hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

トホホ・・・なギター練習日記

もうすぐおじいさんにもなろうかという人が新しいことを始めることは珍しいことではない。元気な人は脱サラして店を開く、とかね。僕の場合はもっとうんとスケールが小さいのだが、エレキギター練習だ。

 

僕には悪い癖がある。例えば高校受験して合格すると、もう勉強しなくてもいいと勝手に脳のどこかが思って勉強しなくなる。その結果成績が急降下する。新しいものを買うとそれだけで気分がよくなって、それをあまり使わないこともある。どうも僕には本当に必要なことから目を逸らす傾向があるようだ。だから、物事の本質を捉えられない。これは仕事でもそうだ。

 

エレキギターもそうなる可能性があることは否定できない。買って満足する、みたいな終わり方をする可能性が。しかし今回は違う、と声を大にして言いたい。そしてちゃんとやっているじゃないか、と証明したい。自分にも他人にも。せめて妻にはそこそこの演奏を聞かせたい。

 

というわけで今までの僕にしては珍しく頑張って毎日ギターを触る日々が続いている。続いているがどれくらい上達しないんだ、俺は、っていうくらい上達度数が低い。

 

僕は今「1人ブルース入門。まずはここからはじめよう!」というユーチューブ番組を師匠として練習に取り組んでいるがいやいやなかなか・・・である。

 

課題は2つある。「コードフォームをしっかり覚える」と「ミュート」である。レッスンでいったら1にもいっていない。レッスン0の段階だ。

 

「コード」と言ったってお恥ずかしい限りだが、A7とD7とE7である。6弦5フレットと4弦5フレットと3弦6フレットをそれぞれ中指薬指小指で押さえるだけだが、僕にとっては初めて覚えるコードである。その形にパッと指がいかない。前にも書いたが「どっこいしょ」なのだ。

 

その「どっこいしょ」も段々早くはなってきている。指(と脳)にまだ新しい形を覚える力が残っていることを実感する今日この頃だ。喜ばしいことだ。これは続けるともっと馴染んでくるな、とは思うことができるようになってきた。

 

次は「ミュート」だ。アコギでオープンコードをガンガン鳴らしていた僕は、親指で6弦ミュートすることしかしらない。しかしE7だと1,2,5弦をミュートしなければいけない。エレキでアンプを通して練習しているので、上手くミュートできないとうるさくて仕方がない。だからこの指でミュートするのか、とかこれくらい指を寝かせるのか、とかその時の親指の位置はどこだ、とかいろいろ試行錯誤して少しずつ「うるさい問題」も解消されつつある。

 

そうして再びユーチューブの先生(マサヤングという名前です)の押さえ方を見ると「おおっ、大体おんなじだ」と思って嬉しくなる。ほんとはちゃんと指の押さえ方を見てから練習すればいいのだが、大体分かるとすぐに練習に入ってしまうので、身につくまで他の人より遠回りするんじゃないかと思う。もっとユーチューブを上手く活用する必要があるのかな。

 

こうやってブログに書くということは、前回よりほんの少しましになっていることの証左でもある。トホホ日記が継続される限りそれは続くのだ。

 

さりげなくギターをリビングの隅(愛器が置いてあったところ)において置いたら妻に「あんなギターあったっけ?」と言われた。僕が口ごもっていると「買ったん?」とたたみかける。僕は曖昧な笑みを浮かべ肯定した。「可愛いギターだね」と言われた。

 

 

よかった。一安心だ。