ロックンロール偏差値が上がったのかな?

睡眠状況が悪化している。何が一番いけないかというと、頭がはっきりするまで時間がかかるということである。そりゃあ眠剤ガバガバ飲んで午前2時に目覚めて、レコードを聴きながらうつらうつらしている時間が長いとそんなことになるよね。

 

 

早くに目覚めたら布団から出ないでもう一度寝る努力をしよう。ダメなら諦めてしっかり起きよう。ちゃんとメリハリをつけた生活を送らないとよくないような気がする。

 

 

というわけで今日もいつの間にか夕方になろうとしている。ついさっき頭がハッキリしてきたかなと思ったのに、あと4時間ほどで眠剤を飲む時刻がやって来る。

 

 

 

でも今日は、そんなに悪くはなかった。ギタ練もちゃんとしたし、コーヒー屋で真空管アンプについていろいろ教えてもらったし、音楽も聴くことができたし。

 

 

 

というわけで音楽の話をしてみよう。最近アップルミュージックがプレイリストが終わった後も延々と僕の気に入りそうなもの曲を流し続けていることは書いた。僕は今、ザ・スミスに夢中なので、そこらへん系統の音楽になるのかな。

 

 

 

具体的に言うと、ニュー・オーダー、ジョイ・デヴィジョン、エコー&ザ・バニーメン、ザ・キュアーストーン・ローゼズレディオヘッドあたりが多い。えっと、モリッシーザ・キュアーの悪口を言ってなかったっけ、なんて思ったけれどアップルミュージックはそこまで親切ではないらしい。

 

 

 

そんな中、今朝新しいグループが登場した。ザ・スミスのプレイリストが終わったけれどもそのまま流していたら「うん?これは誰だ?いいじゃん」という曲が聴こえてきた。調べてみるとザ・ストロークスだった。

 

 

 

おいおいおいおい、俺、今2000年代の曲に反応したんではないかい?と思った僕は改めて検索して、今流れた曲を探した。僕が反応したのは「The Adults Are Talking」という曲で、2020年に発表された「The New Abnormal」というアルバムの1曲目だ。

 

 

 

このアルバムは、彼らにとって7年ぶりとなるスタジオアルバムで、アップルミュージックによると「ロックンロールの未来を目指した9曲」が収録されているとのことだ。

 

 

 

2020年って、つい4年前じゃないか。僕は50年前の音楽を中心に聴いて生活している。その僕でもいいなと思える最近の曲があったんだ、と思うと嬉しくなった。だから「ロックンロール偏差値が上がったのかな?」と書いた。さあ、2曲目以降も聴いてみようじゃないの。

 

 

 

ザ・ストロークスの「The New Abnormal」は、クールなロックンロールってな感じでいい。一聴しただけだが、かなり気に入ったぞ。僕はてっきりギターをギャンギャンかき鳴らしているバンドだとばかり思っていた。やはり思い込みはいけない。ちゃんと聴いてみてから判断しなければ。

 

 

 

ヴォーカルがいいなあ。声高に叫んだりはしないが、青白い炎を感じる。こんなことを言ったら失礼かもしれないけれど、ルー・リードっぽいなと思った。きっと検索してみればいろいろな方がこのアルバムについて記事にしているであろう。名作の匂いがする。でも今日は検索するのはやめて、彼らの音楽に浸ることにしよう。

 

 

 

それにしても今、絶賛ザ・スミスモリッシーブーム中なんだけどなあ。それだけでも僕は自分の偏差値が上がったと密かに喜んでいたのだが、ザ・ストロークスとはね。今年もあと4か月ちょっとだが、去年同様充実した音楽活動(←聴く方)ができている。まとめを書くのが楽しみになってきたな。

 

 

 

しかし、である。何だかブランキ―・ジェット・シティが高音質アナログ盤で復活!とかザ・タイマーズのファーストがアナログ盤で!とかミュート・ビートの全アルバムがこの秋にアナログ盤で発表!とかいろいろな作品が発表されるようだ。この動きは一体どういうものだろうか。僕たちおじいさんを狙った作戦なのだろうか。だとしたら、いい線いってるよ、俺は少なくともブランキーはアナログ盤で聴いてみたいもん。しかし、いかんせん値段が高すぎる。これから年金生活者になる予定の者には全部集めるのは無理だよ。

 

 

 

レコードラックはもういっこ買っておしまい、と思っているんだけど、足りなくなるかもしれないなあ。

 

 

 

それでは。