hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

夏眠日記その27(右手の速さにカメラが追い付かない!)

昨日の18時からリモート飲み会は始まった。JUNさんと4回目の飲み会だ。僕は例によって質問を用意しておいた。首都圏在住のJUNさんの近況を聞いた後、早速質問開始だ。

 

hanami(以下h)「パワーコードなんですけど、上手くいかないんですよねー。こんな簡単な動きなのに。スムーズに動かすコツってあるんですか?」

 

JUN(以下J)「パワーコードは確かに簡単な動きだけど、それだって手を動かす練習って必要なんだよ」と手を動かしながら説明してくれるJUNさん。

 

そうか。ちゃんと「手を動かす練習」が必要なのか。ユーチューブでは誰もそんなこと言ってくれなかったぞ。その言葉だけで、今日は何やら大事な言葉がザクザク出てくる予感がして嬉しくなった。この調子でどんどん質問していった。

 

h「アップとダウンのピッキングの仕方がよく分からないんですが。最終的には自分で決めるもんだとは思うんですけど。あと、スケール練習ってやっぱり必要ですかね?」

 

J「スケール練習はするのとしないのとでは大違い。運指練習は、それこそユーチューブで検索すればたくさん出てくるはずだからそれを参考にすればいい。(自分は)3つか4つのパターンを覚えていて、ギターを弾く時には最初に練習をしている。この練習をやっておくと、狙ったところの音を正確に出すことができるよ」

 

J「スポーツと一緒だよ。練習したらその分成果が出るよ。」

h「コードを弾く時も違いますか?」

J「違うね。自分のイメージ通りのところに(ピックが)当たっている感じがしてとても気持ちがいいよ」

h「ピックといえば、JUNさんに紹介してもらったピック、使い心地、いいですよね。」

J「そうそう。あれいいでしょ?」

と、話はピックの話題になり、弦の太さの話になった。今度は「スポーツと一緒だよ」という名言が出た。なるほどなー。そういうことか。いちいち腑に落ちる言葉ばかりだ。

 

そしてJUNさんに「トレモロアームは?」と聞かれた僕は、「ああー、ついてないですねー」と答えた。JUNさんは「そんなことないはずだよ。ケースの中を見てみて」と言う。2階に行き、ソフトケースをがさごそ探ると、なんとあるではないか。「これですか?」と僕。「そうそう。ブリッジに穴が空いてるでしょ?そこに入れてぐるぐる回せばいいよ」僕はその通りにしたが空回りするだけだ。六角レンチを出していろいろ試してみたが上手く入らない。結局解決しないまま終わったが、いやあ恥ずかしかったなあ。トレモロ、あったんだ。言われなかったら永遠に気づかなかったよ。

 

これはhanamiはよほどの初心者だと確信したのだろう、JUNさんは「オクターブチューニングはしてあるの?」と意味不明の言葉を発する。「何ですかそれ?」と言う僕。「基本中の基本だよ」と言うJUNさん。「ギター買った時、思いっ切り待たされましたけど関係ありますかね?」「じゃあ、その時調整してあるかもね」と軽く流してくれるJUNさん。

 

ここまでは、リモート飲み会なので、当然顔が見える位置にカメラは設置してある。しかし、トレモロをつける云々の時から自然とギターが見える位置にカメラをセットしていた。

 

そして僕は思い切って言った。

 

「『スィート・ジェーン』なんですけど。これ、どうやって音を消すというか切るのか分からないんですよ」と言って、ゲツゲツの(←分かります?)演奏?を見てもらった(恥ずかしい)。JUNさんは「ああ、『スィート・ジェーン』ね」と言い、すぐに弾き始めた。か、かっこいい。「もう少しギターが見えるように調節してくださいよ」と言い、何回も弾いてもらった。僕も弾いてみる。画面はお互いギターだけが見える状態になった。

 

まるでギター教室だ。2人して笑いながらそれでもギター教室は続く。そのうちJUNさんは、「Skypeでどのくらい同時に弾けるか試してみよう」と言った。分かったと僕が言うと「じゃあ、これを同時に弾いてみよう」とAのコードを弾き出した。僕はじっと聞いてAのコードを弾いてみた。しかしこれは上手くいかなかった。僕の方でタイミングを予想してしまって、本当に時差なく演奏できているのかははっきりしなかったのだ。YAMAHAが同時録音できるソフトを開発したと話してくれた。早くJUNさんとギターセッションをしたいものだ。

 

僕はJUNさんに「(ベンチャーズ)のテケテケテケテケをやって下さいよ」とリクエストした。JUNは、「これ?」と言いながら弾いてくれた。その時の右手の動きが速すぎてカメラが追い付いていない。「!!!」と思った僕は「もう1回!」とリクエストした。「(ザ・フーの)『ピンボールの魔術師』も弾いて下さい」。これも右手に注目だ。いやあかっこいいなあ、手首の動かし方。やっぱりカメラが右手の速さについていっていない。

 

 

 

 

うーむ・・・・まだ昨夜の衝撃が残っていて、なかなか文章に表せないのがもどかしい。

 

宴は21時半まで続いた。続きを書きたいので忘れないようにメモをしておこう。

 

 

「アンプ」「トーン」「ピックアップ」「ブリッジミュート」「ウォーク・ディス・ウェイ」「1㎜上下」「AC/DC」「ビートルズクリシェ」「反射神経」「高校時代」「レイラ」「ギタリストは間がこわい」。明日はこれについて書いてみよう。