hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

悪い癖

只今の時刻は午前3時である。何でパソコンに向かってんだ、という時刻である。

 

昨日、久しぶりに4年担任と話した。どうしてもクラスに入ることのできない児童がいて悩んでいた。現状を聞いて、ああでもないこうでもないと話していたのだが、勿論結論は出ない。その児童のケース研でも開けばいいのに、と思ったのでそう言ったがなかなか難しそうだった。

 

勤務時間を過ぎても話していたのは久しぶりだった。タイミングを見て帰ったのだけれど、帰る途中に、「そうだ、これをやればどうだろう」というアイディアが次から次へと湧いてきた。もうこうなると僕の悪い癖が登場する。その児童のことばかり考えてしまうのだ。

 

「明日は担任に声をかけてOKが出たらやってみよう。保健室にいるから養護教諭にも話さなきゃな。もしその児童がのってくれたらしめたものだ」などと頭がクルクルと回転してしまう。

 

眠剤を飲んだが例によっていつものように2,3時間で覚醒してしまった。その後眠ろうとするのだが1時間ごとに目が覚める。

 

というわけで気がついたらその児童のことを考えていた、というのが午前3時の今だ。これはまずい。まずいが回転は止まらない。

 

現在その児童は僕が担当する社会の時間は半泣きしながらも教室にいることができる。つまり、まあ、知らない仲ではないわけだ。だからさりげなく保健室へ行き、養護教諭とさりげなく話しながらその児童も巻き込めないかな、と思っている。ここは「さりげなく」が大事だ。

 

僕がやってみたいのは「眼球トレーニング」だ。黒目だけを動かして端にあるものを見たり、動くものを黒目で追いかけたりするトレーニングだ。それを(ほんとは毎日)することで集中力が育成されるらしい(専門的なことは分からない)。

 

最初は養護教諭に「ちょっと付き合ってくれない?」みたいな感じで「眼球トレーニング」を持ちかけ、養護教諭がしているところを児童にさりげなく見せる。そして何をやるかを児童が分かってからもう一度養護教諭にやってもらう際に、その児童に少し手伝ってもらうのだ。

 

もしそれで手伝うことができれば、「〇〇さんもやってみない?」と声をかける。無理そうならやめる。あくまでできそうならやる、無理そうならやめるというスタンスでやりたい。

 

家への帰り道にそんな場面を妄想していた。ああ、これが上手くいったら他にもこんなことができないかな、とアイディアがどんどん出てくる(さっき書いたか)。

 

保健室登校や教室に入ることができない児童にとって大切なことは少しでもいいから体(指だけでもいいから)を動かすことだと思っている。そしてちょっとした自己決定の場を設けること(「はい」だったら手を挙げるとか)。その後はちょっとした自己表現ができるともうこっちのペースでその児童と接することができる。

 

ってそんなすぐに上手くいくわけないし、時間はかかるけど。ただ、困っている児童を見るのはなかなかツラいものだし、僕はそういう児童と接するのが好きなのだ。

 

こういうことはすぐに書けるんだよなあ。ここまで20分で書いちゃったよ。でもこんなことしてると自滅するな。僕の残りエネルギーのタイマーはカチカチと着実にカウントダウンを始めているというのに。

 

気になることがあったら、そこに向かって(そこしか見ないで)突っ走るのが僕の悪い癖だ。それが僕の精神疾患の特徴だ。

 

目は完全に覚めてしまった。