レコードをたくさん聴いた夜

昨日は僕にとってとても大きな行事があった。JUNさん来訪である。今回で3回目になる。先に書いておくと、今年一番の楽しい時間を過ごすことができた。楽しすぎて、今朝JUNさんを駅に送り届けてからは虚脱状態だった。只今16時。ようやく頭が回り始めた。

 

 

僕の家に来て何をするかというと、ギター教室から始まり、その後飲み食いをする、というシンプルなものである。今回もギター教室から始まった。

 

 

って書くと長々とした記事になりそうなので、今日は思い切って一番楽しかった時間についてかいてみよう。

 

 

一番楽しかった時間、それはレコードをとっかえひっかえ聴いた時間である。何だかんだで2時間ほど聴いてたんじゃないかなあ。僕がいつも一人でレコードを聴く時間より長かったよ。

 

 

ギター教室(今回はニール・ヤングの「シナモン・ガール」とザ・ドアーズの「ジ・エンド」)が終わって、さて飲み食いタイムにするかとなった時に僕はキッチンに行って簡単な食事を作り始めた。JUNさんにはビールを出して「飲んでてください」と言って朝仕込んだ一品を供してからもう一品作り始めた頃ちらっとJUNさんを見ると、いない。どうやら隣の部屋にあるレコードをチェックしているようだ。

 

 

そうこうしているうちに音楽が流れてきた。ブライアン・フェリーだ。「おっ、聴いてくれるんだ」と思った僕は嬉しくなりながらも、料理を作っていた。A面が終わると今度はポール・サイモンが流れてきた。なるほど、そうきたか。

 

 

料理を作り終えて僕はJUNさんと相対して飲み始めた。6月に買った新しいスピーカーについての話をしつつ、JUNさんのリクエストに応えてレコードを流し続けた。

 

 

イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」から始まり、ザ・バンドドナルド・フェイゲンクラフトワークYMO、ボストン、ヴァン・モリソンレイナード・スキナードなどを聴いた。

 

 

クラフトワークの「人間解体」が鳴った瞬間に喋りかけていたのをやめて「おっ」と反応してくれたり、ボストンの「ドント・ルック・バック」のギターを聴いて「いいね、アンプから鳴らしてるって音だ」と言ったりしてくれて僕はとても嬉しかった。我が家のスピーカーはどうやら評価されているようだった。

 

 

あとは何だろう?僕のレコードの音に関する感覚はそんなに間違ってはいないということが確認できたように思う。

 

 

 

宴は多分11時過ぎまで続いた。繰り返すがとても楽しい夜だった。

 

 

 

それでは。