hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

高野寛とミヤは印象がかぶる(少し)

何の拍子だろうか。高野寛のことを思い出してしまった。

 

高野寛トッド・ラングレンがかつて目をつけた(それとも高野寛の方からアプローチしたのかな?)アーティスト。彼についてはデビューアルバムからしばらくは聴いていた。確かミニコンサートにも出向いたことがある。

 

そうそう、彼はミヤ(宮沢和史)と印象がかぶるっていうことを書きたかったのだ。共通点は「誠実」で「真面目」なところ。きっと二人ともそうなんじゃないかな。「誠実」で「真面目」なんて山羊座のA型の性格診断でもあるまいし(僕は山羊座のA型だ。ああ嫌だ)とも思うが、彼らの創り出す音楽からはそんな匂いがする(クスリの匂いは一切しない)。

 

そうだ、今思い出した。ミヤのソロプロジェクト「ガンガ・ズンバ」に高野寛は参加していたじゃないか。うーん、ミヤは何をもってして彼を選んだのだろう。かなり、ブラジリアンな匂いが強いプロジェクトだったと思うが。

 

その後も高野寛は、いろいろなプロジェクトに参加している。清志郎とも親交があったはずだ。細野晴臣高橋幸宏とも何かやっていたような気がする。こういうサイドマン的な立ち位置で演奏している彼はとても楽しそうだし、頼りになりそうだ。観ている方も高野寛が参加しているのか、じゃあOKだな、なんて思ってしまう。あの真っ直ぐなロングの髪の毛を見ると安心する。

 

でも、調べてみるとコンスタントに自身のアルバムも発表してるようだ。しかし決して表には出てこない印象が強い。ここがミヤとは違うかな。ミヤはザ・ブームの「フェイスレスマン」の頃から本格的に(一瞬だったけど)ロックスターになろうとしていた、と思われる。高野寛はそんなこと、これっぽっちも思っていなかったはずだ。

 

僕が聴く高野寛はやはりデビューアルバム、セカンドアルバムかな。一般的には「ベステンダンク」が一番なのかな、有名なのは。

 

デビューアルバム「HULLO HULLOA」(高橋幸宏プロデュース)の1曲目「See You Again」を聴くと甘酸っぱい気持ちになってしまう。僕の心のほんの片隅にもこんな綺麗な曲に反応する場所があるんだと思ってしまう。2枚目「RING」も安定した正統派ポップミュージック真面目版である。そして一番は「虹の都へ」だな。

 

調べてみると「虹の都へ」は1990年2月7日発売で、「ベステン ダンク」は同年10月3日発売だ。この頃が一番コマーシャリズムにも乗っていた時期なのかな。テレビにも積極的に出演していた。NHKの若者向け番組のMCもやっていたぞ。確か。

 

いい歳のとり方、活動をしていると思う。やはり「誠実」で「真面目」な人は、相当の評価を受けるものなのかな(僕にも分けてほしい)。