hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

日本一のほうれい線だよ、吉井和哉

11月3日文化の日18:00から東京ドームでザ・イエロー・モンキーのコンサートが始まった。WOWOWで生中継されているこのコンサートを観ながら僕は今この記事を書いている。←もう大分前になるな。今日はもう11月21日だよ

 

僕は無精者で、ほとんど生中継というものを観ないのだが、なかなか楽しいものである。大事なことはリラックスすることであると分かった。何もずっと正座して観なければいけないことなんてないのだ、途中でトイレに行ってもいいのだと今さらのように思った。

 

それにしても「球根」はいい曲だ。シンプルでも大げさでもどんなアレンジでも素晴らしい。今日の「球根」は大げさバージョンだった。

 

そして吉井和哉は声がよく出ている。大分前のインタビューで「煙草をやめてからより高い音域が出るようになった」と言っていた。その通りで、以後発表されるアルバムで「これ歌いたいな」と思う曲は高すぎて歌えない曲がほとんどだった。

 

それにしても今のこの状況で東京ドームをやるのは相当なリスクだったろうな(1万9千人入れたらしい)。僕はそれでも実現した、実現できたザ・イエロー・モンキーに心から敬意を表したい(子ども達にザ・イエロー・モンキーのことを話すと「誰それ?」と言われた)。

 

しかし、歳をとるとライブの時間が長くなるのかな?やりたくて仕方がなくなるのだろうか?己の全てを出し切りたいのか?長時間ライブを客やスポンサーが求めるのか?結構そういうアーティスト、いますよね。こうなると客も体力勝負である。腰を据えてライブに参加しなければならない。

 

それにしてもあの歳でまだロックスターを演じる吉井和哉はエライ。ほうれい線だけではなく、口元がおじいちゃんみたいになっていたぞ。でも僕は彼のそんな顔が大好きだ。彼は青年時代、デビッド・ボウイになりたいと思っていたらしい。そしてバンドを組んで、解散させてソロ活動を経て彼は再びバンドに戻ってきた。

 

もう一度ソロをする時があったら吉井和哉は凄い作品を創るに違いないと思い込んでいる僕はザ・イエロー・モンキーのことが嫌いじゃないんだよ。嫌いじゃないけど「やりたくなったらいつでもソロやって、また戻って来いよ」とメンバーには言ってほしいと僕は思っている。ボウイも自由だったじゃないか。

 

見た目はおじいちゃんに近づいてもいいけど心はまだまだおじいちゃんにはならないでおくれよ。という僕の思いを一蹴するかのように吉井和哉は全力で歌っていた。

 

 

 

とか言っているうちにコロナ第3波になってしまった。とにもかくにもコンサートが実施されてよかった。