こういうのは嬉しい

ブログで書きたいネタがあり、ある程度見通しを持って書き始められる場合と、書きたいネタはあるが、どんな文章になるか見通しが持てないまま取り敢えず書いてみる場合がある。後者の場合は自然とウィキペディアに頼ることが多くなる。今日は、ネタはあるがウィキペディアにも頼れないやつだ。挑戦してみるか。

 

金曜日、僕は珍しく職員室から帰ろうとしていた。僕は昨年からの癖でいつも自分のいる学習室から直接誰にも挨拶せずに帰っていた。しかし、この日は珍しく職員の打ち合せにも出て、そのまま帰ろうとしていた。

 

すると、4年2組の担任(教員2年目)が小走りで僕のところに来た。何だろう、と思い彼女が話し出すのを待った。

 

「先生、この前の社会の授業で黒板に『しずかにしましょう』と書いてありましたね。社会の授業は、そんなにうるさいんですか?」と彼女は言った。

 

僕は、「いや、4月初めよりやりやすくなっているよ。最初は俺が1回喋るごとにザワザワ私語が始まって大変だったけど。この前の(板書)はあの時間で初めてそういう私語が出たんで黒板に書いたんだよ」と答えた。

 

「そうだったんですか。どうですかね。今の2組」と彼女は続けて聞くので僕も答えた。

 

「やりやすさから言ったら2組の方がやりやすいかな。先生が喋るごとに私語が始まることが少なくなったという点で。それは〇〇先生が日頃から声かけしているからだと思うよ。それよりも号令をかけてもちゃんと起立していない子がいると、きつい調子で注意する子がいてなかなか号令が終わらないっていう、そっちの方が気になるな。」

 

「そうなんですよね~」と彼女。

 

「だから、黒板に『しずかにしましょう』と書いた前には、俺、(黒板に)ギザギザマークと♡マークを書いたもん。『今の言い方はこっち(ギザギザマーク)の方だったね。チクチク言葉だったよ。♡マークのフワフワ言葉を使えるといいね。でも心の中が全部♡っていう人はなかなかいないよね(だからこそ、♡マークのフワフワ言葉を使っていきたいね)』っていう話をしたよ」

 

「今は特に授業で生徒指導していく時期、「勉強の仕方」を勉強する時期でもあるって思っているんだ。あの時は『しずかにしましょう』って言うんじゃなくて黒板を見て子どもに気づかせることも一つの手法かな、と思いながら書いたんだよ。それに2組は話を聞くことに関しては、『体で聞く』子がある程度いるよね。あれなんかも先生の指導が生きているからだと思うよ。ゴールデンウイークを前にいい感じで終われたんじゃないかな」と言った。

 

彼女は安心したように「ありがとうございました。また教えて下さい」と言って戻っていった。

 

こういう風に質問しに来るところ、いいなぁ、嬉しいなぁ、と思い帰路に着いたが、ある不吉なことに思い至った。

 

もしかしたら、僕が「軽業」をするほど体調が悪くて、そんな先生に無理はかけられないと思い、「自分のクラスはhanami先生に迷惑をかけていないか」心配になり聞きに来たのだろうか。もっと言えば、僕は憐れまれていたのだろうか。

 

もしそうなら、ちょっと嫌だな。でも何にしてもこれからは放課後はなるべく職員室にいて、彼女が聞きたい、言いたい時に備えようかな、と思った。ほんとは自分のベースである学習室に来てもらうことが一番なんだけどね。

 

 

あ~、書きたい気持ちがあれば、何とか書くことができるもんだな。うん。