hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

今日までよく頑張った

何と7月3日はジム・モリソンの命日だったというではないか。これは何か書かねばなるまい。

 

以前「ドアーズを真面目に聴こう」という記事を書いた。とても偏った聴き方をしているので反省してちゃんといろいろな曲を聴こうという趣旨の記事だったと思う。

 

あれからどうしたか?何もしていない。つまり未だドアーズ期はやって来ていないのだ。うーん、困ったな。もう一度改めて考えてみるか。

 

僕がドアーズの音楽に初めて触れたのは、フランシス・コッポラの「地獄の黙示録」で「ジ・エンド」が使われていたのを聴いた時だった。その後、渋谷陽一の「サウンドストリート」で「ピープル・アー・ストレンジ」を聴いて、「うわっ、こんなメロディと声を待っていたんだよ」って思った。だから最初にセカンド、次にファーストアルバムを買ったのかな。それ以来ずっとこの2枚は僕の中で燦然と輝いたままだ。

 

今一度冷静になって考えてみると、この2枚のアルバムの最後には10分を超える大作が収録されている。これは当時としては画期的だったのではないだろうか?あと他に長い曲ってあったっけ?ジミヘンやクリームの長いインプロビゼーションが入った長い曲なら思い浮かぶが、正面切って10分以上の作品を作ってアルバムに収め、しかも2曲とも大傑作なのはドアーズだけではないだろうか(「ソフト・パレード」「セレブレーション・オブ・ザ・リザード」もあるか)。

 

しかもライブを観ると1曲目が「ホエン・ザ・ミュージック・イズ・オーバー」(セカンドの最終曲)から始めるではないか(確かハリウッドボウルでのライブだったと思う)。いきなり10分以上の曲からライブを始めるバンドなんて、他にはいなかったはずだ。今もないかもしれない(ライブの1曲目に長い曲をやる、というのはその後ザ・スターリンに受け継がれた。「虫」と「ワルシャワの幻想」)。

 

そしてドアーズのカバーといったら決まって「ハートに火をつけて」ばかりだ。他にあったかなあ。「水晶の舟」や「ムーンライト・ドライブ」など素敵な楽曲もたくさんあるし、それをカバーするのも不思議ではない。ニコが「ジ・エンド」をやったくらいかなあ。よく調べればあるのかもしれない。

 

日本でドアーズのカバーと言えば何といっても遠藤ミチロウだろう。ザ・スターリンで「ハートに火をつけて」、ソロで「ハロー・アイ・ラブ・ユー」、ライブで「ブレイク・オン・スルー」をやっている。そして自身でも最後のバンドと言っていたThe End(遠藤ミチロウの苗字もかけたバンド名だ)では「ジ・エンド」をカバーしたのには驚いた。しかも日本語だ。

 

というわけで、僕は今日の放課後病院に行き、診断書をもらい、薬をもらい、再び学校へ戻り、診断書とその他の書類を提出した(疲れた)。明日から病休に入る。もしかしたらゆっくり眠ることができるようになるかもしれない。なってほしいものだ。