hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

おかげさまで何とかやれそうだ

いよいよ木曜日が計画訪問である。GWからあっという間だったな。ICTを取り入れた授業をしろというお達しがあった時から「どうすればいいんだ?」と頭の中がグルグル回りっぱなしだったが、それも目途がついた。といっても他力本願だけれども。

 

指導案の締め切りが12日木曜日。無理矢理書いてはみたものの全然納得できずに途方に暮れていたところ、ある本をきっかけに「これをやりたい!」というものが決まったのが17日の火曜日頃。この時点で締め切りをとっくに過ぎている。そこから指導案を書き出し、提出したのが20日金曜日のことだった。はなはだ不本意な形ではあったが、これ以上迷惑をかけるわけにはいかない。

 

僕が計画訪問でするのは、5年社会科の「国土の気候の特色」というところだ。「日本には四季があること」「南北によって気候が違うこと」(1時間目)、「つゆ、台風、季節風によって地域の気候は違うこと」(2時間目)、「クロムブックの使い方」(3時間目)、「国土の気候の特色をまとめる」(4時間目)という内容を学習する。最後(4時間目)に太平洋式気候とか日本海式気候とかあったでしょ?あの気温と降水量が書かれたものを雨温図というのだが、それを概観して「なるほど」と日本の気候の特色をまとめるわけだが、それじゃあつまらない。どうしたものか?っていうんで各地(4~6か所)の雨温図を予想して書かせてみたらどうか、と思ったわけだ。そんなことホントにできるかどうかも分からないから、ICT担当の先生に尋ねると「できますよ。面白そうですね」と言われたので「よしっ、やろう」と決心した。

 

決心したはいいが、具体的にどうすればいいのかがさっぱり分からない。分からないまま子ども達が使っているクロムブックを自分で初めて開いて、そしてジャムボードを開いていろいろやっているうちに原型ができてきた。枠を作り、気温20度の線を引く。この線は降水量なら400㎜のところに当たる。気温の方は指を使って(赤い線で)折れ線グラフをかけばいい。降水量の方はひと月ひと月書くのは大変だから2か月まとめてこれも指で(太い棒にして青い線で)6本くらい書く。枠は2つ作っておく。そうすると、北海道と沖縄とでは気温差があることを意識して書いたり、日本海側と太平洋側とでは降水量は時期によって違うことを意識して書いたりできる。1か所だけで考えたい子はそれでもいいことにする。さて、ここからは他力本願だ。

 

「この学習の時に、こんな活動(雨温図を書かせる)を子どもにさせたいんですけど」と学校に来ているベネッセのICT担当者にお伺いをたてると、「じゃあ雨温図のもとになる枠を探してみましょう」となり、探してもらったが適当なものがない。「ないですね。じゃあ作りましょう」と言ってエクセルを開いて枠を作り始めた。仕事のできる人がする仕事を見ているのは実に楽しい。もちろん申し訳なさで一杯だったが、その手際の良さは勉強になった。なったが「俺には一生無理」だと思った。その人は僕の原型をさらに発展させて「こうすれば棒グラフ(←降水量のところ)になって操作もしやすいと思いますよ」と言ってくれた。心を込めて感謝の意を伝えてその場を去りながら、これから数年はこういうことをしなければいけないのだ、なるべく誰かに頼みやすい環境を作っておかねば、と思った。(←まるで覚える気がない・・・)

 

これで、準備の半分以上はできた。次はこれをどうジャムボードに取り込み、子どもにどう配布するかだ。これについてもさきほどのベネッセの人が話してくれていたが、僕としてはもう方針は決まっていた。「限りなくシンプルに」だ。これは僕の操作を限りなくシンプルにする、という意味である。

 

学校のICT担当者にはこれまでさんざん質問してきたから言いにくいので、サブの先生に声をかけることにした。「今日か明日か土曜日にジャムボードの使い方を教えてくれない?」と聞くと「じゃあ今日の放課後にしましょう」と言ってくれた。

 

放課後、その先生に自分のしたいことを頑張って具体的に話した。そしたら彼は「だったらこうすればいいと思います」「この場合はこうです」と懇切丁寧に教えてくれる。僕は「えっ?もう1回言って」と言いながら必死にメモする。そして細かいところまで教えてもらい、ホッとしていると、「この棒グラフはもう(6本分)コピーしておいた方が子どもも操作しやすいと思いますよ」と言う。なるほど、と思った僕はそれも頼んじゃった。

 

どちらの先生も本当に気持ちよく(内心「こんなことも分からないのかよ」と思っていたと思うが)僕に教えて(いや、僕の代わりに僕のしたいことをして)くれた。あとは、上手く雨温図に繋がるように1時間目2時間目を授業して、3時間目にクロムブックの操作の仕方を子ども達に伝えて4時間目に本番だ。明日からの3日間が勝負である。6年生の歴史学習も気が抜けないし、安定剤を飲みながら授業するのは変わらないところが苦しいけれど、ここはやるしかない。

 

金曜日の記事に気分が良いと書いたが、この件が一歩も二歩も進捗したのも大いに関係あるな、と書いていて思った。月曜日にもうひと頑張りして教材を揃えよう。