Amazonよ、ちょっと遅くないかい?もう読んじゃってる人もいると思うけれど、松村雄策著「僕の樹には誰もいない」がやっと届いた。
どうしよう。まずはご飯だ。
さっさと食べた。封を開き、本の帯を読んだ。そして目次を開いた。さっそくタイトルが松村節全開である。ちょっと紹介させてもらって、そのあと、違う話題を書いて、ちゃちゃっと記事をアップして少しだけ読むことにするか。緊張するな。
僕が気に入ったタイトルはこんなのです。
「70年目の12月8日に向けて」
「ジョン・レノンの秋は生きている」
「ポールを肯定するんだ」
「しかし、酒をやめるわけにはいかない」
「秋まで待てない」
「冬に走り回ろう」
「キンクスのスクンキ」
「1969年はいつ終わったのだろうか」
「ポールのベストを作ろう」
キリがないな。
「マーク・ボランは老人にはならない」
「火事と学校とフー」
そして最後が
「Still Alive And...」である。
初出はすべてロッキンオン誌だということだ。全部で50編ある。単純に12で割ると4年と2カ月である。多分精選に精選を重ねたのだろう。調べてみると、最初の作品が2010年2月号発表で、最後が2021年11月号発表の作品だった。(病によるブランクがあったにせよ)約12年書き続けてその内の50編ということになる。
ああ、こんなこと書いてる場合じゃないな。もう読むしかないか。
これから悲しいけれど幸せでもある時間が待っている。明日から11月だ。