ミチロウの遺書

昨年の4月25日に、遠藤ミチロウは亡くなった。

久しぶりにホームページに訪れると、ミチロウの遺書が公開されていた。以下全文を引用させていただく。

 

お世話になった皆様へ

遠藤ミチロウがここまで歌ってこれたのも、みんなの支援と優しさのおかげです。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
もっともっといい歌をいっぱい作って、歌いまくりたかったのですが、それもかなわぬことになってしまったのは、どうしようもない運命です。残念です。
さようなら。

                                                                          2018年10月20日  遠藤道郎


朧げな記憶によると、2018年夏に体調を崩し、検査したら膵臓がんだったことが判明。その後手術を受けて、静養していたが、2019年春に亡くなった、という経緯だったように思う(間違っていたらごめんなさい)。

 

この遺書は、手術前に書いたものだろうか。シンプルだが嘘偽りのない言葉が並んでいる。後半の「もっともっといい歌をいっぱい作って、歌いまくりたかった」という言葉は泣ける。ミチロウは体が動くギリギリまで歌いまくっていた。立って歌うことができなくなっても、松葉杖が必要になるほど動けなくなっていても、ステージでは歌いまくっていた。

そして、「それもかなわぬことになった」とこの時点で思っていたのだろう。これが運命だと受け入れつつ残念だと綴っている。無念だったと思う。

 

令和になってから(5月になってから)発表されたミチロウの死は僕の身にはこたえた。今もミチロウ不在を感じながら生きている。