昨日の朝は珍しく妻と話し込んだ。そして「あ、これを記事に書こう！」と思えるものを２つ見つけた。そこですぐにパソコンに向かえばいいものを僕は「大丈夫。これくらい覚えてるよ」と思い、放置していた。そしていざ、パソコンに向かったところ、2個目の話題は思い出すことができても１個目の話題がどうにも思い出せない。もう２個覚えておくことはできなくなったのだ、としっかり心にメモしておいた（←これがいけないんだよな。ちゃんと書いて残しておかないと）。
しょうがないので2個目の話題を書こう。僕が妻に「1週間の献立を決めるんだけど、それ通りになったためしがない」と言ったら、妻は「それ、頑張る主婦がぶつかる第１の壁よ」と言った。「なにい？」と思ったが、妻は「『主婦』じゃなくて『頑張る主婦』だよ。だから貴方は今頑張ろうとしているのよ」と言う。釈然としない。僕は「それで、どうすればいい？」と聞いたら、「その答えは自分で見つけなければいけないの」と言う。何だか最近厳しくなってないか？と思ったが勿論口に出したりはしない。言うことだけ言うと妻はさっさと２階に上がり、勉強を始めた。
土曜日は豚汁と鯖の醤油煮と秋刀魚の筒煮を作った（秋刀魚の筒煮は次の日用）。豚汁の出来が満足のいくものだったので僕は気分が良かった。その気分が日曜日まで続いていたのできんぴらごぼうに挑戦してみた。これは難しい。僕は油断すると調味料を入れすぎるので、そこは十分注意したつもりだ。しかし、切り方がまずい。もっともっと細く切るのが我がhanami家の鉄則なのだ。そうじゃないとただのどこにでもあるきんぴらになってしまう。来週また作ろう。
それにしても僕はいつまでこんな料理ネタを書き続けるのだろうか。でも今一番心躍らせることだしなあ。いい按配に記事に書けるといいのだが。そろそろ本題にいかなきゃ。
秋は音楽活動が活発になるようである。昨年も今頃色々な音楽を聴いていたように思う。
ということで今日のタイトルは「辺境のロックンロール」である。辺境の反対は？問われるとそりゃあアメリカとイギリスでしょ。今日書くのはそんなに辺境ではない。隣村くらいかな。フランスのロックンロール・バンドを紹介しよう。マノ・ネグラとレ・ネグレス・ベルトです。
僕は長らくこの２つのバンドを探していた。いや、名前を思い出そうとしていた。しかしどうしても思い出せない。一文字だけは出てくる。「マ、・・・・何だっけ？」っていう風にじれったい日々をずぅっと過ごしていた（そんな大したもんじゃないか）。それがアップル・ミュージックが例によって僕に紹介してくれたのだ。金曜日に。そして「ああ～！マノ・ネグラだったー！」と思い出した僕は大喜びだ。待ちに待ったマノ・ネグラを聴ける。適当にアルバムを選んで聴いてみたら、なんかベンチャーズみたいなギターで、且つ無国籍な感じだ。僕は一発で気に入った。「Mano Negra」なんかは、日本のスカパラも影響を受けたかもしれない。
「ロックにラテン・レゲエ他様々な音楽を取り入れたユニークなサウンドで人気となった、スペイン系フランス人マヌ・チャオ率いるマノ・ネグラのアルバム5種がアナログ盤でリリース」されたのが、2018年だ。多分1990年代に活躍していたよな。
これはもう一つのバンドもいけるかな？と思い、挑戦することにした。それは「レ・ネ・・・ル・ネ？どっちだっけな？」である。僕は思い切って「レ・ネグ」と打った。そしたら出てきたよ。「レ・ネグレス・ベルト」という言葉が。「これだ！」と思った僕は「はじめてのレ・ネグレス・ベルト」というプレイリストをそのまま頂戴して今聴いている。これもいいんだよなあ。適度にしみじみとしていて。
昨年末だったと思うが、アラビアン・ロックと勝手に名付けたラシッド・ラハも思い出しちゃったよ。ということは、ロックンロールやレゲエは分かるとしてもっと周辺のライとか他の音楽もごった煮にして自身のサウンドを作っているような気がする。あとは、何だか両者を聴くと、ザ・クラッシュというかジョー・ストラマーを感じるんだよな。ザ・クラッシュも4枚目のアルバム「サンディニスタ！」でいろいろな音楽を取り入れていたからかな。あとはアイリッシュな感じかな。ザ・ポーグスとか。ここら辺はあまり聴いていないので自信がない。
今日の結論。「辺境のロックンロール」は周りの様々な音楽を取り入れたごった煮サウンドで己の音楽を作っている、且つ政治色が強い（かもしれない）。日本で言うと間違いなくソウルフラワー・ユニオンが「辺境のロックンロール」に位置するだろう。
マノ・ネグラ、レ・ネグレス・ベルト。もう少し聴き込む必要があるな。あんまり調べなかったから今日はここまで。さあ、1週間が始まったぞ！
