hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

秋眠日記10 ~今年上半期を振り返ってみよう~

ああああ。と出勤直前の僕は呻いていた。病院に行く日を間違えていたのだ。今日だとばかり思い込んでいたのだが、昨日だった。昨日は病院から電話はかかってこなかった。主治医は相当呆れ、怒っているだろうな。そう思うと気持ちがアワアワとなり、出勤も遅くなり、バス遠足(そう、今日は大雨の中、バス遠足だったのだ)にも集中できなかった。慌ただしく昼食をかきこみ、病院に電話してみた。事情を話し、その結果13時半頃に別の医者が電話診療をするということで話がついた。

 

遠足の引率中に何をしてるんだ、と思いながら同僚に理由を言ってその時だけ抜けさせてもらった。お医者さんはなかなか電話をかけてこない。イライラしながら待ってるとやっとかかってきた。主治医からだった。確か午後休診って言ってなかったっけ?「このあわてんぼう」と開口一番怒られ、「今度からは絶対Siriを使うこと」を命じられた。恐縮しながら僕はヘイコラするばかりであった。バス遠足が終わりこれを書いているが、なかなか月曜日から疲れる1週間ではあった。さあ、次の話題だ。

 

 

前に僕は2つ病気を患っていると書いた。1つは双極性障害であり、そのことについてはある程度のことは書いた。今日はもう1つの病気である「尋常性乾癬」について書いてみよう。この乾癬という病気は皮膚の病気で、かれこれ10年近く付き合っている。調べてみると・・・結構詳しく書いてあるな。

 

「乾癬とは、皮膚の表面の細胞が過剰に増殖することで銀拍色の皮膚の粉(鱗屑)が付着した赤い皮疹(紅斑)が全身に生じる病気のことです」

 

「乾癬は併発する症状に応じていくつかのタイプに分かれています。尋常性乾癬とは乾癬の中ではもっとも多い病気であり、乾癬患者の約90%を占めます」

 

「尋常性乾癬では、乾癬特有の皮膚症状が全身にみられます。皮膚症状の大きさ・数・形はさまざまで、皮疹同士がくっついて大きな病変をつくることもあります。尋常性乾癬は青壮年期に発症することが多く、発症により生活の質が低下し、精神的な影響が生じることがあります」

 

結構へこむ病気でしょ?僕は双極性障害と合わせてこの病気のためにへこみっぱなしなんだ。7年ほど前から僕はプールに入っていない。でも病休と休職をしていた時期に体の皮膚症状はいつの間にか随分と改善された。今は膝から下と腹と背中の一部、そして顔を含めた頭部だ。これでも少なくなった方なんだよ。

 

何故この病気に罹ったのかはよく分からない。しかし病気が急激に進行した時は急激に食欲が増加した時だった。太るは体中に皮疹ができるはで大変だったし焦ったし落ち込んだ。それまで50キロ台だった体重が1年で20キロも増えるんだもん。悪循環だったな。病院もいろいろ回った。そして赤外線?の治療とステロイド治療をしたんだった。でも悪名高いステロイドだからね。用心してたよ。なるべく使わないようにしていた。これからの季節、どうなるか不安だ。救いはマスクである。マスクのおかげで顔の様子は他の人には見られない。何が幸いするか分かったもんじゃないな。

 

 

 

 

というわけで世間では流行語大賞がノミネートされちゃっていて、そろそろ年末のムードが漂いつつある。僕もそれに倣って、今年上半期に刺激を受けた音楽について述べていきたいと思う。

 

上半期と言えば1月から6月までだ。まず、その頃は何をしていたのかを思い出してみよう。1月から3月まではまだ学校は暗黒期だった。思い出したくもないが、僕は主に4年生の算数少人数を担当していた。4年担任の講師が学級経営上悩んでいて、教務などの大人からも色々なことを言われ、苦しい思いをしていた。僕はよくその相談に乗っていた。しかしそのかいもなく、辞めることになった。教務が担任となり、僕は算数の授業を少人数ではなく一斉で授業しなければいけなくなった。成績をつける時に僕は彼女とかなり揉めた。ああ、やっぱり思い出したくもない。

 

4月から世の中は変わった。学校を支配していた教務が教頭として異動することになったからだ。僕は、4,5,6年の社会専科となった。相変わらず「軽業」認定だった。管理職は僕のことを気にかけてくれてよく声をかけてくれた。今もそうだ。ありがたいことである。4月5月は年休も取らずに頑張ることができたが、6月に蜂窩織炎という病気になり、そこから徐々に体調が悪くなっていった。僕は6月の終わりには7月上旬に病休したいと思い始めていた。

 

この時期によく聴いていたアーティストを調べてみると(アップルミュージックのリプレイで見てみると)、原マスミあがた森魚早川義夫戸川純ニール・ヤングなんかをよく聴いていたようだ。そうか、原マスミの「人間の秘密」のタイトル曲を聴いた時は確かにショックを受けたな。これは確実にノミネートだ。戸川純の「おしまい町駅ホーム」もよく聴いていた。これを聴いてよく怖くなっていたものだ。だってサビは「駅のホームに飛び込もう」みたいな歌だったもんな。早川義夫は「恥ずかしい僕の人生」で決まりだろう。タイトルを見れば分かる。早川の歌はホントのことを歌っているだけに僕にとってはキツイ。あがた森魚は「いとしの第六惑星」をよく聴いていたようだ。ニール・ヤングは「ポカホンタス」をよく聴いていた。

 

アップルミュージックを頼ると以上の5曲になる。ズラズラ並べると、

 

「人間の秘密」原マスミ

「おしまい町駅ホーム」戸川純

「恥ずかしい僕の人生」早川義夫

「いとしの第六惑星」あがた森魚

ポカホンタスニール・ヤング

 

これは・・・かなりヒドイ。気持ちがどん底だったのがよく分かる。ニール・ヤングポカホンタス」があるのだけが救いだ。でもそればっかりじゃあないはずなんだけど。というわけで過去のブログをのぞいてみよう。

 

確かに1月から原マスミを聴いているし、記事にも書いている。でも音楽に関する記事を書いてはいるが、そのアーティストを夢中になって聴いていた記憶はない。それにしても結構色々なこと(本や仕事や映画や自分史)を書いていたんだな。そして5月になってやっと今に繋がりそうなアーティストが出てきた。ブルース・スプリングスティーンだ!そうだそうだ。スプリングスティーンピート・シーガーのカヴァーアルバムとライブに痺れてたんだっけ。そして6月24日はエレキ・ギターを購入している。となると、追加はスプリングスティーンの1曲だけか。ここから少しずつ気持ちが上昇していったのかな。病休していたのに不思議だし興味深いな。今じゃあさっきの曲をよく聴いていたなんて考えられない(最近聴いてもいなかった。久しぶりに聴いたよ)。うーん、下半期が楽しみになってきたぞ。

 

 

とここまで書いたところで再びアップルミュージックが僕を襲ってきた。クラプトンだ。何気なく聴いていたら、一聴して「これは傑作だ!」と思っちゃったよ。音楽的にも忙しい1週間だったな。