プリンスは、ライブアルバム「Indigo nights/live sessions」での「Alphabet St.」の間奏で「メイシオ!カモン!」と言ってメイシオ・パーカーにソロをとるよう促している。あの「殿下」と呼ばれていたプリンスがそれはそれは嬉しそうに。
メイシオとはあのメイシオ・パーカーだ。ジェームス・ブラウン率いるJB’Sのメンバーであり、ジョージ・クリントンとも共演した彼はファンクミュージックのど真ん中で凄いサックスプレイを披露し、多くのミュージシャンから尊敬されていた。そんな彼がプリンスとも共演した。プリンスにとっては超憧れの人だったはずだ。そのメイシオに向かって、(もう一度書くが)「メイシオ!カモン!」ときたもんだ。メイシオも懐の深い人なのだろう、渾身のソロを聴かせてくれる。こころなしかプリンスもJB風な歌い方だ。
岡村ちゃんも可愛いが、嬉しそうに叫ぶプリンスもまた可愛い。