品が多い。
ところで、最初に書いた曲は気に入ってくれた?もし気に入ってくれたなら、アルバム「キモノ・マイ・ハウス」を本格的に推薦しようじゃないの。A面2曲目はこんな感じである。サビがサイコー。
別に踊れる音楽ってわけじゃないんだけど、このアルバムを聴いていると心が躍るんだよね。だからタイトルは実際に身体を動かさなくても頭の中でも踊れるっていう意味です。
最近はシンガーソングライターとか割としみじみとした音楽を聴きがちだったので、こういうポップ(変態ポップだけど)なやつを聴くと意味もなく元気になるんだよね。今日はこのアルバムを何回聴いただろうかっていうくらい聴いちゃったよ。ジャケットもサイコーだね。
それでは。