僕には気に入ったものをずっと食べ続ける癖がある。外で食べる時もそうだし、家でもそうだ。外で食べる焼き肉屋、ラーメン屋、焼き鳥屋、お寿司屋は決まっている。食べるものもいつもおんなじだ。保守的な奴なんだ。家ではそれ(〇〇を食べたいブーム)は突然起きる。初めての病休を取る直前は、「サンドイッチを食べたい!」となり、毎朝食べていた。卵入りのとツナ入りのだ。明けても暮れても妻にサンドイッチを所望していたので、大変だったと思う。病休に入ってからは、夕食は自分でペペロンチーノ(知り合いに作り方を教えてもらった)か、あんかけうどん(うどん屋でバイトしていた時によく作っていた)を作って食べていた。9月から12月までそれは続いた。懐かしいなあ。ちょっと思い出してみるか。
ペペロンチーノはまずお湯を沸かし、同時に仕込み(といっても超簡単だけど)を始める。にんにく2欠片を薄くスライスし、鷹の爪(3つくらい)の種を取る。フライパンをオリーブオイルで浸し、塩を適当に入れる。その後、にんにくと鷹の爪を入れる。弱火でゆっくりがコツだ。そうするとオリーブオイルににんにくの旨味と鷹の爪の辛みが染み渡る。そうこうするうちにお湯が沸くので、塩を入れパスタ200gを投入だ。茹で上がったら、お湯を切り、そのままフライパンに投入し、「にんにく&鷹の爪オリーブオイル」を絡めると出来上がりだ。これを週3で食べていた。飽きた時は、「にんにく&鷹の爪オリーブオイル」にカットトマトを入れ、油を抜いたシーチキンも入れる。それを混ぜながらぐつぐつ煮て、最後にバジルをたっぷり振りかけてソースの出来上がりだ。これもおいしかったなあ。あんかけうどんの方はもっと簡単だ。たっぷりショウガを擦り、ゆる~くあんを作り、茹でたうどんに入れる。それだけだ。
この2つをほぼ交互に4か月間食べていたわけだ。何だ、炭水化物ばかりじゃないか、と言われそうだが、この4か月で10㎏は痩せたぞ。まあ、毎日ジムに行っていたからそりゃあ痩せるか。
何でこんなことを思い出したかというと、昨日突然ブームがやって来たのだ。以前毎日食べていた食べ物の。それは何かと言うと、キャベツをのせたトーストである。バターを塗ったトーストにマヨネーズを絡めた千切りキャベツをのせて食べる(これも知り合いに教えてもらった)。それだけのものだが、突然食べたくなった僕は妻にキャベツがあるか確認してからコンビニに食パンを買いに走った。10何年ぶりに食べたキャベツのせトーストは美味しかった。明日の朝食からこれが復活すると思う。
というわけで、THE KAFERSである。ついに彼らの曲第2弾が発表された。第1弾が発表されたのが一昨年の年末だったからだいぶ待たされたことになるが、期待を裏切らない出来である。タイトルは「So little girl」。いい意味でビートルズの匂いがプンプンする素敵な曲だ。
まずは掛け合いみたいなコーラスが楽しい。まるで「ツイスト&シャウト」みたいだ。次にドラムが気に入った。最初っからいい感じなんだけど、サビに入る前のフィルインが何とも言えずかっこいい。僕でもサビ前に「ためて」叩いていいる感じが伝わってくる。特に難しいことをやっているわけではないのにどうしてこんなにかっこよく響くのだろう。タイム感、みたいなものを大事にしているのかな。AメロBメロがあってサビ(「♪So little girl」)がくる。これで終わるのかと思ったらもうひと展開あるのも素晴らしい。これは買いですぜ。第1弾の「Crying for the Moon Instead」と続けて聴くと間違いなく幸せな気分になる。
ああ~、早くアルバムが出ないかな~。もっともっと彼らの曲を聴きたい。それと日本語ヴァージョンもひとつ頼みますよ。
そういえば、今日のヤフーニュースでポールがジョンと共演って書いてあったぞ。ポールのコンサートのアンコール1曲目「アイ・ガット・ア・フィーリング」で、「ルーフトップコンサート」のジョンの声を抽出して一緒に歌ったらしい。すごいね。「声を抽出できるよ」と声をかけたピーター・ジャクソンもすごいし、それを受けたポールもすごい。やる気があれば何でもできるんだね。YouTubeでやらないかな。