hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

懐かしのタイ旅行

Somewereborntosingthebluesさんに刺激を受けたのかな、タイ旅行のことを書いてみようと思う(1回ちょこっと書いた記憶がある)。思うがところどころ覚えているはいるんだけど、時系列で思い出せない。こういう時こそ頑張って思い出してみよう。

 

タイ入国後は、バンコク→飛行機でチェンマイ→乗り合いバスでチェンライ→乗り合いバスで中国側の国境の小さな村→乗り合いバスでチェンライ→乗り合いバスでメ―サイというこれまた国境沿いの小さな町→チェンマイ経由で飛行機でバンコク、というルートだったように思う。

 

こんなこと書いてもわけが分からないよなあ。とにかく僕の海外旅行史上最高に動き回った旅行だったということを言いたいだけだ。

 

いつものように一人でタイに行こうと決めた僕だが、今回は1泊目の宿を取らずに(←向こうへ行けば何とでもなることが分かったから)飛行機のチケットだけ入手して関空からタイへ向かった。バンコクに着いた僕だが、あんまり寺院や象には興味がなかったのでどこか他のところで行こうと思い、2日目には国内線でチェンマイへ行った。国内線に乗るのは初めてのことだった。

 

いやあすごいすごい、一人で飛行機に乗ることができたよと思い隣の席を見ると、少女が日本語教本を持ってブツブツと日本語を呟いている。僕は我慢できなくなって少女に「ドゥユースタディジャパニーズ?」と話しかけてしまった。すると少女ははにかみながら「はい」と答えた。その後少しだけ日本語でお話をしていたらチェンマイについてしまった。

 

ああ、もっと話したかったなと思いながら何気なくタクシーに乗って「リーズナブルなホテルに連れて行ってちょうだい」と言うと「OK!」と調子のいい返事が返ってきた。職業を聞かれたので「小学校の教員だよ」と答えると自分も教職についていると言うではないか。何でタクシーの運ちゃんをしているんだろう、経済的な問題かなとか思っていると、「明日はどうするつもりだい?」と聞かれたので「タイの小学校を見たいんだけれど」と言うと、「OK!じゃあ連れて行ってあげるよ」と言うではないか。少し怪しみながらも値段交渉をするとまあそんなものか、という値段だったので話は決まった。「じゃあ、明日の朝ね」というアバウトな約束をしてホテルに入った。

 

次の朝は、あんまり遅くならないようにとロビーに降りたが彼はいなかった。やっぱり適当なことを言っていたんだな、と思っていると、僕の方につかつかと若い女性がやってくるではないか。「なんだなんだ」と思いながら話を聞くと、今日のガイドらしい。しかも彼の娘らしい。おいおい、だったら最初からそう言ってくれよな、僕も先生が平日に休んで大丈夫なのかな、って思っていたんだから。

 

というわけで彼女と車で出かけることになった。彼女は非常にシャイで必要最低限のことしか言わない。朝っぱらから学校にいくのも憚られたので「どこかいいとこないかな?」と聞くと、「遠い昔の人が描いた壁画があります」と答えた。僕はラスコー壁画のようなものを想像して「ぜひ連れて行ってくれ」と頼んだ。

 

 

 

これは何だかシリーズ化されそうな予感がしてきた。旅行記って書き出すと止まらなくなるんだよなあ。特にどうでもいいような細かいこと(ほんとはどうでもよくないんだけど)を書きたくなる。

 

ここはひとつ、続けてみるか。なるべく素敵なエピソードに絞って書いてみよう!