だいぶ前に自分の寿命は68歳くらいかな、と書いたことがある。今年の12月で60歳だからあと8年だ。ちょっと寂しくなってきたのであと2年延ばして70歳にしとこう。それまでに見届けることができないものがあるかもしれないな、と思ったんだよね。
例えばストーンズの活動はあと10年以内で終わりを告げるだろうから見届けられる。と書くと何だかホントかなっていう気にもなるがいくらなんでも、ね。ミックってもうすぐ81歳だよ。ミックやキースはどう思っているか知る由もないが、「これが俺たちのラストアルバムだ」って宣言してアルバムを発表するのもありだと思うんだけど。
平沢進って今何歳だ?70歳だ。ストーンズより若いけれど、あの歌声をキープするのはかなり難しくなってくると思う。でも僕より何千倍も健康的な生活を送っているはずだから、彼の活動は最後まで見届けられないかもしれない。
チャボは?友部正人は?って書くと段々気持ちが暗くなってしまうが、一応調べておこう。チャボは10月で74歳、友部正人は先月74歳か。2人ともこれまた僕より健康的な生活を送っているだろうから、あと10年は活動する可能性大である。僕の方が先に逝ってしまう可能性大だ。こちらも見届けられない、か。
そうなってくると最後まで活動を見届けられない人の方が多そうだな。絶対今の70歳より上の人の方が今年60歳になる僕より元気に生きているだろうな。何より楽しそうに生きているように見えるから長生きしそうである。
僕がなぜこんな内容の記事を書こうと思ったのかというと漫画「ヒストリエ」を読んだからだ。一昨日12巻が届いたので例によって10巻から読み始めた(2巻ほど前から読まないと分からないんだよね)。
これがもう面白いのなんのってくらいの内容だったので、つい「俺はこの漫画の最終巻を読むまで生きていられるのだろうか?」と思っちゃったのである。
「ヒストリエ」についてはもうだいぶ前に3回に分けて書いた覚えがある。
「舞台は紀元前。豊かな教養と観察眼、判断力、そしてそれらを駆使して行動を起こす度胸を兼ね備えた青年・エウメネスが主人公。彼は後にアレキサンダー大王の書記官となるが、その波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作」(ちょっとウィキから拝借した)があらすじである。
第1回は2003年3月号のアフタヌーンKCにて発表された。そんで2024年に第12巻が発表された。この間21年である。作者の岩明均は2022年に「物語全体を確実に『完結』に辿り着けさせるための思案をめぐらしてゆかねば」とコメントしている。
でもねー、まだアレキサンダーは大王になっていないし、勿論エウメネスは彼の書記官になっていない。アレキサンダーの父フィリッポスに仕えている身である。一体どうするんだ?12巻で遂にフィリッポスは死を迎えることになったんだけど、これもまだ微妙だしな―。
因みに第11巻発表は2019年7月である。みんな5年間新作を今か今かと待っていたのだ。そして発表された12巻はとてつもなく面白かった。これを最後まで見届けずしてどうする?というのが今日一番書きたいことだった。
くれぐれも(名前を出して申し訳ないが)惣領冬実の「チェーザレ」(←途中まで大傑作)のような中途半端な終わり方をしてもらいたくない。でも僕が生きているうちに完結してほしい。
さあ、みなさん、「ヒストリエ」を読みたくなってきませんか?今なら1~12巻まで一気に楽しんで読めますよ。そして地獄の数年間が待っていることを約束して今日の記事を終えよう。
それでは。
あ、政治ネタを書くのを忘れてた。都知事選でなんだか石丸伸二氏がえらく盛り上がっているけど、村上龍の「愛と幻想のファシズム」を思い出したなぁ。主人公トウジっていうカリスマに対する熱狂、っていうかそんなものが感じられた。こうやって僕が書いている時点で石丸氏の思う壺ってことになるのかな。でも7月7日まで熱い日が続きそうですね。
さて、「ヒストリエ」を読むか。