hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

相変わらず節操がない

ここ2,3日は、吉井和哉岡村靖幸ムーンライダーズ等を聴いている。土日は吉井和哉に浸っていたけれど、何故か月曜日には岡村靖幸の「ぶーしゃかloop(vinyl mix)」その他の楽曲にハマっていた。やっぱり岡村ちゃんのファンクチューンはサイコーだな、とか思っちゃったりしてた。そしたら昨日からはムーンライダーズだ。これは、「カメラ=万年筆」(1980)のデラックス・エディションが発表されていることを知ったからだ。相も変わらず節操がない僕である。

 

ムーンライダーズもそんなこと(デラックス・エディションを出す)するようになったのか、と思いながら調べてみると、第1部は、オリジナルヴァージョンに付け加えて、「地下水道」(1曲目の「彼女について知っている二、三の事柄」)のダブヴァージョン、「エレファント」という曲、「ヴィデオ・ボーイ」のアコースティック・ヴァージョンが収録されている。

 

第2部は、「IZU STUDIO SESSION」と題してまだ歌詞が付く前の曲が収録されている。その他にもダブ・ヴァーションとかアウトテイクとかいろいろ入っている。「IZU STUDIO SESSION」は完成前(歌詞はまだできていない)の生々しさが満載で好きだ。

 

第3部はデモテープも収録されているが、何といっても「FM TOKYO LIVE」が9曲も収録されているのに驚いた。そうだよ、昔はラジオでライブを放送してたよな。それを録音して繰り返し聴いていたよな。今でもラジオ番組でライブ放送はしているのかなあ。この企画はいいよ。この際いろいろな人のラジオ出演した時のライブ音源は是非発掘してもらいたいものだ。

 

それにしても、である。第2部と3部を聴くと改めてムーンライダーズの演奏力の高さに気づく。歌詞が付く前の段階で「せーの」で演奏した時点でほぼオリジナル通りに演奏できているってすごいな。ライブも然りである。ほぼスタジオ盤を再現している。でもプロでも仮歌の段階では「♪タラッタラ―」とか「♪ダーダダ―」とか、まあ鼻歌って言えばいいのかな、それをやっているんだな、と思った次第である。貴重なものを聴かせてもらった。

 

 

 

 

ああ、それからこの月火で「とんかつDJアゲ太郎」という実にくだらないB級映画を観た。いや、ほんとにくだらないんだって。でもいいんだよなあ。主演の北村匠海は好きだな。最近では月9のドラマ「ナイトドクター」でいい味を出していた。俺が月9?って思うけど、そんなこと関係ないや。

 

とんかつDJアゲ太郎」は、テレビアニメ化もされた人気ギャグ漫画を映画化した作品である。渋谷の老舗とんかつ屋の息子のアゲ太郎は、キャベツの千切りばかりしているうだつの上がらない男子だった。しかし、配達に行ったクラブでDJが客を盛り上げている姿に感動し、「DJだ!」と閃く。そして自ら「とんかつDJ」と名乗り、とんかつ屋とクラブDJの両方を頑張ろうと邁進する物語だ。

 

かっこいい音楽が流れる、そしてDJの技が見られるものと思い、張り切って観たが、そういう作品ではなかった。「ガハハ」と笑いはしなかったが、いい感じでくだらなかった。週の初めは学校で心臓がドキドキしていた僕だったけれど、これを観て気分が晴れた。よかったよかった。

 

僕が初めて北村匠海を観たのは「君の膵臓をたべたい」だったと思う。濃い顔立ちの彼は、あんまり印象に残らなかった。あとは何で観たんだろう?っていうくらい印象に残らなかったが、徐々に記憶に残るようになった。若いっていいね。嫌味がなくて。

 

こんな若手じゃなくても池松壮亮なんかも好きだ。彼は31歳だけど、僕にとっては若手だ。もっというと妻夫木聡くらいでも僕にとっては若い俳優だ。彼はいくつだ?40歳か。うん、僕にとっては若手だな。この夏に観た「浅田家!」でもいい味を出していた。普段邦画はあんまり観ないけど、ここらでいろいろな作品を観るのもいいかもしれない。何といっても日本語で喋ってくれるのが嬉しい。この年になると字幕はつらいよ。