hanami1294のブログ

現在休職中の小学校教員のつぶやきです(只今復職中)。

ブームタウン・ラッツがやって来た!

 中3~高1にかけては、クラッシュ、エルビス・コステロブームタウン・ラッツなんかのブリティッシュ方面のパンクやニューウェーブを好んで聴いていた。一番はコステロ、二番はブームタウン・ラッツだった。どちらも声が、歌い方が気に入った。英国特有なのかな?鼻にかかった声としゃくり上げるような歌い方(バディ・ホリーの影響大)が最高にかっこよく聴こえた。歌詞は「哀愁のマンデイ」以外あまり知らなかった。

 

 高2、高3はもう少し暗いやつ、例えばジョイ・デヴィジョンやキャバレー・ボルテール等を聴いていた。「アヴァンギャルド・ミュージック」と呼ばれるようなものに惹かれていた。まぁ暗い高校生が小難しい音楽を聴いてエラソーにしていたわけだ。ブームタウン・ラッツエルビス・コステロからはだいぶ遠く離れていた。しかし高2の時だったと思うが、ある日ブームタウン・ラッツが僕らの住む地方にやって来る、というニュースを聞いた。その時は周りの友達とともに狂喜したものだ。ブームタウン・ラッツだぞ。ボブ・ゲルドフが見られるんだ。「哀愁のマンデイ」を聴くことができる。今聴いている暗い音楽はとにかく置いておいてコンサート行かねば。こんな風に地方都市もマメに回ってくれた外タレは当時結構いた。 

 

 当日は友だち4人くらいで行ったのかな。ライブの内容はよく覚えていないが、ボブ・ゲルドフが左利きだったということはよく覚えている。コンサートも楽しかったがそれよりも僕にとって重要だったのは、小学校5年から中学校2年まで仲良くしていた友だちが一緒に行ったことだった。中2の途中で絶交状態になった彼を意識しながらライブを見ていたたように思う。そして、ライブが終わった帰り道にみんなで感想を話していると、突然彼の方から話しかけてきたのだった。僕は彼と同じようにさりげなく答えた。心の中はドキドキだったけど嬉しかった。青春だなぁ。